これで痒みとサヨナラ!痒み止めペンで登山中の不快感を素早く取り除こう
今回紹介するのは最近Amazonで購入したKeaKo痒み止めペンです。現在Amazonで「痒み止めペン」と検索すると様々なアイテムが検索結果に表示されますが、「Amazonおすすめ」というコメントに釣られて購入しました。
普段では蚊にさされ、登山では蚊、ブヨ、ぬかかなどに刺された時に、この不思議な痒み止めペンを使ってみました。すると驚くような結果が出たので、そのレビューをしていきたいと思います。レビューの前にこの痒み止めペンの使い方と痒みが減少する原理について簡単に紹介をします。
痒み止めペンの使い方と痒みが減少する原理
まず初めに蚊に刺されるとなぜ痒くなるのか?
蚊が人間の体を刺す時は長く伸びた「口針」で皮膚を切り開きます。その際、痛みを感じにくいのは、口針が細い為だとされています。また、口針を刺す際に多量の唾液を出し、この唾液が肥満細胞に働いてヒスタミンを放出させ、このヒスタミンがかゆみをもたらします。このヒスタミンを放出させる原因となる唾液やタンパク質を破壊すれば痒みが収まるという原理で開発されたのが今回紹介する痒み止めペンということのようです。
この痒み止めペン、どのように使用するかというと矢印がついているボタンを長押しして電源をオンにします。その後同じ矢印のボタンを押すとペンの先に表示され、1から4と強さの段階が変わります。1は最も弱く4が一番強いです。
説明書を見ると
- レベル1:40度
- レベル2:43度
- レベル3:46度
- レベル4:51度
レベル4になると一気に5度高くなります。
段階を決めたら、痒いと感じる患部にペンの先端を押し当てて炎のマークのボタンを押します。そうするとペンの先端からはパルス状の熱波や振動によって皮膚を加熱します。
説明書には
- 火傷の恐れがありますのでご注意ください。
- 同一箇所に30秒以上利用しないでください。
- 初回利用の場合はレベル1からスタートしてください。
- 4歳以下の子供は利用禁止。
と書かれています。
最低温度での利用回数は約500回とされています。なので永久的に使用することができるアイテムではありません。
充電はUSBのタイプCを利用することができます。満充電までは約2.5時間で、充電中は4つの指示ランプが同時に点滅します。点滅が消えて点灯すると満充電です。重量は40gと軽量で、サイズは約14cmの長さ、厚みは約2cmほどです。
痒み止めペンを使用した結果をレビュー
実際に家の近くで蚊に刺された時に痒み止めペンを使用しました。説明書にあるようにレベル1からスタートして結果をチェックすると、僕の場合はレベル1で痒みを取り除くことはできませんでした。段階的にレベルを上げていくと、レベル3ぐらいまでは無理なく我慢することができたのですが、レベル4ともなると非常に熱く思わずペンを皮膚から離したくなるような気持ちになります。
レベル3でほどよく痒みが取れ、レベル4では痒みがなくなりました。痛みの感じ方や効果は人によって絶対異なるものなので「僕の場合は」ということを付け加えておきます。
この結果から暑さと痒みの取れ方は比例しているように感じました。そして痒み止めペンによっては高音にならないモデルもあるようなので購入前に温度スペックをチェックすると良いと思います。
レベル4で熱さに耐えれば、その先は痒みが取れて不快感を取り除くことができます。そしてかゆみの原因となるヒスタミンが刺されたところに到達すると血管が拡張してそれによって皮膚が盛り上がったり腫れるわけですが、この腫れがかゆみ止めペンを使うと治ります。
重量40gは大して重く感じないので、痒みを軽減することができることから登山でも持ち歩くアイテムにしています。東北の山に出かけた時にブヨやぬかかに噛まれたところが非常に痒くなり痒み止めペンを使いました。一瞬痒みは取れますが、その後徐々に痒さを感じるので、日常使いに適していると感じています。しかし登山でも蚊に刺されることは非常に多いので重宝しています。
この痒み止めペンを活用するようになってから、痒み止めペンを使い強い痒みを瞬時に軽減し、念のためにその後痒みが継続しないようにムヒアルファEXを塗るようにしています。この2大対策と、最強虫除けスプレーの活用で登山での虫刺されによるストレスが大幅に軽減しました。
非常におすすめなので、これから虫の多い山に出かける時に活用してみてください。