ミレーの代表的なアイテムにドライナミックメッシュと呼ばれるアンダーウェアがあります。このアンダーウェアは体にフィットし、ムラなく汗を吸収するので肌を常にドライに保つことができます。
そして、より優れた通気性で3シーズンの登山や、発汗量の多いトレイルランニングなどのアクティビティで肌を常にドライに保つことができるのがと呼ばれるモデルです。
どちらも肌をドライに保つことを目的に開発されたアイテムですが、暑い季節にはドライナミックスルーの清涼感が非常に心地よく、涼しく快適に登山やトレイルランニングを楽しむことができます。
今回は暑い季節に非常におすすめのアンダーウェア、ミレードライナミックスルーのスペックと肌をドライに保つ機能性について紹介をします。
ミレードライナミックスルーのスペック
ミレードライナミックスルーにはメンズとウィメンズタイプがあり、メンズタイプはVネック、ウィメンズタイプは広めのクルーネックです。これはドライナミックスルーの上からウェアを着用したときに、ドライナミックスルーの生地が見えないようにデザインされています。
重量は今回紹介するメンズタイプのショートスリーブで平均重量86gなので、非常に軽く着用感が少ない特徴があります。
素材にはポリエステル90%、ポリウレタン10%の混紡素材で、体の動きを妨げない伸びやかなストレッチ性が特徴です。
肌をドライに保つ機能性
素材の構造は大きなメッシュの中に細かな網目を備えており、非常に優れた通気性とメッシュ構造による凹凸で汗をかいた時にウェアが素早く吸収し肌をドライに保ちます。
この凹凸によって汗によって肌が濡れた時にベースレイヤーと肌が張り付くのを防いでくれます。ベースレイヤーが乾く時に肌と密着していると、気加熱によって肌が冷たくなってしまいます。これを防ぐのがドライナミックスルーです。
ドライナミックメッシュは肌に密着するタイトな着心地なのに対し、ドライナミックスルーは締め付けすぎないフィット感によって首元や袖口、裾から風が体に入りやすく暑い季節でも常に涼しく快適です。
よく着用するTシャツのような着心地ではあるのですが単体で着用すると透けるので上にシャツやTシャツなどを着用しています。
ミレーのドライナミックメッシュは少し厚みがあってドライナミックスルーと比較すると空気を溜め込む力に優れているように思います。だから暑い季節だと蒸れる感じがするので、冬、初春、晩秋、高所登山で愛用しています。
対してドライナミックスルーは3シーズンの中でも暖かい季節における高所登山や、中低山でのハイキング、トレイルランニングなどのハードなアクティビティで大活躍してくれるアイテムです。
また1つあるとレイヤリングの幅を広げてくれるのも特徴です。
例えば僕の場合はドライナミックスルーの上に、山旅のULウール・フライフロント・ショートスリーブ・シャツを着用しているのですが、これが本当に気持ち良くて、暑い季節でも素早く涼しい空気を体に取り入れることができるので、3シーズンはこのレイヤリングで登山を楽しもうと考えています。