2024年の3シーズンの登山で大活躍した買って良かったアイテム、そして最近手に入れた道具の中でもこれから使うのが楽しみな買って良かったアイテムを一挙公開します。いずれも強く推薦できる登山アイテムです。
ジェットボイル マイクロモ
北アルプス4泊5日の長期縦走登山用に購入した、小さな火力で素早く沸騰させる低燃費クッキングシステム「Jetboil(ジェットボイル)」。その中でも僕がセレクトしたのがマイクロモです。
容量は1Lサイズより0.8Lサイズで十分ということ、ジェットボイルを持ち歩く目的は高い出力で早くお湯が沸かせることを重視したので高出力であること、サーモレギュレーターがあるのでとろ火の調整が可能でお湯を沸かすためだけでなく料理をすることもできるということ。この3つを重視してマイクロモにしました。
長期縦走登山ではお湯だけで食事を作ることができるようにすることで、食料をコンパクトにすることができ、さらに計画を立てやすく、軽量化も行いやすくなります。固形燃料も良いのですが長期縦走登山では雨、風などでお湯を作ることが遅くなる可能性も高いのでジェットボイルがリスクヘッジになります。また燃費がいいのでガスの消費が少なく済み、持っていくガス缶を少なくできるので結果軽量化になります。
重量は実測でちょっと407g、調理をしない場合ゴトクを省くので371g、ガス缶は省いた重量です。
槌目チタンぐい呑み
日本酒やワインなどのお酒を優雅な気持ちで飲むことができる、ぐい呑みカップです。特徴的な鎚目模様は、目で見て楽しむことができるだけでなく、表面の凹凸によってお酒の香りを引き立て、豊かな味わいを引き出します。さらにチタンの抗菌効果により、ワインやお酒の味や香りを損なうことなく、新鮮な状態を保つことができます。
チタンぐい呑みは山旅ULマルチテーブルの直径3.5cmの穴にすっぽり収まるデザインです。これによってテーブルの上に置いても倒れる心配がありません。山での飲食が楽しくなることを間違いなしのアイテムです。
UL弁当
お湯を使うだけの食事は味気ない、美味しくないと感じていましたがUL弁当に出会ってその考え方が覆されました。UL弁当は実に様々な味を楽しむことができるだけでなく、入っている食材がお湯や水で戻すと、しっかりとした歯ごたえと味を楽しむことができます。乾燥うるち米をベースにしたリゾットやあんかけご飯、それ以外にもトムヤムフォーや、朝ごはんに嬉しいグラノーラなど、いづれも本格的なご飯を楽しむことができます。
一食約1,000円という価格は、山に持って行くのに軽く、さらに美味しく、栄養価が高いことを考えると、安い買い物だと思って、今では登山での主食になっています。
スタンドコジー
スタンドコジーは、今紹介したUL弁当の他に自作したジップロック飯を暖かい状態で食べるのになくてはならないアイテムです。僕は夜ご飯に暖かい食事を楽しむのにスタンドコジーを使う以外に、テント泊で朝起きたら、自作のジップロック飯や、尾西のアルファ米、モンベルのリゾットシリーズなどにお水を入れて、スタンドコジーの中にカトラリーと一緒に収納しておきます。
そしてザックのウエストベルトや、サイドポケットに収納しておいて、行動時にお腹がすいたら、水で戻しておいたご飯を食しています。これが縦走登山にはとても有効で、時間短縮にもなるし、行動中に甘いもの以外を食べることができるので満足感も高まります。
CBDスポーツバーム
テント泊登山での就寝前、日帰り登山やトレイルランニングが終わってお風呂に上がった後にroun(ラウン)のスポーツバームを塗るということを、今年意識をして行っていたのですが、次の日の疲れが生じづらく、またとにかく気持ちよくリフレッシュすることができて、なんとも優雅な気持ちになれました。
酷使した足や、重い荷物を背負って硬くなった首や肩、足裏や腰をほぐす目的で、CBDスポーツバームを塗りながらマッサージをしていました。今ではお風呂上がりに毎日塗るようにしています。塗った後はメントールの冷感でほてった筋肉を冷却してくれるます。
Rovy Von Aurora A5
RovyVonは深圳で生まれたLEDフラッシュライトブランドで、非常に独創的で小指サイズのボディなのにも関わらず非常に高いルーメンで周りを照らすことができます。だから登山用のライトとして使用する際、高スペックなヘッドライトと比較しても見劣りしません。
そして僕が最も気に入っている点は重量と充電方法です。充電方法はUSB-Cで、フル充電スタートで山に持って行くことができます。またモバイルバッテリーから充電しようとした時に専用のケーブルを持っていく必要がないのもお気に入りポイントです。
重量はクリップを装着しない状態で18g、クリップを装着すると22gです。
操作性も非常にシンプルでボタンを2回押すとフラッシュライトモードで4段階で照射します。ボタンを3回押すとサイドライトモードになり白色は2段階、赤色は点灯と点滅で4種類切り替えることができます。
僕は今まで昔購入したペツルのイーライトを使用していましたが、これをやめてAuroraA5を予備ライトとしてエマージェンシーキットに加えています。
現在開発中の山旅キャップのツバはハリのあるものなので、キャップのツバに取り付けてヘッドライトとして使用することができるし、夜行動中に地図やスマホ、サコッシュの中に入れたものをサイドライトモードで照らすことで、視認しやすく抜群の使い心地です。ヘッドライトは少しばかり頭を締め付けるのが嫌なのですが、このライトはそういったことが全くないので、明かりを照らしている時もストレスがありません。
めちゃめちゃおすすめなのでぜひチェックしてみてください。Amazonは並行輸入品が多く、日本正規品ではないので楽天やYahooで購入するのがおすすめです。