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2017.12.21
プロトレックスマート WSD-F20 冬山で使える機能性

プロトレックスマート WSD-F20 冬山で使える機能性

冬になると、自ずと心が奪われるのは雪山です。雪山は雪のない3シーズンとは全く異なった幻想的な山の景色で目を楽しませてくれます。しかし危険が多くなるのも冬山で、多くの心がけが必要になります。

プロトレックスマート

僕が冬山で楽しむアクティビティは、アイゼンを装着して、ピッケルを持参して…という本格的な登山ではなく、比較的緩やかな傾斜をスノーシューズを履いて、スノーランニングや雪山ファストハイクを楽しむことが多いです。

そんな冬のアクティビティで特に重視しているのが、汗をかきづらいレイヤリングと、エマージェンシーキットの準備です。今日はそんな中でもエマージェンシー的な必需ツールとして活躍してくれるプロトレックスマートを紹介します。

プロトレックスマートとは

プロトレックスマート

プロトレックスマートは、登山者に愛好の多いカシオのプロトレックのスマートウォッチ版です。

「スマートウォッチで何ができるの?」っていう人も多いと思うんですが、例えばフェイスと呼ばれる時計の画面デザインが、自分の好きなものに変更できます。プロトレックにはアウトドア好きには便利で楽しい高度やコンパス、気圧計、ロケーションがわかるデザインが揃っていて、シーンや気分で選ぶことができます。フェイスデザインの変更は、使用しているスマホでも、時計単体でも行えるので非常に便利です。

スマートウォッチ プレイス

最近気に入っているウォッチフェイスは「プレイス」という2017年11月にリリースされたもので、地図をベースにしたフェイスなんです。これ予めGoogleカレンダーと同期させておくと、Googleカレンダーに登録された予定の場所や現在地の地図をウォッチフェイス上に表示してくれ、目的地を案内してくれる優れものなんです。

高度や気圧、電池残量、またアプリのデータなどもカスタマイズして表示することができるので、スマートウォッチの特性を最大限に活用できるんです。

おすすめポイント

  • 低消費電力GPS搭載
  • フルカラー地図表示
  • オフライン利用対応
  • GPS機能と連動したオリジナルウオッチフェイス
  • シーンで選ぶ、気分で選ぶ。多彩なフェイスデザイン

商品概要

ブランドプロトレックスマート
商品名WSD-F20
商品説明低消費電力GPSを搭載しオフラインでもカラー地図で現在地を確認
価格¥28,090(税込)
重量92g
ケース直径5.8cm
ケース厚15.3cm
耐水圧50m

管理人の評価レビュー

総合評価★★★★☆
快適性★★★★☆
軽量性★★★★★
機能性★★★★☆
コストパフォーマンス★★★★☆

プロトレックスマートの優秀な機能

プロトレックスマート

ここからが特にプロトレックスマートだからこそ出来る、素晴らしい機能なのですが、GPS機能と連動して、現在地をフルカラーマップ上で確認できるんです。これが時計の画面で確認できるというのが驚きです。

プロトレックスマート

これによって行動の軌跡を確認したり、特定の地点をマーカーで記録することができます。過去のデータを呼び出して確認することもできます。

初めていく山であっても、地図上のどのあたりを歩いているのか?今までは高度やコンパスを使って把握していましたが、これに追加してフルカラーマップ上で位置を確認できるので心強いです。

また自分のお気に入りの場所を地図上に★印で保存できたり、音声として録音しておくこともできるので、また行きたい場所を残しておくのに楽しい機能です。

地図がスマートウォッチにダウンロードできる素晴らしさ

プロトレックスマート
プロトレックスマート

地図は通信が届きづらい山の中でも表示を可能にする為に、事前に地図データをダウンロードすることができるんです。GPSアンテナは山の中でもキャッチできるので、通信が届かない場所でもダウンロードしておいたフルカラー地図と現在地情報を確認しながら、トレイルを進むことができます。

プロトレックスマート

ダウンロードする地図のスタイルもストリート、衛星画像、アウトドア…と選択することができます。アウトドアを選択することで、等高線情報も表示され、山の中では有効活用できます。

ミルスタンダード準拠のプロトレックスマート

プロトレックスマート

実際に冬山で使っていても、寒さによって時計が使えなくなってしまったりすることもなければ、誤って雪がついてもミルスタンダード準拠による耐久性で心配無用です。

ツールボタンで一発呼び出しできるプロトレック

カシオプロトレックスマート

フィールドに出ると、時間以外に一番チェックするのが高度です。高度以外では状況に応じて気圧計とコンパスをチェックします。

これが初期画面のフェイスで端的に確認もできますが、時計右上にあるTOOLボタンを押すだけで、より視覚的なデザインで確認することができます。

コンパス

特にコンパスの視認性は逸品で、今向かっている方向がどの方角なのか、いとも簡単に把握できます。これは冬山では非常に有効的に働いてくれると思っていて、手荷物に煩わされることなく、吹雪の中でも視認しやすいデザインなので、行きたい方向を直ぐに確認することができます。

スキーに使えるアプリと連動

スマートウォッチ アプリ

ここまではカシオプロトレックスマートに標準で搭載されている機能の紹介でしたが、アプリと連動して更に便利に使える良さが、この時計にはあるんです。中でも冬になると多用するのがSki Tracksです。

スマートウォッチ アプリ

Ski Tracksは、自分の滑ったルート、標高差など多くの情報を記録することができるので凄く便利なんです。またゲレンデであれば、リフトに乗った時「リフトに乗った」として記録してくれるところがなんとも賢い。

バックカントリーを楽しんでいると「いい斜面だったなあ!」と頭で記憶していても「でもどこだったけ?」となってしまうことが、地形に慣れていない時には多いのですが、このアプリを使えば仲間との情報共有も簡単にできるので助かります。

ski tracks

プロトレックスマートでは見やすく端的な情報を伝えてくれて、即座に仲間と情報共有することができます。頂上からここまでどれくらい滑ってきたかなどが、滑走時に素早くわかるのは非常にありがたいです。

カシオプロトレックスマートのデザイン性能

気圧計

液晶は二層液晶ディスプレイといって、モノクロ液晶とカラー液晶の二層構造になっています。モノクロ液晶はバッテリー消費を抑えてくれるだけでなく、太陽光下でも見やすく、アウトドアでは嬉しい特徴です。

ウレタンバンド

時計の着け心地もカシオのプロトレックの頃から続いているだろう、ユーザーの声を反映させたソフトなウレタンバンドで、冬場はあまり気になることはないですが、夏に汗をかいても素肌にしなやかにフィットしてくれ、ファストハイクの激しい動きにも、ストレスを感じたことはありません。

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