日帰り登山に丁度いい百名山蓼科山
八ヶ岳連峰最北端に位置する標高2,531mの火山。
諏訪方面から仰ぐと優美な円錐型に見える事から、【諏訪富士】の別名も持っています。
大河原峠から往復約4時間と無理なく登りやすい日帰り登山にぴったりなコース。
今回は蓼科山の山行を紹介させて頂きます!
登山届は土管が目印!

大河原峠の駐車場から登山口に向かって歩くと、人が入れる大きさの土管が!
登山回数が多くなり経験を積むと、日帰りなら登山届出さなくてもいいかな。
往復4時間なら大丈夫でしょ!と思ってしまう事もありますが、、
私達夫婦は必ず登山届を出すようにしています。
山の中では何が起こるか分かりません!いざとなった時少しでも早く対応して頂ける様に準備をしておきましょう。
登りやすい日本百名山

序盤はなだらかな道が続き非常に歩きやすいです、
※ただ最初は日影が少なく日焼け対策は必須。
山下は帽子、ヤケーヌ、サングラスでUVカットしています。

不審者?

しばらく歩みを進めると、写真の様な大きめの石でゴロゴロした道に変化していきます。
浮石で捻挫や転倒→怪我をして続行不能、、
最悪のストーリーを回避すべくいつもよりゆっくり歩き、ストックで石をつついて確認しながら慎重に進みます。安全第一!
もののけの森

八ヶ岳の【もののけの森】を思わせる沢山の苔が印象的な登山道。
時よりそよ風が優しく肌にあたる緑の世界は癒しにあふれています。


絶景を眺めながら稜線を歩くのも好きですが、静かな森の中を苔や花達が彩る樹林帯歩きも登山の醍醐味ですよね!
蓼科山荘で一休み

標高2,350m七合目地点、大河原峠と天祥寺原の分岐点にある蓼科山荘。
テント場はなく、小屋泊のみとなり、1泊2食付き11,000円 素泊まり7,500円と割安な印象です。
登山口から1時間40分程でたどり着く事ができ、携帯の電波も入りスタッフの方も明るく
私達の様な初心者でもとっつきやすい山小屋でした。

オリジナルのTシャツや物販が並べられており、物欲が刺激されます 笑
山頂ヒュッテまでは急登!

蓼科山荘から山頂ヒュッテまでは急登になり
足を上げる作業が多く体力を奪われます。
また、下山のルートとも重なっている為
道幅は広いが下山の方とのすれ違いは気を使います。
譲り合いの精神で声を掛け合いながら行きたいですね。

※急がずゆっくり進みます。
途中一ヶ所鎖場もあり。

蓼科山頂ヒュッテ

女の神山の頂上、標高2,530mにある蓼科山頂ヒュッテ

山小屋中にはピアノやギターが置いてあり、暖かい雰囲気です。
こちらも、1泊2食付きで11,000円、素泊まり8,000円と割安な印象。
有名な年越し宿泊では演奏会や鏡開きが行われ、年越しそばが振舞われるとの事!
冬山トレーニングを積んで山小屋で素敵な年越しをしたいものです。
山頂から百名山が40座拝める!?

岩でゴロゴロしており歩行に気を使いますが、天候が良ければなんと40座もの百名山が拝めるとの事!
私達は霧ヶ峰、美ヶ原、南アルプス、八ヶ岳等を見つけました。




※雄大な景色を眺めながらUL弁当、山で食べるご飯は特別ですよね。
結論、迷ったら蓼科山に行こう
登山計画をたてる際にどの山に登るか
迷う事がありますよね。
そんな時は蓼科山!いかがでしょうか。
往復約4時間のコースタイムで気軽に百名山に登れる。
山小屋は食事のメニューが豊富で、晴れていれば40座もの百名山を拝める!
歩きやすい原生林やゴロゴロとした急登等、登山者を飽きさせないコース。

総合的に見て体力に自信がない方でも、おすすめ出来る山行だと思います。
記事の様子はYouTubeチャンネル【山下の登山LIFE】にて配信していますので、是非ご覧ください!
今後も登山を中心に様々なoutdoor lifeをお届けしてまいります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!