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世界最軽量級のダウンジャケット『モンベルのプラズマ1000ダウンジャケット』

世界最軽量級のダウンジャケット『モンベルのプラズマ1000ダウンジャケット』

モンベルのプラズマ1000ダウンジャケットは平均重量がメンズタイプで130g、ウィメンズタイプで116gと僕が知っている限りでは最も軽量なダウンジャケットです。そしてモンベルが世界に誇る最高品質の1000フィルパワー・EXダウンを使用し、軽量ながらも保温性能に優れた特徴を備えています。

今回はこのプラズマ1000ダウンジャケット(メンズタイプ)のスペックを紹介し、保温力を高めたデザインと着用時のサイズ感と収納時のコンパクト性能について紹介をしていきます。

プラズマ1000ダウンジャケットのスペック

プラズマ1000ダウンジャケットはフードがないジャケットタイプでモンベルのダウンジャケットの軽量シリーズの中で最も軽量なモデルです。

ダウンは一般的なダウンよりもダウンボールが大きいEXダウンの中で、1000フィルパワーの最高品質のダウンを使用しています。この1000フィルパワーのダウンは550フィルパワーのダウンと比較して保温性能はクロー値で80%アップという試験結果からもわかるように、少ないダウンでも優れた保温力を引き出すことができます。

ダウンボールは羽枝(うし)と呼ばれる繊維が放射状に密生していて、この1本1本の羽枝から小羽枝が無数に生えていて、これらが動かない空気(デッドエア)を多く蓄え空気層を作ることで保温力を発揮します。1000フィルパワーにもなると、ダウンボールが大きく小羽枝の密度が高いため、ダウン量が少なくとも保温力を発揮します。このような理由からフィルパワーの高いダウンは重量に対して保温力が高いと言われています。

例えば550フィルパワーの一般的なダウンと同等の保温性能を引き出すと仮定した場合、1000フィルパワーダウンの場合はダウン量を約45%軽量化することができるとされています。

軽量性を引き出すもう一つの素材に極薄のシェル素材「バリスティックエアライト」の存在があります。このシェル素材は極薄の強力な糸を使って織り上げた素材で、耐久性がありながらも抜群の軽量性と薄さを実現しています。プラズマ1000ダウンジャケットには7デニールのバリスティックエアライトが使用されています

今回紹介しているプラズマ1000ダウンジャケットのカラーはライトグレーで、中に封入されているダウンが透けて見えるほど薄いです。そして僕が知っている限りこのようにダウンが透けて見えるタイプは他に見たことがなく、高品質なダウンを使用している証拠の現れだと思います。

保温力を高めたデザイン

保温力を高めるために意匠登録済みのキルティングパターンも見逃せません。少ないダウンの場合はダウンの偏りを防ぐために、短い幅で縫いつぶしのキルティングが採用されることが多い中、プラズマ1000ダウンジャケットのキルティングは必要最小限の縫い目でダウンの偏りを防ぐとともに、キルティング部分によるコールドスポットを減らしています。

キルティングで使用する糸も少なくなるため軽量化にも寄与しています。

ポケットはジッパーがないシンプルなハンドウォーマーポケットのみ、裾や袖口はドローコードやベルクロテープなども一切なくシンプルな作りで軽量化を行っています。襟の部分は首に直接風が当たらないように約5cmの高さで設定されています。

縦走登山、日帰り登山、バックカントリースキーなど様々なアクティビティで必ず持ち歩いているアイテムに保温着がありますが、僕の場合は3シーズンにおける縦走登山、秋冬の日帰り登山の防寒着としてモンベルのプラズマ1000ダウンジャケットを活用しています。これによって装備の軽量化にかなりのインパクトを及ぼしていると考えています。

雪山登山ではフードがないことでレイヤリングがしやすく着用していて動きやすいので行動中のインナーダウンとして活用しています。

着用時のサイズ感と収納時のコンパクト性能

今見ていただいているサイズは身長約180cm、体重65kgの男性がMサイズを愛用しています。中にはベースレイヤーに、薄手のミドルレイヤーを着用した上からプラズマ1000ダウンジャケットを着用しています。

手を伸ばした時に手首が露出することがなく、僕の体型ではもう少し着丈が長いと良いなあと思いますが使用していて気になるほどではありません。

手を曲げたりあげたりしても突っ張り感がなくフィット感もちょうど良いと感じています。ミドルレイヤーに厚手のフリースを着用した時にはMサイズが良いと思いましたが、薄手のフリースを着用して登山をすることが多いのでSサイズをチョイスしています。

購入するとスタッフバッグが付属されていて、このスタッドバックの中に入れると直径10cm、高さ14cmで非常にコンパクトに収納することができます。僕の場合はダウンは絶対に濡らしたくない装備なので、日帰り登山でダウンジャケットだけを持って行く時には「山旅ダイニーマ製ドライバッグS」を、シュラフとダウンパンツも一緒に持って行く時には「山旅ダイニーマ製ドライバッグL」を活用しています。

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