登山用に購入した様々なアイテムの中でも、登山を快適にすることができ、さらにコスパに優れ、後悔のない買い物ができたと思わせてくれるアイテムをベスト10形式で紹介をします。登山カテゴリーに縛られることなく様々なアイテムを厳選して紹介します。
10位:アルファダイレクトのアイテム
ポーラテックのアルファダイレクトは60,90,120,160の4種類の番手で、数が少ないと通気性が高く薄手で、数が多いと翻訳が高く厚手になります。だから季節に応じて快適な登山をするために、素材の番手をみて選ぶことができるのがこの素材の一つ利点だと思います。
この素材は化繊中綿が剥き出しになっているので、上にシェルジャケットを羽織れば化繊ジャケットのようにデッドエアを内部に貯めて保温力を高めることができます。単体でポーラテックのアルファダイレクトを着用することで通気性に優れたジャケットとして着用することができます。
個人的に最も汎用的なのがアルファダイレクト90で、ジャケットタイプが日本のような温帯で湿潤気候に属する国では快適に登山をすることができます。
ちなみに生地染めタイプが綿の質がよく、製品染めはヘタリやすく感じるので生地染タイプのものがおすすめです。
9位:Wildo『フォルダカップ』
最も長く使っている登山アイテムの一つでマグカップ、計量カップとして活用しています。コンパクトに折りたたむことができて、軽量なマグカップとしては25gと非常に軽量です。玩具に使用されているBPAフリーのTPE素材で安心して使用することができ、耐熱温度が100°cまでなので暑い飲み物を入れても問題がありません。
山旅の保温ケースと一緒に活用すれば、暖かなスープやコーヒーを飲む時に冷めづらく登山での使用を有意義なものにしてくれます。
8位:ユニクロ『ウルトラストレッチドライEXジョガーパンツ』
ユニクロで毎年リリースされている定番パンツの1つで、時代に沿って少しずつ変化が加えられ、履き心地が良くなっています。2024年モデルは極細の糸を使用することでなめらかな肌ざわりが特徴で、ファスナー付きのヒップポケットが追加されています。
素材には接触冷感エアリズムが使用されロングパンツなんだけど涼しく、汗をかいてもドライEXと呼ばれる素早く乾く特徴を備えています。ストレッチに優れ、登山での使用も不快になることなく便利です。
7位:山旅『ダイニーマ製ショルダーポケット』
ポケット形状のアイテムです。ザックのショルダーハーネスに取り付けることができるので、水筒だけでなく行動食やコンパクトカメラ、動画撮影機器などを収納することができます。外側にはメッシュポケットが備わっており、メインポケットがパンパンになっても収納力を損なわないようにマチがついています。
重量は24gでダイニーマによる耐久性が高く、長く使用することができる、かゆいところに手が届くアイテムです。
6位:山旅『スタンドコジー』
行動食はどうしても甘いものが多くなるのですが、それが嫌でアルファ米やカップラーメンなどを行動食として食べています。それを叶えるために必要な道具が山旅スタンドコジーです。これは耐久性に優れ軽量なXPAC素材とアストロフォイルを貼り合わせたケースのようなもので、尾西食品のアルファ米やモンベルのリゾッタなどを収納することができる大きさです。
それ以外にもジップロックフリーザーバッグのSサイズの中にカップラーメンや、自分の好みに味付けをしたライスフレークなどをいれ、お湯やお水で戻して行動中に食すことができます。このスタンドコジーの中にカトラリーを入れることができます。また袋に入ったおせんべいをスタンドコジーの中に入れておいて、食べる時に細かく砕いたおせんべいを入れるとカリカリしてとても美味しいです。
おすすめレシピ
- ライスフレーク(500gで800円)
※尾西のアルファ米が100gで300円=500gで1500円でコスパ最高 - トマトパウダ、豆乳パウダー、高野豆腐、玉ねぎ粉末、フライドオニオン、塩、ブイヨン
- お茶漬けのもと・高野豆腐・大豆ミートのミンチ・七味唐辛子・塩昆布
- 超簡単はライスフレークとフリーズドライのスープ
- 食べるときに煎餅をいれるのおすすめ
- オリーブオイルやごま油を食べる時にかけるのおすすめ
5位:Rab『キネティック2.0パンツ』
透湿性25,000g、耐水圧20,000mmのレインパンツです。ストレッチをするので非常に動きやすく、防風性と透湿性のバランスに優れているので行動中の登山用パンツとしても活用することができます。
登山だけでなく、春のバックカントリースキーで着用することもあり、風に当たってもタイトなシルエットなのでバタバタしづらく、ソフトシェル特有の高い伸縮性にも優れています。YKK®AquaGuard®両脇ポケットで濡らしたくないものをいれておけます。
305gの重量で決して超軽量とは言えないけど、持ち歩くレインパンツというより、雨が降ってもずっと入っていられるソフトシェルパンツのような使い方ができる特徴的なアイテムです。
4位:山旅『速乾メリノウールTシャツ』
メリノウールTシャツと一言で言っても混紡比率は様々で、登山ではメリノウールとポリエステルの良いところ取りをした山旅の速乾メリノウールTシャツが汗を早く乾かし快適です。登山だけでなくトレイルランニング、普段使いも可能な汎用性に優れたアイテムです。
シワになりづらく肌が冷たくなりづらく、さらには伸びやかなストレッチ性があり動きやすく、イージーケアで洗濯後もすぐ乾きます。ここまで優秀なメリノウールTシャツは今まで出会ったことがなくアウトドアをする人たちみんなにぜひ着用してもらいたいアイテムです。
メリノウールとポリエステル50%の比率であることで、メリノウールの良さとして、吸湿性がある、匂いがしづらい、乾きが早すぎず熱を奪いづらい、シワになりづらい、上品な光沢感があるといった特徴を維持しつつ、ポリエステルの良さとして、水分を吸着した後の拡散力に優れている、濡れた後の乾きが早い、丈夫であると言った機能を備えています。
山旅の速乾メリノウールTシャツは3種類のモデルがあります。
- レギュラーフィットTシャツ
- リラックスフィットTシャツ
- 背中全面&脇がメッシュ素材のTシャツ
レギュラーフィットTシャツは最もスタンダードなモデルで、メリノウールとポリエステル50%の比率のtシャツの良さを思う存分楽しむことができる汎用性に優れたモデルです。レイヤリングをしやすく登山やトレイルランニングでおすすめのフィット感です。タイトな着心地ではないので上半身の体のシルエットが出にくいのも特徴です。
リラックスフィットTシャツは、身幅が大きく、袖丈も長めにデザインしたゆったりとした着心地で、夏場は涼しい風が肌とTシャツの中を通り抜けるような気持ちよさのあるフィット感です。特に普段使い、そして山小屋やテント場でのリラックスTシャツとしてとてもおすすめです。
背中全面と脇がメッシュ素材のTシャツは、汗を吸った瞬間に素早く拡散するメッシュを背中と脇に備え、さらには通気性に優れているので、いつまででも肌がドライな状態を維持してくれる登山やトレイルランニングで汗っかきの人にとてもおすすめです。メッシュ部分もメリノウールとポリエステル50%の混紡比率で、匂いも軽減します。一度着用したらやみつきになること間違いなしのTシャツです。
3位:esbit『チタニウムストーブ&固形燃料』
固形燃料はエスビットのもの2種類使い分けています。
- ミリタリー出力98kcal:14g・500mlを約7分で沸かす・完全防湿ブリスターパック
- 27gは出力189kcal:14g・500mlを約5分で沸かす(一番高い出力)・高バリアホイル(防水)
大きな違いはカロリーで、沸騰時間を短縮することができるのが27gです。この固形燃料は煙がなく燃えカスがほとんどないのが特徴で、煙なし、燃えカスがほとんどありません。
ニチネンやダイソーの固形燃料も山の上で試したけど、沸騰させることができませんでした。きっと出力が弱いと思います。
2位:エバニュー『Ti570cup&山旅クッカーケース570ml』
装備の軽量化を重視する場合、食事はお湯だけで作ることができる食料をセレクトすると、燃料はガスではなく、固形燃料や液体燃料(アルコール燃料)にすることができます。このお湯だけで作るだけの食料を何にするかを考え、その食事に対して必要なお湯の量を考えます。
- 300mlでカップラーメン、150mlでちょっと濃いめのフリーズドライスープ
- 160mlでアルファ米、160mlでフリーズドライスープ、130mlでコーヒー
このように450mlのお湯があれば一晩の食事を作ることができると考えられます。そうするとクッカーはエバニューのTi570cupなどの軽量でコンパクトなクッカーでよく、このクッカーの中に上で紹介した固形燃料と五徳を収納し、ザックの中で蓋が外れないように山旅のクッカーケース500を使っています。
クッカーの内側には160,330,450と3つのメモリがあり、これを覚えておくと便利です。
- 160mlはアルファ米を作る為のお湯の量
- 330mlはカップヌードルリフィルを作る為のお湯の量(カップヌードルが300ml)
- 450mlは最大のお湯を沸かすのにこれ以上入れてしまうと溢れちゃうよと言う実行最大容量のメモリ
1位:山旅『ダイニーマ製 EASYワイドオープン』
開口部分が広いため見やすく取り出しやすい、僕が今まで使ってきた中で最も使いやすいスタッフバッグです。コードロック機能と開閉をワンアクションで行えるMadeinUSAのITW-NEXUSを使用しています。見た目以上の収納力を備え縦に積み上げるように収納が可能です。
中のものがダイニーマによってうっすら見えるので、同じサイズのスタッフバッグを使っても開けずに視認することができます。
開けた時にはダイニーマの張りと、ボトム部分がX-PACなので、しっかりと自立して中のものが手で開かなくても見ることができます。