登山やBCスキー中に足に生じるタコやスレによる痛みに悩んでる方は多いのではないでしょうか?足に合わない登山靴によるアタリ、高い保温力と防水性に優れた登山靴やプラスチックブーツを履くことでソックスが蒸れ、そこから生じるスレ。これらの痛みには閉口します。
このようなマメやスレが起きないようにするためには
- 吸湿性と速乾性に優れたソックスを選ぶ
- 靴下の縫い目によるアタリがないか改善する
- インストールを変えてアタリを解消する
- サポートパッドを取り入れる
- ジェルパッドなどをマメやスレができそうなところに貼る
などが考えられ、一通り試しました。そして去年より取り入れた方法がマメ・スレの対処としてすごく良かったので今回皆さんに紹介します。まずはじめに使用する2種類のアイテムと、それらの実際の使い方を紹介します。
登山のマメ・スレの対処におすすめの伸縮テープ・防水フィルム
使用するのは伸縮性が高いキネシオテープと、医療用の防水フィルムです。どちらもロールで販売しているものを購入します。マメやスレ対策用のジェルパッドなどは1回の使用における単価が高いのに対し、今回紹介するキネシオテープと防水フィルムは様々な大きさにカットすることができる自由度と、1回の使用における単価が非常に安いことから気にせず使うことができます。
キネシオテープは本来筋肉の機能を正しく戻したり、血液やリンパ液の循環をよくするなどを目的に使用するものですが、このキネシオテープをマメ・スレの保護テープとして活用します。そしてスレができる時は、患部に圧が生じていること、また濡れていることが考えられるので、これによってテープが剥がれないように防水フィルムを利用します。
登山のマメ・スレの対処するための実際の使い方
まずはじめにマメ・スレが生じる可能性が高い患部をチェックします。例えばそれがかかとであればかかとを覆い隠すことができる大きさに伸縮テープをカットします。伸縮テープをカットしたら、伸縮テープ全体を覆い隠すことができる大きさに防水フィルムをカットします。
この大きさのテープ以外にも大中小、短い・長いなどで3種類ぐらいの大きさでテープとフィルムを準備しておきます。またカットした伸縮テープもフィルムを剥がれないようにするために角を丸くしておきます。
これらをジップロックなどの袋に入れてファーストエイドキットポーチに収納しておきます。
登山やスキーに出かけて実際に使用する時は、マメやスレが出来てから貼るのではなく、出来そうな場所に貼る心がけが大事です。毎回痛みが生じる場所はテーピングを2重にするなどしてしっかりと貼ります。
防水フィルムはパリパリと固いのですが、貼ると分かりますが非常に薄いフィルムです。そして足の凹凸にもピタッと吸着するし、指などに巻きつけることもできる使いやすさが特徴です。
キネシオテープも防水フィルムもマメやスレ以外にも怪我をした時のエマージェンシーキットとしても活用することができるおすすめのアイテムです。