日帰りで絶景に出会える百名山!石鎚山とは
四国山地西部に位置する標高1,982mの石鎚山は、古くから山岳信仰の山として知られており
山の形が石でできた剣である【石鎚】に似ている事が名前の由来と言われています。
最高峰に位置する天狗岳、弥山、南尖峰、3つのピークを総称して石鎚山と呼ばれています。
秋の紅葉シーズンには真っ赤に色づく紅葉を見に多くの登山者で賑わいをみせます。
毎年7月1日から10日までお山開きの神事が執り行われます。
古くからお山開きの期間は女人禁制とされてきましたが、現在は7月1日のみ女人禁制となっているそうです。
高度感満載!4つの鎖場
山頂直下の有名な鎖場が4つあり長さを合わせると約240mにもなるそうです!
下から順に、試しの鎖、一ノ鎖、二ノ鎖、三ノ鎖となっています。
自信がない方が無理に登ると途中で動けなくなったり、転落したりする可能性のあるルートなので、
心配な方は迂回路をおすすめします。
私達は登りくだり共に迂回路を選択しました。
土小屋登山口へのアクセス
【松山方面】からの場合→石鎚スカイライン
【愛媛県西条市、高知県高知市方面】からの場合→UFOライン
私達は謎の細く曲がりくねった峠道をナビに案内されるがまま進んでしまいましたが、、汗
皆さんはご注意ください、、(本当に大変だった)
※石鎚スカイラインは冬季閉鎖があるので、通行できるのは原則4月~11月頃迄
土小屋登山口の駐車場(無料)はとても広かったですが、紅葉シーズンは混雑するので早めの到着をおすすめします。
石鎚神社やモンベルフレンドショップ(カフェ併設)もあるので、もし忘れ物があった時は対応できますね!
ちなみに駐車場のお手洗いは凄く綺麗!なんと便座が自動で開くタイプで驚きました!
山頂1㎞手前までなだらかな道
登山口から山頂1㎞手前までは多少のアップダウンはあるものの、なだらかな道が続き非常に
登りやすいです。途中で九州?と思わしき大陸も見えたりします。
落石注意!
二ノ鎖元小屋の手前400mの区間は落石注意の看板が出ています。
頭上に注意しながら進みましょう!
石鎚神社奥宮頂上社
山頂まで残り1㎞の看板から斜度がきつくなります。
鳥居の前まで来ると美しい紅葉も相まって神聖な雰囲気に包まれる感覚、ここから石鎚神社奥宮頂上社の参道へ進んでいきます。
鳥居をくぐって直ぐ石鎚山公衆トイレ休憩所があり、併設された小屋の中は非常に整理されて清潔感がありGOOD!
鎖場と迂回路が選べるのですが、かなり高度感のある鎖場を登っている方を見上げると直感的に私達にはまだ早いと感じました、、笑
迂回路はお上りさん、お下りさんに分けられています。個人的には下山の際お下りさんの左側に手すりがないのが少し怖かったです。
山頂は絶景と人だかり
紅葉シーズンを少し過ぎてはいるものの、天狗岳の迫力ある美しさは見とれてしまいます。
平日でも山頂は30~40人程で混雑しており、特に天狗岳へ登る方達は声を掛け合いながら細い稜線をすれ違っていました。
※山頂からの眺望
天狗岳登頂も非常に憧れていましたが、高度感と稜線の細さにビビッてしまい、、汗
今回は眺めるのみとしました。(次は登りたい)
※石鎚神社頂上山荘は11/3までの営業です。
落石区間に注意する事と、鎖場で無理をしなければ登山初心者の方でも登りやすい山です。
コースタイムも4時間30分程と丁度いいです♪
山頂飯は尾西の五目ごはんに中華あんかけをIN
登山においては軽さが正義!ですが山頂で食べるご飯はこだわりたい。そんな気持ちの中私達は最近
フリーズドライ食品のミックスにはまっています。
五目ごはんに中華あんかけをプラスする事で、満腹感UP!とろみがつく事でごもくご飯単体よりも温かさが持続するような感覚でした。(個人的な意見です)
他にもモンベルのカレーリゾッタにシーチキンフレークを足してみたり、お湯で混ぜて作るマッシュポテトの粉等を持って行ったり。軽くておいしい、自分なりの山頂飯を模索中です!
皆さんはどんな山頂飯を楽しんでいますか?
今回の山行はYouTubeチャンネル 山下の登山LIFEにて配信していますので、是非ご覧ください!
今後も登山を中心に様々なoutdoor lifeをお届けしていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました!