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登山での使い心地に優れたパタゴニアのウインドブレーカー『フーディニ』:機能について徹底的に紹介

登山での使い心地に優れたパタゴニアのウインドブレーカー『フーディニ』:機能について徹底的に紹介

登山、トレイルランニング、バックカントリースキーなど様々なアウトドアアクティビティで重宝するアイテムの一つにウィンドブレーカーがあります。ただしウィンドブレーカーといっても様々なアウトドアブランドから販売されており、軽ければ良いのか?好きなブランドから選ぶのが手っ取り早いのか?選び方について迷っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回紹介するのが、パタゴニアの定番アイテムの一つに数えられる『フーディニ』というウィンドブレーカーです。このウィンドブレーカーがトレイルランニングや登山をする人たちに非常に人気である理由を今回徹底的に紹介していきます。

また良い点も多いのですが、個人的に難点だと感じているポイントについても紹介していきます。これからウィンドブレーカーを購入しようと考えている人たちにとって有益な情報になると思うので是非最後までご覧ください。

パタゴニアのウインドブレーカー『フーディニ』をおすすめしたい理由

まず初めにパタゴニアのウインドブレーカー『フーディニ』をおすすめしたい理由からお話ししていきます。他のウィンドブレーカーと比較した時の特徴について交えながら紹介します。

シンプルな中にも考えられたポケットのデザイン

ウインドブレーカーにおけるポケットについて、その必要性について考えてみたいと思います。皆さんはウインドブレーカーにポケットは必要ですか?このように考えた時にまず1つ目にハンドウォーマーポケットは必要ないと考えました。

  • ズボンのポケットには手を入れることが多い
  • フリースなどのミドルレイヤーにはポケットがあると暖かくて便利
  • 防寒着にハンドウォーマーポケットは手やお腹を温めるのにとても重要

こんな風に登山のアイテム別にハンドウォーマーポケットの重要性を考えてみると、ウィンドブレーカーにおけるハンドウォーマーポケットはほとんど使ったことがありません。

ハンドウォーマーポケットがないことで軽量かつコンパクトにすることができるので、この要素の方が重要だと感じています。

様々なウィンドブレーカーをチェックしてみると意外とハンドウォーマーポケットがないモデルというのが少なく、そんな中でもパタゴニアのフーディニは、ナポレオンポケットのみのシンプルな作りで非常に軽量かつコンパクトに振り切ったウィンドブレーカーです。

ナポレオンポケットは非常に小さくできており、たくさんのものが収納できる大きさではないのですが、。このポケットを使ってパッカブルすることができるので便利です。僕の場合ウインドブレーカーは付属のスタッフバッグに収納するタイプよりか、本体のポケットを使ってパッカブルできるタイプの方が登山やトレイルランニング中に便利だと感じることが多いです。

耐候性に優れたフードと裾のドローコード

Mサイズでジャスト100gの軽量性で装備に加えることに躊躇しないウィンドブレーカーです。軽さに振り切るとどうしても耐候性が劣りがちですが、パタゴニアのフーディニは、非常にシンプルで使い心地に優れたフードと裾についたドローコードでしっかりと風から身を守るデザインが採用されています。

フードの後頭部部分にはシンプルかつフィット感をしっかりと保持することができるドローコードで、風から頭全体を守ることに優れています。フードにはツバが固くなっているなどの施しは採用されていませんがしっかりと視界を確保し、シンプルながらも頭と首を覆い隠すことができる完成されたデザインです。

裾には右手側部分の内側にドローコードが備わっており、このコードを使って裾から侵入する風を防いでくれます。

袖口はギャザーで汗や雨で冷たくならない

ウィンドブレーカーに採用されている袖口のデザインは以下の3つが代表的です。

  • ベルクロテープ
  • 伸縮性のあるパイピング
  • ギャザーのみ

パタゴニアのフーディニは、ギャザーのみのシンプルな作りです。これの良さは調整が必要ないということ、軽量であるということ、濡れても保水せず冷たくなりづらいという点です。パイピングは汗や雨で濡れると冷たくなりやすく手首を冷やしてしまう結果につながります。

意外と袖口部分のデザインは見過ごしがちですが、ウィンドブレーカーを着用するときのレイヤリングで最も多いのがTシャツの上からで、その場合手首を冷やさないようにすることを考えると、この袖口部分のデザインはとても重要だと感じています。

汗でべたっとしづらい素材感

パタゴニアのフーディニの素材はリップストップナイロン100%です。表も裏もほとんど素材感に変わりはなく、サラッとした肌触りが特徴です。この素材感によって肌に汗が付着した時に上から着用しても肌に吸い付くようなことが少なく、気持ち悪く感じません。

また素材感が非常に柔らかいのでトレイルランニング中にカサカサと音がしづらいのも好きなポイントです。

パタゴニアのウインドブレーカー『フーディニ』の難点、ここが変わればもっと良いのに

シンプルで軽量なんだけれども、山で着用した時にしっかりと機能するそんなウィンドブレーカーなのですが、ここが変わればもっと良いのにと感じる点もあります。大きく2つあるのでその点についてお話をしていきます。

ダブルジッパーで通気性が確保できたら良いのに

パタゴニアのフーディニはシングルジッパーです。この部分がダブルジッパーだと、通気確保が容易で、行動着としてウィンドブレーカーを使う時に汗をかかずに行動することが容易になります。僅かな重量増しが想定できますが、それ以上に得られる恩恵が多いと感じています。

ストレッチ性で動きやすかったら良いのに

身長180cm、体重67kgの僕にとってジャストサイズはSサイズですが、腕を上げる、腕を振るといった動作をする時にフーディニを着用していると突っ張り感を感じることが多いです。だから少しゆったりとした着心地のMサイズをチョイスしています。

Tシャツの上から着用する場合には動きやすく、問題ないのですが、中にミドルレイヤーを着用するとストレッチしないので突っ張り感を感じることもあります。

ストレッチする素材はどうしても繊維がコイル状になっているため重くなってしまいます。100gという重さを取るか、ちょっと重くなるんだけどストレッチ性を取るか、というジャッジメントになるかと思いますが、僕が知っている限りでは100gという重さを維持した状態でストレッチするウィンドブレーカーは作ることができるのではと感じています。いづれ山旅ブランドで開発したいと考えています。

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