ビッグアグネスと聞くと登山向けの軽量なテントが有名ですが、2023年よりビッグアグネスのアパレルラインにウルトラライトなダウンジャケットが新登場しました。それが今回紹介するゼットULジャケットです。
今回はゼットULジャケットが他のメーカーの軽量なダウンフーディーと比較した時にどれだけ軽量であるのかを紹介した後、ゼットULジャケットのスペックとデザインを紹介します。
商品概要
ブランド | ビッグアグネス |
商品名 | ゼットULジャケット |
商品説明 | 撥水加工された高品質の850FPのダウンを使用した軽量インサレーションジャケット。 |
価格 | ¥37,400(税抜) |
重量 | 213g |
インサレーション | 850FPダウンテックTM |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
他のメーカーの軽量なダウンフーディーと比較
2023年の9月時点で多種多様なダウンジャケットとフーディーを調査した結果をお知らせします。
ダウンジャケットで軽量ベスト3は
- モンベル『プラズマ1000ダウンジャケット』:130g
- THENORTHFACE『ライトヒートジャケット』:194g
- ウエスタンマウンテニアリング『クイックフラッシュジャケット』:225g
フード付きタイプで軽量ベスト3は
- モンベルのプラズマ1000アルパインダウンパーカ:236g
- モンベル『スペリオダウンパーカー』:239g
- ノローナ『トロールヴェゲンスーパーライトダウン850フード』:246g
そこに2023年よりビッグアグネスから以下の2商品がリリースされました。
- ジャケットタイプ『ハーフヒッチULジャケット』:191g
- フード付きタイプ『ゼットULジャケット』:213g
ジャケットタイプは他のメーカーと比較して2位に食い込み、フード付きタイプでは1位の軽さです。
そして軽量なダウンジャケットのほとんどが表生地に7〜10デニールの素材を使用しているのに対し、ビッグアグネスの表生地は12デニールのリップストップで耐久性に優れ破れづらい特徴があります。
ゼットULジャケットのスペックとデザイン
ゼットULジャケットはフード付きタイプでダウンは850フィルパワーの撥水加工済みダウンを使用しています。これによって濡れても保温力が落ちづらく、表生地には撥水加工が施されているので少々の雨でも着用し続けられる安心感があります。
ステッチはコールドスポットが生まれづらい独特なV字型で、縫製部分が少ないのでこれによって軽量化されています。
滑りが良いYKKのファスナーをフロントジッパーに使用しておりジッパーの内側にはフラップがついていてコールドスポットを排除しています。またチンガードによってファスナーを上まで開けた時に首や顎にジッパーが当たりません。
フードはドローコードなど一切なく左右にストレッチバンドが備えられているのみです。フードをした時にしっかりと頭を包み込む立体的な形状で、冷たい当たっても顔の側面、頭全体、耳をブレーキから遮断してくれます。
このフードについているストレッチバンドは袖口部分にも使用されており程よくフィットし袖口からの冷気の侵入を防いでいます。
裾の部分にはドローコードが備わっているので下から吹いてきた風に対し耐候性に優れた作りです。
左右にはジッパー付きのポケットが備わっており少し大きめに作られているので手全体を温めるのに役立ちます。
内側には深いポケットが左右についているので、この場所に大きなグローブを収納しておくのに便利です。
右側のハンドウォーマーポケットを裏返してパッカブルすることができます。パッカブルした時に内側についてるジッパーがとても小さいのでジッパーを閉める時に少し手こずります。
パッカブルサイズは横幅約22cm、縦約11cm、厚み約10cmになり、コンパクトにして持ち運ぶことができます。
最後にサイズ感です。現在着用しているのはSサイズで、身長180cm体重67kgの男性でちょうど良い大きさです。
中に大きめのフリースを着用してその上からダウンジャケットを着用した時も小さく感じることはありませんでした。
Mサイズを着用した時は、少し大きく感じました。体格ががっちり目の人はMサイズがおすすめで、中肉中背の方はSサイズが良いと思います。