入笠山とは
長野県中西部、南アルプス北端に位置する標高1,955mの日本三百名山
山頂の近くまでロープウェイが通じている為、比較的簡単に登頂する事が出来る山。
登山道中にある入笠湿原は花の宝庫と呼ばれ6月には約100万株のすずらんが見る事が出来ます!
今回は登山初心者に魅力たっぷりな入笠山をご紹介します。
アクセス
中央自動車道諏訪南ICより約1時間30分で沢入登山口に到着できます。
登山口の駐車場(無料)は30台程停められ、トイレも併設されていました。
個人的には車を止めた後方にベンチがあり、そこで登山靴に履き替えたりザックを置いて
パッキングの最終確認をする事が出来て大変助かりました!
例年5月~7月までは早朝から満車になるとの事なので注意が必要ですね。
なだらかな登りで体力が不安でもOK!
沢入登山口から10分程進むとつづら折りの道に変化します。
秋は登山道が色づいた落ち葉でカラフルになりとてもきれいです。
季節を感じると同時に1年があっという間に過ぎていったな~と、しみじみ感じます。
道中富士山がみえるスポットもあり樹林帯歩きにアクセントを添えてくれますね。
法華道が最初の分岐
法華道の分岐は直接山彦荘に行くルートと湿原を経由するルートが選べます。
冒頭にもご紹介した通り、入笠湿原は6月には約100万株のすずらんが見る事が出来る花の宝庫!ぜひ皆さんも湿地経由で進んでみてください。
私達が訪れた10月中旬はシダ植物、ススキ等草紅葉で一面が染まり、どこか別の国にいる様な感覚になりました。
ヒュッテ入笠、マナスル山荘天文館を通り過ぎると山頂までは30分程、360°の大パノラマまでもう少しです!
選べる岩場コースと迂回コース
ヒュッテ入笠から山頂の中間地点で岩場コースと迂回コースの分岐があります。
どちらを選んでもコースタイムは15分なので、登りは冒険心くすぐる岩場コース!
下山はまったり迂回コースを選びました。笑っ
登りは少し急になりますが、疲れる程ではなく途中の鎖場(少し錆びていた)も補助程度なので初心者さんでも安心して選んで頂けるコースです。
大パノラマの入笠山頂!が〇〇が大量発生!!
程なく山頂に到着すると360°の大パノラマ!ここで朝日なんて見れたら最高だな、、なんて思いながら
看板を持って記念撮影。(山の民はみんなやりますよね!)
眺望は富士山をはじめ甲斐駒ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、高ボッチ高原、美ヶ原、霧ヶ峰、八ヶ岳等天気が良ければ様々な山を見る事が出来ます。
にこやかに景色を楽しんでいると突然、妻がとんでもない事に気が付きました。
それは、地面いっぱいの、ムカデ達!(色はすごく綺麗)
ざっと見ただけでも1000匹以上うごめいているではないか、、
早急に石の上に避難しましたが、ぞわぞわした感覚に襲われそそくさと退散。(虫が平気な妻はニコニコ山頂を楽しんでいました、汗)
ムカデではなくキシャヤスデ
調べてみると、山頂に大量発生していた虫はムカデではなくキシャヤスデという生物でした。
人を噛んだり危害を加える事はなく、主に8月~10月にかけて、曇りや小雨の日に地面から這い出て集団お見合いをしているそう。(合コンか、)8年周期で大量発生するとの事で、今回の登山時はピークを過ぎていたようでした。(それでも多いけど、、)
写真を撮る余裕は勿論なかったので、、気になる方は調べてみてください。
結論、集団お見合いが終わる11月以降に登るのが吉。
全体を通して危険個所が少なく、短時間で手軽に360°パノラマに出会える入笠山は登山初心者さんに
おすすめしたい山です!
但し集団お見合いの時期に行ってしまうと景色どころではなくなるので、事前の情報収集をしっかりしたうえで行ってみてください。山彦荘の方に問い合わせるのも有効だと思います。
山彦荘の山菜ラーメン&そばドラ(皮にそば粉を使ったどら焼き)
とっても美味しかったです!
今回の山行はYouTubeチャンネル 山下の登山LIFEにて見る事が出来ますので、是非ご覧ください!
今後も登山を中心に様々なoutdoor lifeをお届けしていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました!