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登山の燃料 お湯を作る・ガス缶の数・軽量化

登山の燃料 お湯を作る・ガス缶の数・軽量化

僕の山ごはんは、縦走などの登山では、お湯を作るだけで食事をする事のできるフリーズドライが多く、源流で焚火を作れるようなシーンでは宴会モードに入るので、魚や食材を使って食事やお酒を楽しむというスタイルです。

今回はお湯を作るという点において、シーンやシチュエーションの違いで持ち歩いているクッカーと燃料のお話をしたいと思います。

お湯を作るために持ち歩く燃料

ガス缶

燃料はガス、固形燃料、アルコールの3種類を使い分けています。出来るだけ装備を軽く、荷物の嵩張りを抑えたいので、季節が穏やかで暖かな時期には、軽量で済む燃料を選んでます。

例えばアルコール燃料は厳冬期では心配なので、そういう時はガスに変えるなど考えています。

ガスを燃料として持ち歩く際の考え方

BRSストーブ

バックカントリースキーに出かける際の燃料は、山ごはんを作る為にではなく、エマージェンシーキットの1つとして考えているので、出来るだけ軽いものにしています。ストーブは、なんと25グラムという驚異の軽さを誇るBRSという中国で作られているチタン合金のものを使っています。

友人がアマゾンで見つけて、軽さとコンパクト性が気になって買ってみたのですが結構いいです。でもレギュレーターが無い分、燃料の減りが早い気がしています。

だから縦走など1泊以上で山を楽しむ時は、ガス燃料の減りが気になるので持ち歩きません。3シーズンで1泊となると今度はガスではなく、固形燃料やアルコールの出番が多くなります。

2泊以上だと日数が長くなる分、液体燃料だと重量が嵩んじゃうのでバカバカしく、そうすると火力の強いガスは安心なので、ガスストーブの出番が多いです。

ガス缶は幾つ持っていく?

ガスストーブ

例えば縦走で5泊6日山に入るとします。そんな時みなさんはガス缶を幾つもっていきますか?

小さいガス缶を持っていて、予備燃料をガス缶にしようか?固形燃料にしようかって迷う事ってあると思うのです。そんな時、僕は迷わずジェットボイルとガス缶1つという装備にしています。

ジェットボイル

ジェットボイルってワンパッケージだし、クッカー部分の底についている無数のひだ”ヒートエクスチェンジャー”で熱効率が高いため、とにかく少ない燃料でお湯を沸かすことができるんです。燃費の良さは流石と感じています。

ジェットボイル

ガス、ストーブ、クッカーと、別々になっていると、倒してしまう危険性もあると思うのですが、そういう心配も少ないです。雨が降っていても短い時間でお湯を沸かせますし、重量はあるんですけど、総合得点は高いと思います。小屋飯も使う自分のスタイルなら、縦走5泊で1缶持って行って、ガス燃料は余るくらいです。

ガス缶の残燃料はこれで一目瞭然

ガス缶

ガス缶を購入したら、まず重量を図ります。満タンで188グラムあるということが解れば、中身の燃料が100グラムなので、缶は88グラムあるということがわかります。

使い続けていくと少しずつ中身の燃料が減って、別日にまた使おうとした時に、残りどれだけ燃料が残っているか、このメモによって直ぐにわかるのです。例えば測って148グラムだったら、148-88の60グラムが燃料として残っていることがわかります。こうして、予備缶を持っていくか?1缶で事足りるかを判断する材料になります。

ガス缶も冷やさないようにしたほうが良いと思っているので、カバーをするようにしています。

軽量化の為に使っているギア類

クッカーセット
五徳
風防と固形燃料
ポカリスエット1リットルのペットボトルをカット

クッカーはエバニューのチタン製のものです。ガスを持ち歩くときは、このクッカーの中にガス、ストーブ、ライターなど収納して持ち歩きます。

固形燃料を持ち歩くときは、ハイカーズデポで購入したクアトロストーブという、エスビットの固形燃料にフィットする大きさの五徳を使っています。

風防はコンパクトに筒状にして仕舞えるチタン製のもので、固形燃料は袋に入れて持ち歩いています。

付属の容器は嵩張って仕方がないので、ポカリスエット1リットルのペットボトルをカットして入れ物にしています。確かハイカーズデポの土屋さんに教えて頂いたか?誰かのブログで読んだか?定かではありませんが、いづれにせよ考え方を参考にさせてもらいました。

カルデラコーン

アルコール燃料を持ち歩くときにはカルデラコーンを使っています。カルデラコーンもチムニー効果でとても熱効率が良く、少ないアルコールで驚くほど早くお湯を沸かすことが出来ます。風にも強いので安心です。

燃料の違いで五徳や風防はそれぞれ違っていて、クッカーはいずれの場合もエバニューという具合です。

源流で使う燃料とおすすめギア

源流へ出かける時は焚火をすることが多いのですが、そんな時にも燃料は持っていくようにしています。そんな時に使うのは固形燃料です。

固形燃料は火力に弱点があるので、ある程度用途を限って、解っている範囲で使うようにしています。ただし源流のような湿気や濡れの心配をしなくてはいけないシーンでは、固形燃料は大雑把に使えるので安心です。

焚火

焚火って火を起こすまでが大変なのです。だから食事が整うまでに結構時間がかかるのです。濡れていない薪を確保するのも一苦労なのですね。

エコココロゴス

そんな状況に凄く便利なのがエコココロゴスという、主原料にヤシガラを使用した成型炭なのです。穴がハニカム状に空いていて、簡単に着火してくれ、1,2時間燃え続けてくれます。

エコココロゴス

商品説明をみるとマッチ1つでカンタン着火とあるほどに簡単です。また不要なヤシガラを再利用しているものなので、森林伐採がないのですね。エコで自然にインパクトが少ないのも、活用し続けたいと思えるところです。

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