特にULスタイルでもない私が「スタンドコジー」にはまっている理由。
それは「とても便利」だからです。
「鍋で作るならそのまま食べればいいのに」と思うかもしれないけど、
お掃除の手間もごみも圧倒的に少なくて済みますからね!
前回の台湾まぜそば同様「クッカーを使うけどわざわざコジーに移す」という「手間のようで手間はかからない」パスタメニューを紹介します。
パスタメニューと言っても普通に乾燥バスタをゆでるのではありません。
今までの最速?良いのか悪いのか、あっという間に出来すぎて段取り良くしないとほんと慌ててしまいます(笑)
【ゆで麺のアラビアータ】と【湯切りの牛肉のテールスープ】を作ります。
主な材料では「マ・マー ゆでスパゲッティ」を使います。
既にゆでてあるパスタが3食分と、粉末ソースが同じく3食分入っています。
これはおそらくどこのスーパーでも手に入るはずですが、無い場合はアマゾンなどでも購入できます。「フライパンで炒めるだけ!」と書いてあり常温保存できるので、非常食でストックしておくのもいいですね。
子供の頃に母親によく作ってもらっていたので懐かしいです。
添付のソースを使って炒めると懐かしの味を再現できるはずなのだけど、「クッカーを汚さない」のが最近の私の山ご飯のテーマなので却下。
かわりに「キユーピー あえるパスタソース」のシリーズ、「アラビアータ 完熟トマトの旨辛仕立て(1人前x2食入り)」を使いました。
とは言っても、これも普通に作るとクッカーがめっちゃ汚れますよね(笑)
材料(1人分)
- マ・マーゆでスパゲッティ(麺のみ) 1食分
- キユーピー あえるパスタソース アラビアータ 1人前
- トッピング用に冷凍ブロッコリー2個とソーセージ4本
- 水 250cc
- フリーズドライスープ 1個 お好みのもの:今回は無印の「牛肉のテールスープ」を持ってきています
主な山道具
- 山旅スタンドコジーとジップロックフリーザーバッグS
- クッカー(今回はジェットボイルミニモ)
- 浄水用にソーヤーミニ(加熱調理するけど念のため使用)
キャンプ場の湧き水をくんだので、浄水作業を一番にやっておく必要がありました。
手順
①ジップロックSにアラビアータソースを移し、コジーにセットします。
(これは家でやってきてもいいです)
②シェラカップにフリーズドライスープをセットします。
③クッカーに水250ccとブロッコリーとソーセージを入れます。
火をつける前にここまでをやっておかないと、忙しすぎて地獄を見ます(笑)①②③の順番はどうでもいいので、必ずやっておきます。
④クッカーを火にかけて、沸騰を待たないうちにパスタを鍋に入れほぐします。
モタモタしていたらすぐボコボコ沸いてくるので急いで!
⑤パスタを入れてから1分もかからずすぐに沸騰するので、もう火を止めます。
⑥パスタをフォークで押さえながらシェラカップに湯切りします。
パスタがドッとあふれてこぼれないようにここは慎重に。湯切りの湯でもう牛肉のテールスープができました。
⑦まだ緊張の時間が続きます。今度はコジーにクッカーの中身を全部流し込みます。ここはわりと勢いよく行っても大丈夫(笑)
⑧パスタは気になるけど、クッカーが乾いてしまわないうちに先にササっとペーパーでお掃除をやってしまいます。
⑨パスタをやさしく混ぜてしっかりソースを絡めたら完成です!あ~忙しかった(笑)
【ゆで麺のアラビアータ】簡単でもっちりつやつや♪
もしジェットボイルの中でソースを混ぜて完成させていたら、クッカーの中はどうなっていたことでしょう?まだまだお掃除に時間がかかっていて、ペーパーもたくさん使っていたはずです。
それではいただきます♪
食べ終わったらジップロックをペタンと畳んで終わりです!
クッカーは当然綺麗なので食後にお湯を沸かしてコーヒーもすぐにいれることができました。これはダイソーのコーヒーフィルターを使っています。使い終わった後もパスタを食べたジップロックに入れてペタンと畳んでしまえばごみはコンパクトになります。
こんな感じでランチを楽しんだ後は次の山頂を目指しました。
また次回のコジーメニューをお楽しみに!
今回調理した場所
【吾妻山大膳原キャンプ場】島根県仁多郡奥出雲町大馬木
中国山地の「吾妻山」と「比婆山」の鞍部にあるキャンプ場です。
広島県と島根県の県境に位置するので登山口までは車で行くしかありません。
初心者さんでも登りやすい日本300名山でもある「吾妻山経由」で歩くなら広島県庄原市の「吾妻山ロッジ跡」が登山口になります。
(最寄りインターは松江自動車道の高野インター)
(今から登る吾妻山山頂(中央小高い所)を見上げたところ 2024年4月28日撮影)
吾妻山山頂へは40分で着きます。
吾妻山までの往復だと登山定数は6 やさしい です。
大膳原キャンプ場まで足を延ばして往復すると登山定数は10 やさしい です。
(いずれもYAMAP調べ)
吾妻山の山頂の風景を楽しんだら次はほぼ下り、35分で大膳原(だいぜんばら)キャンプ場への分岐で、そこから入るとすぐです。
ペーパー付の水洗バイオトイレ・水場・宿泊可能な綺麗な無人休憩所もあるのに、すべて無料で利用できます。
テーブル付きのベンチも点々とあり、よく見ると写真奥には水色のテントを設営中なのが分かります。あかりもなく山の奥深い中の静かなキャンプ場だけど、開けているので綺麗な星空を眺めたり、吾妻山まで登り返してご来光を拝んだりと、ロケーション最高の大膳原キャンプ場なのでした。
(大膳原キャンプ場 2024年4月28日撮影)
ここで引き返さずに更に烏帽子山、比婆山などを縦走することもできます。
比婆山まで行ってピストンで吾妻山ロッジ跡まで戻ると登山定数は18 ふつう です。(YAMAP調べ)
実際に歩いて【ゆで麺のアラビアータ】を作ってきた動画はこちらです。