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那須岳にある日本最古の山岳温泉を目指す旅
9月も後半に入り、登山のベストシーズンに入ってきました！
今回は登山と温泉好きにはたまらない、那須岳の山中にある日本最古の山岳温泉宿、
三斗小屋温泉大黒屋を目指して1泊2日の山行をご紹介いたします。
峠の茶屋駐車場からスタート
峠の茶屋駐車場は非常に広く開放的。
※那須岳登山口に1番近い駐車場（無料です）
10分程歩くと那須ロープウェイ山麓駅にたどり着きます。
※お手洗いも綺麗です。（ここ大事）
併設された建物には座る場所もあり清潔感があります。
まずは朝日岳山頂を目指します！
ルートは峠の茶屋駐車場→峰の茶屋→朝日岳山頂→隠居倉→三斗小屋温泉大黒屋
トータル4時間程の行程で危険個所が少なく、火山特有の地形を存分に楽しめる歩きやすいルートです。
但し、峰の茶屋から朝日岳山頂付近は非常に風が強いポイントとされ、注意が必要。
防風対策できるレイヤリング準備＆事前に天気と風速を確認して挑みましょう！
那須岳登山口に山之神あり
スタート地点には山之神と書かれた鳥居があり、歩みを進めると狛犬も鎮座しています。
※厳かな雰囲気
三斗小屋方面に進み、40分程で樹林帯を抜けると、朝日岳が出迎えてくれます。
中の茶屋跡につく頃には登山道が火山特有の荒涼とした雰囲気になってきます。
峰の茶屋付近は爆風エリアですが、この日は風もなく歩きやすかったです。
※右手に朝日岳
※峰の茶屋避難小屋（トイレはありません）
※茶臼岳も綺麗に見えます。
朝日岳山頂へは剣が峰をトラバース
避難小屋からは剣が峰をトラバースする形で進みます。
個人的にはこの道の雰囲気が好きで、アメリカのカウボーイが馬に乗って出てきそうな景色に心躍りました。
※少し西部開拓時代を感じませんか？笑
※途中一か所鎖場があり、高度感もあるので慎重に進みます。
朝日岳登頂！（2秒で退散！？）
分岐の朝日の肩を過ぎると山頂まで10分程。
山頂からの景色を楽しみにしていましたが、到着すると1000匹を超える小さな虫達が舞い踊っている！！
景色を楽しむ余裕はなく、朝日岳の看板にタッチし早々に引き返しました、、（口にも何匹か入った）
山の中って何が起こるか分かりませんね。笑
隠居倉経由で三斗小屋温泉大黒屋へ！
隠居倉山頂までは整備された歩きやすい道に出ます。
小屋まで下りになりますが、道の雰囲気がガラリと変わり藪漕ぎの様なエリアもあるので、
なるべく肌を露出しない方が良いです。（葉っぱで肌が切れない様に）
煙草屋旅館専用の源泉も見れます。
源泉から600ｍ程進むと目的地の三斗小屋温泉大黒屋に到着です。
※玄関先に無料の水場があります。そのまま飲んで大丈夫との事でした。
大黒屋のお部屋へ
お部屋は8畳で1泊2日、2食付きで１名13,000円
なんと1名でも個室というありがたさ！
小さなテーブルには温かいお茶とお着き菓子が用意されていました。
源泉かけ流しの温泉は手前が42度、奥が44度くらいでした。
最大6名程入れそうな大きさでゆったり旅の疲れを癒せます、
もう本当に、、最高すぎます！（3回入りました）
ぬるめの温泉もあり1時間おきに男女入れ替え制となっていました。
脱衣所の扉に、只今女性の時間です。と札が出ているので分かりやすかった。
※シャワーはなく、シャンプー等は使えません。
晩御飯が豪華
お部屋まで運んできてくれます！
全て手作りで、真心こもった料理を山の中で食べられる幸せをかみしめます。
冷えたビールと共に！
※廊下のランプが優しく灯る静かな夜。
21：00消灯、お布団も清潔でぐっすり眠る事が出来ました。
朝ごはんも良き
さわやかな朝を迎え、6：30に朝食が運ばれてきました。
THE日本の朝ごはんを頂き、元気に下山できそうです。
後ろ髪を引かれながら、帰り支度を整え岐路につきます。
下山ルートは三斗小屋温泉大黒屋→姥ケ平→牛ヶ首→峰の茶屋→峠の茶屋駐車場のコース
行動時間約4時間、平坦な道が多く非常に歩きやすかったです！
また必ず訪れたい特別な宿になりました。
皆様も秋山登山の候補にいかがでしょうか！
今回の旅の様子はYouTubeチャンネル 山下の登山LIFE にて配信していますので、
是非ご覧ください！
※前編
※後編
登山を中心に様々なoutdoorlifeをお届けしていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました！
