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くじゅう連山縦走🔰2日間で7座を結ぶ山旅!テント泊縦走のススメ

くじゅう連山縦走🔰2日間で7座を結ぶ山旅!テント泊縦走のススメ

くじゅう連山とは

くじゅう地域の山の総称で、大分県に位置しています。

九州本土最高峰の中岳をはじめ、標高約1,700m級の山々が連なっており【九州の屋根】とも呼ばれています。今回はトータル7座を結ぶ山旅、くじゅう連山を1泊2日でテント泊縦走してきたので、レポートしていきます!

牧ノ戸峠登山口の駐車場情報

湯布院ICから約40分、やまなみハイウェイ上にある駐車場(無料)は広くて整備されています。

観光バスや修学旅行のバスなども停まっていて、休日は直ぐ満車になってしまうとの事でした。

※夜明け前の写真ですみません、、

牧ノ戸峠レストハウスにはお土産販売やカフェもあり行動食の買い足し等にも便利です。

山行行程と危険箇所

○DAY1 牧ノ戸峠登山口→沓掛山→久住山→天狗ヶ城→中岳→稲星山→白口岳→坊ガツルキャンプ場

○DAY2 坊ガツルキャンプ場→星生山→牧ノ戸峠登山口

全体の行動時間は13時間58分、距離17.6㎞

YMAPのコース定数は36(きつい)となっていましたが、比較的歩きやすい平坦な道が多く

時間に余裕を持った行程でゆっくり楽しむのがお勧めです。

※夜明け前に出発し朝日が昇るまでの特別な時間

危険箇所という程ではありませんが、白口岳から鉾立峠へ向かう下りは(1時間30分程)

傾斜が急で道幅が狭く、地面は滑りやすい泥、硬い木の枝(太ももにグリッ!と刺さる)や素手で触ると切れそうな草が生い茂っているという、、中々神経を使う道になっていました。

また、11月初旬だったので当然ですが稜線で強風にさらされると一気に体温を奪われます。

保温関係の装備は十分準備をしていきましょう!

休憩スポット

縦走登山中、景色の良い場所で太陽に照らされ輝くススキを眺めながらホッと一息コーヒーを飲む。

なんて一幕は最高ですよね!ただ山の中にいる以上天候の変化からは逃れられないので、雨風を防げる

避難小屋の情報は入手しておきましょう。

私達は星生山と久住山の分岐を進んだ先の久住分かれ避難小屋を利用しましたが、小屋内は広く20名程入れる大きさでテーブルとイスが常設されていました。

100円で利用できるトイレと携帯トイレ専用ブースもありましたが、いずれも清潔で快適です◎

また、小屋の中で〇〇の山頂は晴れているよ!〇〇の下りは滑りやすいから注意して!等登山者同士で情報交換しコミュニケーションがとれるのも避難小屋の良い所ですよね。

綺麗な景色を眺めている時もそうですが、同じ山の民とお話している瞬間が(あ!今登山してるな!)と感じたりします。

ここの眺めが最高!2つのおすすめビューポイント♪

個人的には稲星山からの眺望が最もくじゅう連山の全体像を見る事が出来て感動しました!

歩いてきた道のりを振り返って、よくぞここまで来たな~!と物思いにふけってしまいます。

あるあるですよね!?

そして久住山山頂から眺める阿蘇のカルデラ!(火山の噴火によって大きく丸くへこんだ場所)

南北25km、東西18kmの大きさをほこり、カルデラの内側には約2.6万人の人口を持つ集落があります。

実際に目にするとその大きさに驚くと同時に火山が作った大地のエネルギーを感じます!!

※阿蘇山の右側がカルデラ

法華院温泉山荘と温泉の気になるポイント、、

坊ガツルキャンプ場から徒歩10分程の位置にある法華院温泉山荘は1泊2食付きで

大部屋10,000円 個室11,000円 特別室12,000円(特別室気になる、、)

旅の疲れを癒す温泉は500円とリーズナブル。

浴槽が1つで、5人程入れる大きさでした。※シャワーなし

湯船に浸かると窓から大船・平治・立中の三山を眺める事が出来る最高の眺め♪

ただ1つ、、気になるポイントは

脱衣所が館内からほぼ見えてる!(男性用)

大きな暖簾があるが入口のサイズよりは小さい為、隙間から、というか、ほぼほぼ見えます(爆)

山の中で温泉に入れる贅沢を味わえる最高な場所ですが、少し気になるポイントですね。

凄く有難かったポイントは入口近くに靴洗い場がある事!

白口岳から鉾立峠までの泥でぬちょぬちょになった靴を洗えます(神)

無料の水場もあり、ビールの種類も多くレモンサワー、ハイボール、焼酎なども販売されていました。

トイレは水洗式でトイレットペーパー完備。

※談話室と乾燥室もあり中は広く清潔で過ごしやすさ◎

坊ガツルキャンプ場

中間湿原として国内最大級の面積を有する湿原。

広大なサイトは全面フリーサイトとなっており、なんと無料で利用できて受付も不要!

以前から憧れていたキャンプ場なので高まる気持ちのままテントを張る場所を探します。

輝くススキの中に身をおくと周りのテントが見えず、プライベート感のある空間で快適に楽しめます。

そして炊事場が常設というありがたさ!

※光り輝くススキ

久住山や大船山等に見守られながら飲むビールといったら、、至福過ぎます。

※おまけ テント泊の冷え対策の鉄板!

もしテント泊初心者さんが心配な事にランキングがあるとすれば、間違いなく上位3位以内に入ると

思われる【夜寒くて眠れないんじゃないか問題】

お湯を沸かし、プラティパスにIN!抱きかかえて眠る。これで全て解決です。

今回初めて試してみたのですが、効果抜群でした。(夜汗をかいて起きてしまう位)

お湯入りプラティパスをお腹に乗せていると、何とも言えない安心感に包まれます。

科学的にも証明できるんじゃないかレベルで安心します(笑)

体感温度は個人により感じ方が違うので、ご自身にあった方法で試してみてください。

今回の山行の様子はYouTubeチャンネル 山下の登山LIFEにて配信していますので、是非ご覧ください!

DAY1はこちら!

DAY2はこちら!

今後も登山を中心に様々なoutdoorlifeをお届けしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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