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体を冷やさない!テント泊登山の季節別の休憩着

体を冷やさない!テント泊登山の季節別の休憩着

テント泊登山ではテント場に到着して着替えるようにしています。理由は単純に気持ち良いこと、そして汗で濡れた状態のウェアを着用していると気化熱で体の熱が奪われて冷えてしまうことを防ぐためです。今回は僕が実践しているテント泊登山時に活用している季節に応じた休憩着の選び方、着用方法について紹介をします。

テント泊登山の休憩着リスト

テント泊登山の休憩着をリストアップしていきましょう。これは休憩中に着用することがあるアイテムです。

  • アンダーウェア
  • ソックス
  • ベースレイヤー
  • ★メッシュレイヤー
  • パンツorタイツ
  • ミドルレイヤー
  • ネックウォーマー
  • ビーニー
  • ダウンジャケット
  • ダウンパンツ
  • レインジャケット
  • レインパンツ

★が付いているメッシュレイヤーのみ行動中にも着用しているものです。

着替えは濡れづらいスタッフバッグ

  1. アンダーウェア
  2. ソックス
  3. ベースレイヤー
  4. パンツorタイツ
  5. ネックウォーマー
  6. ビーニー

これら5つのアイテムはザックの中で濡れないように専用のスタッフバッグに収納しています。着替えを収納する役割もありますが、着替えた後のウェアを収納する役割もあります。これは寒い季節であればウェアが凍ってしまわないように、またダウンウェアと汗で濡れた行動着と接触して濡れないようにすることができます。

アンダーウェア

アンダーウェアはスマートウールのメリノボクサーブリーフを愛用しています。ウール88%、ナイロン12%の混紡比率で保温性が高く耐久性を兼ね備えたアンダーウェアです。フィット感が高いシルエットなので上からタイトなパンツを履いてもめくり上がりづらく快適です。実はブリーフタイプの方が快適なんじゃないかと思っていて、モンベルのスーパーメリノウールL.W.ブリーフが現在気になっています。

ソックス

ソックスはスマートウールのメリノウール製ソックスを愛用しています。これと同じものを行動中にも履いています。メリノウール62%、ナイロン11%、リサイクルナイロン25%、ポリウレタン2%という混紡比率で、軽くて暖かい素材感が気に入ってます。最近スマートウールはリサイクルナイロンに変わったのが原因か少し肌あたりがつるっとした感触があります。以前はドライ感が強かったのですが、個人的には昔の素材感が好きでした。ソックスは現在他のブランドも積極的に履こうと考えています。

ベースレイヤー

ベースレイヤーは行動中にも着用している山旅の速乾メリノウール・レギュラーフィット・Tシャツを愛用しています。メリノウール50%、ポリエステル50%の混紡比率で、保温性と速乾性を兼ね備えた、行動着にも休憩着にも使えるTシャツです。メリノウールのチクチク感がなく着心地の良さを追求したベースレイヤーです。

ベースレイヤーにおいてはショートスリーブとロングスリーブを使い分けています。ショートスリーブは3シーズンの登山の中でも比較的暖かい6月から9月中旬、少し肌寒く感じる秋模様になったらロングスリーブにしています。

このように肌に触れるウェアは全てメリノウールにしています。

これは匂いがしづらいので2泊以上の縦走登山で連続着用しても気持ち悪いと感じない点、そして保温と速乾のバランスがよく、メリノウールは天然のエアコンと呼ばれるように継続してう肌を快適に保つこと、吸湿性を備えたウェアなので、寝ている最中に出る体から出る湿気をしっかりと吸着して体を冷やさないこと、これによって体がベタつきません。

是非暑い季節に化選素材のTシャツとメリノウールが混紡されたTシャツとで寝比べてください。快適性の違いがよくわかると思います。とくに肌のベタつきは顕著です。このことから僕は日常でも全てメリノウール製のウェアを着用しています。

メッシュレイヤー

メッシュレイヤーは行動中に汗が体に付着しないことを目的に着用するものですが、晴れていて日差しが強いとき、またテント場の到着時間が早い場合は、脱いで水場で洗ってテントの上で乾かします。乾かすことが難しい場合は体の熱で乾かすために着替える時も着用したままにしています。メッシュレイヤーは他のウェアと異なり乾きが早いこと、また乾いた後、着用し続けていることで保温力が増します。

メッシュレイヤーは2種類を使い分けていて、暑い季節はファイントラックのドライレイヤー、少し肌寒く感じる季節はミレーのドライナミックメッシュを選んでいます。2つを比較するとドライナミックメッシュの方がメッシュに厚みがある分、保温力が高いように思います。

パンツorタイツ

パンツは着替えた後もテントから山小屋へお買い物をしに行く時にも恥ずかしくない前開きがないタイプが良いと思って、今は山旅のアルファダイレクト90パンツを愛用しています。こちらは11月あたりには販売開始できるように調整中です。このパンツを履くまではモンベルのジオラインL.W.タイツを愛用していました。こちらは平均重量110gなのに対しアルファダイレクト90パンツは平均重量100g以下なので、軽量だし暖かいしおすすめです。寒くなるとこの上からダウンパンツを着用します。

ミドルレイヤー

ミドルレイヤーは肌寒い季節になると持ち歩くアイテムです。なので夏場は持って行きません。9月中旬頃から行動中のミドルレイヤー兼パジャマ代わりになるアイテムです。寒くなるとこの上からダウンジャケットを着用します。

ネックウォーマー

ネックウォーマーは肌寒い季節になると持ち歩くアイテムです。これがあるとないとでは体の冷え方が大きく変わります。ダウンジャケットやミドルレイヤーを着用して首を温めることもできると思いますが、どうしても冷たい風が首に当たってしまいます。これを防ぐためにネックウォーマーがあると非常に暖かく過ごすことができます。

ビーニー

ビーニーは肌寒い季節になると持ち歩くアイテムです。耳と頭を冷やさないために使います。頭が冷えると集中力がなくなり、休憩していても体がしっかり休憩できていないように感じてしまうので、寒い季節におけるビーニーはかなり重要なアイテムとして位置づけています

ダウンジャケット&パンツ

ダウンジャケット&パンツはダウンの封入量の違いで何種類か所有しています。

これらを気温、標高、風の強さ、エリアなどを鑑みてベストなものを選んでいます。

暖かいことが予想される時でも必ずダウンジャケットとパンツは装備に加えるようにしています。エマージェンシーアイテムとしての側面も備えています。

レインジャケット&パンツ

今まで紹介してきたアイテムを着用しても寒いと感じた場合は必要に応じてレインジャケットのみ、もしくはレインパンツのみ、どちらも着用というセレクトで休憩中にも着用します。

休憩中と就寝中の着替えの位置付け

休憩中に着用したままの格好で就寝することもありますが、シェルジャケットやダウンウェアはできれば脱いでシュラフの中に入りたいと考えています。理由は体の熱をシュラフに移動させることで温かな空気層を作ることができるからです。ダウンウェアを着用したまま寝る時は、ダウンウェアのジッパーを開ける、またウエストバンドをできるだけゆるくして体の熱がシュラフに伝わるように心がけています。

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