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【日帰り登山】栗駒山これが日本一の紅葉|難易度別ルートと各種情報をご紹介

【日帰り登山】栗駒山これが日本一の紅葉|難易度別ルートと各種情報をご紹介

栗駒山は、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる日本二百名山|花の百名山に選定されている山で、東北では秋田駒ヶ岳とともに、「百名山に入れるべきだったかもしれない」と深田久弥も著書のあとがきで述べたほどの名峰です。

複数ある登山コースと高山植物で、初心者・上級者問わず誰もが楽しめる栗駒山の極めつけは、「神の絨毯」と呼ばれる日本一の紅葉。山頂から山麓まで染まる「全山紅葉」という圧巻の景色は、見るものを圧倒します。

この記事では、栗駒山の魅力を堪能する6つの登山コースと登山口へのアクセス方法、代表的な温泉・観光スポットを厳選してご紹介します。

栗駒山とはどんな山なのか?その魅力とは…

三県にまたがる栗駒山は円錐状の裾野をもつコニーデ火山で、直近の火山活動は1774年と1944年に記録されており、宮城では駒ヶ岳、岩手では須川岳、秋田では大日岳というように県によって呼び名が変わります。

また、栗駒国定公園の特別保護区、および栗駒山・栃ヶ森山周辺森林生態保護地区に指定され、原生的な自然が保護されている山です。

春、南東の斜面に出現する天馬の雪形と古くから馬の名産地であったことと合わせ、宮城県栗原郡の一字をとって栗駒山となりました。

さぁ、今回は栗駒山の魅力を深堀りしてみましょう!

山の名前栗駒山
エリア東北|宮城・岩手・秋田
山域奥羽山脈中部
標高1626m
詳細情報栗駒山の地図・天気
てんくら

魅力①:栗駒山は豊富な登山ルートで初心者から上級者まで楽しめる

栗駒山には9つの登山道があり、すべてのコースで日帰り登山が可能。ちょっとした散歩気分で歩けるコースや、片道9Km以上にもなる上級者向けの本格的な登山コースもありバラエティに富んでいます。

宮城県からは最も多い6つの登山コース、岩手県からは2つ、そして秋田県からは唯一、しろがね草原を2時間ほど歩く人気のコースがあります。

山頂からの眺望は、鳥海山、月山、蔵王連峰、秋田駒ヶ岳、岩手山、早池峰山など全方位を見渡すことができ、天候に恵まれれば遠く太平洋まで望むことができます。

魅力②:栗駒山は高山植物の宝庫

出典:じゃらんnet 世界谷地

東北地方では早池峰や秋田駒ヶ岳と並び高山植物が咲き誇る花の楽園。ニッコウキスゲが咲く世界谷地原生花園は小さな尾瀬ケ原とも呼ばれています。

そのほかにはキンコウカ・ミツガシワなどが咲く名残が原、ミズバショウやワタスゲが咲く龍泉が原、イワカガミやタテヤマリンドウなどが咲くしろがね草原などの高層湿原はまさに雲上の楽園です。

魅力③:栗駒山は何といっても「神の絨毯」と称され全山が紅葉する秋

9月中旬。山頂付近から色づきはじめ次第に山腹~山麓へと広がりながらゆっくり降りてくる「神の絨毯」は、10月中旬に最盛期を迎え全山を染めつくす。

日本一とも称されるその光景はまさに圧巻のひと言。代表する紅葉スポットのひとつ「いわかがみ平」は、いわかがみ平登山口からの中央コースを登ると見ることができます。

ブナ・ミズナラ・カエデ・ドウダンなどが共演する赤、黄色、橙色、緑のグラデーションは一生に一度は見たい、一度見たら忘れられないほどの絶景。

見頃はズバリ、9月下旬から10月上旬です!

栗駒山の難易度別ルートをご紹介

①中央(ちゅうおう)コース『宮城県側』

全コースのうち最短距離で山頂を踏める登山コース。石畳等で整備された道は幅も広く危険個所も少ないため、登山初心者には最適なコースです。

低学年の小学生や行楽で登る人もよく利用するため、新緑や紅葉の時期には混雑しますが、雄大な景色を気軽に楽しめる人気のコースになっています。

登山口/下山口いわかがみ平登山口
最適日数日帰り
行動時間2時間47分(休憩23分)
距離5.6Km
累積標高上り513m
下り499m
難易度/体力★☆☆☆☆/★☆☆☆☆
登山ポスト有り 栗駒レストハウス前
  • いわかがみ平登山口 7:21→8:36 栗駒山(須川岳) 上りタイム 1時間14分
  • 栗駒山(須川岳)9:07→10:09 いわかがみ平登山口 下りタイム 1時間2分


栗駒レストハウス前に登山届のポストがありますので提出しておきましょう。コースの前半は低木帯が続く為ためあまり視界はよくありませんが、小ピーク(1,408m)に近づくと視界が開けてきます。

中央・東栗駒分岐からは丸太が敷かれた道になり、山頂直下のわずかな急登を登り切れば立派な標柱の建つ広い山頂に到着です。少し北側には一等三角点も設置されています。

②東栗駒(ひがしくりこま)コース『宮城県側』

短距離ながらも、高山の雰囲気と沢登りなど登山の楽しさが詰まった魅力あるコースです。

登山口/下山口いわかがみ平
最適日数日帰り
行動時間3時間51分(休憩21分)
距離6.9Km
累積標高のぼり538m
くだり536m
難易度/体力★☆☆☆☆/★☆☆☆☆
登山ポスト有り 栗駒レストハウス前
  • いわかがみ平 11:17 東栗駒コース入口 11:17→11:18 いわかがみ平避難小屋 11:19→12:40 東栗駒山 12:48→13:38 栗駒山(須川岳) のぼりタイム 2時間13分
    栗駒山(須川岳)14:03→15:08 東栗駒コース入口 15:08 いわかがみ平避難小屋 くだりタイム 1時間5分


中央コースと同じ「いわかがみ平」からスタートし、坂の途中から東栗駒登山口へ入ります。栗駒レストハウス前に登山ポストが設置されていますので登山届を提出します。



岩場やハシゴ場など、手を使って進む前半は低木帯を進むため視界は開けませんが、スタートから約40分もすると水の音が聞こえ、約100mの新湯沢の沢登りにかかります。


新湯沢から急登を越え視界が開けると、そこには気持ちのよい草原が広がっておりここから稜線歩きが始まります。ここは、常に強風が吹いている場所ですから注意しながら歩きましょう。体温の低下にも注意です。

東栗駒山山頂や稜線から見る栗駒山はもっとも雄大な景色。栗駒山山頂直下で中央コースと合流し山頂へと到達します。

蔵王連峰・月山・鳥海山・早池峰山・秋田駒ヶ岳などの眺望を楽しみ、帰りは中央コースを通り下山します

③表掛(おもてがけ)御沢コース『宮城県側』

古くから信仰の山として崇められた、栗駒山の最も古い登山道の一つであり最も危険な登山道です。初心者・初級者は、十分な経験を積んだ中上級者との同行以外はおすすめできません。

登山口表掛登山口(旧いこいの村跡地手前 表掛登山口駐車場)
下山口いわかがみ平
最適日数日帰り
行動時間7時間20分
距離10.4Km
累積標高のぼり903m
くだり573m
難易度/体力★★★☆☆/★★★☆☆
登山ポスト有り 表掛登山口駐車場
  • 御沢コース登山口(旧いこいの村跡地駐車場)5:47→12:13 栗駒山(須川岳) のぼりタイム6時間25分
  • 栗駒山(須川岳)12:22→13:08 いわかがみ平 くだりタイム 46分

旧いこいの村跡地の手前、御沢コース登山口からスタート。登山届は表掛登山口駐車場にあるポストへ投函します。

最初は平坦な森林歩きですが、その後は約1.5Kmにわたる沢(渓流)を遡行します。人の背丈ほどもある大きな岩がごろごろしている沢を、飛び跳ねながら登らなければならないことから石飛八里(いしとびはちり)と呼ばれます。


険しい岩登りは、この栗駒山の登山道ではもっとも危険な「はしご滝」がピークとなります。滑りやすい急斜面なので滑落に注意です。

はしご滝

ここを過ぎ小さな沢を登っていけば、表掛・大地森分岐から御室に出ます。駒形根神社の奥の院とされ、9月まで雪渓が残る御室は、春夏秋の高山植物を同時に見れる花の名所となるところです。

虚空蔵十字路を過ぎて天狗平へ。このあたりから眺めの良い稜線歩きになり、栗駒山山頂までは約20分ほどです。

下山は中央コースをいわかがみ平へと下ります。

④裏掛(うらがけ)新湯コース『宮城県側』

表掛コース同様、山岳信仰に使われた最も古い登山コースの一つとなっており、かつては駒の湯温泉を起点としていました。初心者の単独行はおすすめしません、経験を積まれた方との同行を推奨します。

登山口裏掛登山口(旧いこいの村跡地 裏掛登山口駐車場)
下山口いわかがみ平
最適日数日帰り
行動時間5時間17分
距離9.2Km
累積標高のぼり896m
くだり616m
難易度/体力★★★☆☆/★★★☆☆
登山ポスト有り 表掛登山口駐車場
  • 御沢コース登山口(旧いこいの村跡地駐車場)8:02→11:31 栗駒山(須川岳) のぼりタイム3時間29
  • 栗駒山(須川岳) 11:38→13:16 東栗駒コース入口13:16いわかがみ平避難小屋 くだりタイム 1時間38分

旧いこいの村跡地、裏掛コース登山口からの入山。登山届は表掛登山口駐車場にあるポストに投函します。

新湯の温泉が流れる沢を渡渉し、やや急登な樹林帯を進むと視界は開けてきます。ドソウ沢の源流部一つ目の稜線を越えると岩手・宮城内陸地震で土石流を発生させた爪痕を見ることができます。

内陸地震による崩落


裏掛コースは笊森コースと合流し東栗駒コースに向かいます。右手に笊森と笊森避難小屋が見えます。とても雰囲気のいい山小屋です。

このあたりから紅葉の時期には、見渡す限り赤や黄色、色とりどりの絨毯が広がります。

磐井川源流の沢沿いに進むと東栗駒・裏掛の分岐、中央・東栗駒の分岐を経由して山頂に到達です。

下山は中央コースをいわかがみ平へ向けて下ります。

⑤天馬尾根(てんまおね)コース『秋田県側』

整備されている登山道ですが距離が長く稜線は風が強いため、防風と防寒の対策は必須です。

登山口秣岳天馬尾根登山口
下山口須川高原温泉登山口
最適日数日帰り
行動時間7時間29分(休憩1時間34分)
距離13.1Km
累積標高のぼり867m
くだり867m
難易度/体力★★☆☆☆/★★☆☆☆
登山ポスト須川ビジターセンター内
  • 須川高原温泉登山口 7:55→8:41 秣岳登山口 8:50→9:57 秣岳 10:13→13:11 栗駒山(須川岳) のぼりタイム 4時間51分
  • 栗駒山(須川岳)13:22→15:20 須川高原温泉登山口 くだりタイム1時間58分


秣岳天馬尾根登山口には、路肩に数台分駐車できるスペースがあるだけです。駐車場を利用するときは、約1Km離れた須川湖駐車場か約3Km離れた須川高原温泉駐車場を利用します。

登山届は須川ビジターセンター内に提出しましょう。

今回は、須川高原温泉駐車場に車を置いて秣岳天馬尾根登山口よりの入山。駐車場から約3Km、アスファルトの車道を歩いて登山口へ。

ブナの樹林帯を進み急登を登りきると秣岳(まぐさだけ)「1,424m」に到着です。山頂からは須川湖や須川温泉、栗駒山に続く天馬尾根が見渡せます。

秣岳から続く天馬尾根は、展望の良い縦走気分を味わえるところです。高層湿原の『しろがね草原」はこのコースの見どころの一つで高山植物の宝庫、花の百名山の所以です。

木道は2つ。2つ目の木道の休憩ポイントから振り返ると、誰が呼んだか「東北のモンサンミッシェル」の風景が。フランスの観光地と同じアングルで見えることからそう呼ばれ始めました。

しろがね草原


低灌木帯を登り切れば展望岩頭という岸壁。鳥海山・月山・神室連峰・天馬尾根・龍泉ヶ原・昭和湖・焼石連峰など、雄大な景色と高山植物が咲き乱れる場所です。

展望岩頭から10分ほどで、須川・湯浜・大地森・御沢コースとの分岐点になる天狗平です。ここからは眺望もよく栗駒山までは気持ちのいい稜線歩きとなります。

山頂からの下山は産沼コース(自然観察路)を使います。このルートも紅葉の時期であれば、眼下に見事な絨毯を見ながら下ることができます。

産沼を過ぎたら徒渉が一部、その後は樹林帯を抜け苔花台(たいかだい)の分岐から須川高原温泉登山口へと至ります。

⑥自然観察路『岩手県側』

宮城県側の中央コースと人気を二分する岩手県側の登山コースです。登山道はよく整備されているため、初級者にもよく利用されている登山道です。

登山口須川高原温泉登山口
下山口須川高原温泉登山口
最適日数日帰り
行動時間5時間55分
距離9.6Km
累積標高のぼり662m
くだり662m
難易度/体力★☆☆☆☆/★☆☆☆☆
登山ポスト有り 須川ビジターセンター内
  • 須川高原温泉駐車場 8:03→8:14 須川高原温泉登山口 8:18→8:38 名残ヶ原 8:48→10:55 栗駒山(須川岳)のぼりタイム 2時間38分
  • 栗駒山(須川岳) 12:05→13:24 名残ヶ原 13:32→13:45 須川高原温泉登山口 13:47→13:56 須川高原温泉 13:56→13:58 須川高原温泉駐車場 くだりタイム 1時間34分

乳白色の硫黄泉と豊富な湯量で人気の高い、須川高原温泉わきの登山口からです。観光客に合わせ遊歩道も整備されています。登山届は須川ビジターセンター内へ提出しましょう。

苔花台分岐まで約20分。最初は歩きやすい舗装路で、木造の建物は須川名物のおいらん風呂(蒸し風呂)を過ぎます。

灌木帯を抜けると名残ヶ原の展望台に出て鳥海山・焼石連峰が見渡せます。ここは春から秋にかけて高山植物が咲き誇り、特に秋の紅葉時期では観光客と登山客で大変混雑するところです。

名残ヶ原

少し下り、沢を渡ると名残ヶ原の入り口。木道を歩きますが紅葉の最盛期は観光客もいるため渋滞することもあります。

名残ヶ原を過ぎれば登山道らしい道になります。苔花台分岐からゼッタ沢を渡り苔花台へ。夏はワタスゲが、秋は紅葉のすばらしい景色を見せてくれるところです。

降雨後は泥濘になる箇所が多い登山道です、注意して進みましょう。三途の川を渡渉し急登を登ると剣岳(旧噴火口)が見えてきます。

産沼を過ぎ分岐を右、山頂方面へ。よく整備された登山道を歩けば栗駒山山頂まではあと少しです。山頂では大パノラマを堪能しましょう。

栗駒山山頂から

⑦大地森(だいちもり)コース

登山口は世界谷地で山頂まで9Kmのロングコース、中級者以上。世界谷地のニッコウキスゲは全国的に有名。大地森周辺にはクマが多数生息しています。

⑧湯浜(ゆばま)コース

登山口は湯浜温泉入口で片道8.8Kmのロングコース、中級者以上。全体的に勾配はゆるく整備も行き届いており危険個所もほとんどありません。

⑨須川温泉コース

昭和湖付近の火山ガス濃度が高く危険度が高いため、現在「苔花台~天狗平」が立入禁止となっています。令和5年7月28日から、一時的に昭和湖まで通行できるようになりましたが、令和5年10月13日からは再度「苔花台~天狗平」が立入禁止区間となります。

栗駒山登山口の駐車場と各種情報

イワカガミ平駐車場

中央コース・東栗駒コースはこの駐車場を利用します。

収容台数100台
駐車料金無料
トイレ有り
標高1113m
水場有り
登山届有り 栗駒レストハウス前

マイカーでアクセス

  • 東北道若柳金城ICから県道4号線⇒国道457号線を経て県道42号線 38Km、1時間

混雑時、特に秋の紅葉シーズンには大渋滞となるおそれがあります。この時期には交通規制がかかり、「いこいの村跡地駐車場」を臨時駐車場として、いわかがみ平駐車場⇒旧いこいの村跡地駐車場間をシャトルバスが運行しています。

  • 交通規制期間 令和5年9月22日17時~令和5年10月15日17時
  • 交通規制時間 24時間規制

シャトルバス情報

運行期間令和5年9月23日~令和5年10月15日
運行区間いこいの村跡地駐車場⇔イワカガミ平
運行時間5時~15時(上り下り、午後3時発が最終便)
乗車時間約20分
駐車協力金(往復)1人につき 500円
マイクロバス・中型バス 1台 3,000円
大型バス 1台 5,000円

電車でアクセス

  • 東北新幹線くりこま高原駅下車|タクシーまたはレンタカーで国道457号線⇒県道42号線 43Km、1時間10分

旧いこいの村跡地駐車場/表掛登山口駐車場/裏掛登山口駐車場

表掛コース・裏掛コースはこの駐車場を利用します。

収容台数旧いこいの村跡地駐車場 540台/表掛駐車場 60台/裏掛駐車場 70台
大型車 15台
駐車料金無料
トイレ仮設トイレ有り
標高820m
水場無し
登山届旧いこいの村跡地駐車場の手前、表掛登山口駐車場にあります

マイカーでアクセス

  • 東北道一関ICから国道457号線⇒県道42号線 35Km、45分

電車でアクセス

  • 東北新幹線くりこま高原駅下車|タクシーまたはレンタカーで国道457号線⇒県道42号線 39Km、1時間

須川湖駐車場

秣岳天馬尾根コースはこの駐車場を利用します。登山口までは約1Km車道を歩きます。近くにはイワカガミ湿原があり散策に最適です。

収容台数20台
駐車料金無料
トイレ有り
標高1,060m
水場無し
登山届須川ビジターセンター内
TEL 0191-21-8413

マイカーでアクセス

  • 東北道一関IC⇒国道342号線 45Km、1時間20分

電車でアクセス

  • 東北新幹線 一関駅下車|タクシーまたはレンタカーで国道342号線 45Km 1時間20分
  • 一関駅から須川高原温泉(岩手県交通路線バス)94分 一日2便

須川高原温泉駐車場

須川コース(現在立入禁止規制中)・自然観察路はこの駐車場を利用します。秣岳天馬尾コース根登山口までは車道を約3Km歩きます。

収容台数250台
駐車料金無料
トイレ有り
標高1,117m
水場有り
登山届須川ビジターセンター内
TEL 0191-21-8413

マイカーでアクセス

  • 東北道一関IC⇒国道342号線、46Km・1時間20分

電車でアクセス

  • 東北新幹線 一関駅下車|タクシーまたはレンタカーで国道342号線~46Km 1時間20分
  • 一関駅から須川高原温泉(岩手県交通路線バス)94分 一日2便

栗駒山のQ&A

Q:登山ルートの立入禁止区間は?

須川コース登山道は、昭和湖付近の火山ガス(硫化水素ガス)濃度が高く危険であるため、苔花台(たいかだい)~天狗平(てんぐたいら)の区間を立入禁止としていました。

 この度、火山ガス濃度が低下したことが確認されたため、令和5年7月28日~令和5年10月12日の期間において、立入禁止区間を「苔花台~天狗平」から「昭和湖~天狗平」に変更します。(山頂までは行けません。)詳細は添付ファイルをご確認ください。

 令和5年10月13日以降は、火山ガス濃度の観測ができないため、再度「苔花台~天狗平が立入禁止」に変更します。令和6年の立入禁止規制については、火山ガス濃度の観測状況、融雪の状況を考慮して決定します。

 なお、産沼コースについては、これまで通り山頂まで通行可能です。

引用:岩手県庁ホームページ
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/shizen/shizen/oshirase/1066548/1058769.html

▼こちらからご確認ください
須川コース立入禁止区間
火山活動の状況  気象庁

栗駒山周辺の山旅スポット

須川温泉 栗駒山荘

標高1,100mの絶景。大パノラマ露天風呂から眺める燃えるような紅葉と、乳白の濁り湯に体を預ければ山行の疲れも吹き飛びます。

強酸性のみょうばん緑ばん泉は毎分6000リットルという国内屈指の湯量を誇り、万病に効く「仙人温泉」とも呼ばれます。

出典:須川温泉 栗駒山荘
利用時間10:00~16:30(最終受付16:00)
入浴料金大人800円(1回入浴)
小学生450円(1回入浴)
TEL0182-47-5111

須川高原温泉

溢れる温泉。毎分6000リットルの豊富な湯は、あちこちの地肌から噴き出し排水溝にまで惜しげもなく流れていきます。

出典:楽天トラベル

また、宿の裏山にある蒸し湯「おいらん風呂」は、小屋にムシロを敷いて患部に噴気をあてる湯治が今も続いています。

蒸し風呂(おいらん風呂)
出典:須川高原温泉 大日湯
利用時間露天風呂(大日湯)6:00~21:00
蒸し風呂(おいらん風呂)5:00~17:00
大浴場(須川の湯)9:00~16:00
中浴場(霊泉の湯)9:00~16:00 
*入浴はいずれか1回のみ 
入浴料金露天風呂・大浴場・中浴場 大人700円 小学生350円
蒸し風呂 無料(但し、ゴザとビニールを500円で購入する)
TEL0191-23-9337

小安狭大噴湯

秋田湯沢市の小安狭温泉にある大噴湯で、98度の熱湯と蒸気が激しく噴き出す光景が圧巻です。

小安狭をまたぐ赤いアーチ状の橋、河原湯橋は、高低差60mのV字峡谷を見下ろせる絶景ポイント。

多くの観光客や写真家が新緑や紅葉をカメラに収めようと訪れます。

出典:じゃらんnet
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