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2024.12.25
軽い着用感と最大20日間のロングバッテリーが魅力!登山用時計におすすめ「COROS PACE Pro」

軽い着用感と最大20日間のロングバッテリーが魅力!登山用時計におすすめ「COROS PACE Pro」

僕は登山用時計にCOROS VERTIX2を愛用しています。この時計はフルGPSにおける連続稼働が127時間で、日常の使用であれば充電せず約1ヶ月間使うことができます。そして操作性にも優れており、登山以外にもトレイルランニング、バックカントリースキーなど様々なアクティビティで活用しています。

そんなCOROSからPACE Proという腕につけていても忘れてしまうような軽量性と、シンプルなデザインで普段使いがしやすく、AMOLED(アモレッド)を搭載したことでディスプレイの視認性が格段に向上したニューモデルが登場しました。

この時計は様々なアクティビティでの使い心地に優れているので、今回はCOROS PACE Proの特徴について紹介し、アクティビティごとでどのような使い方ができるのかレビューをしていきます。

COROS PACE Proのデザインとスペック

COROS PACE Proは様々な点でハイキング、トレイルランニング、ロードランニングで使い心地に優れていると感じます。1つ1つ特徴について紹介をしていきます。

特徴1:鮮やかなAMOLED搭載、視認性が格段に向上

AMOLEDとはアクティブマトリクス式有機ELの略称で、自ら発光し高いコントラストで表示されるので、日中でも夜間でも鮮明なカラーによって、情報の見やすさが格段に上がります。この装置は明るいんだけれども省電力に優れ、液晶ディスプレイに必要だったバックライトやサイドライトなどが必要ではなくなるため小型化にも有利とされています。

そして非常にコンパクトなデザインながらも、1.3インチの大画面で地図の確認、ルートの確認、時間や標高などの情報が見やすいのも特徴です。

また例えば山に出かけると、日差しを遮るものが何もないような場所で時計の情報を確認しようとすると、強い日差しによって情報が見づらいということが過去にはあったのですが、そのようなことが一切なくなりました。

特徴2:ロングバッテリーと滑らかな操作性

COROSの時計といえば超ロングバッテリーが大きな特徴の一つとなっています。1回のフル充電で日常使用であれば最大20日間の使用が可能です。GPS信号を受信して精度の高い位置情報を得る場合は、最大31〜38時間となります。

また操作感度が非常に滑らかになったので、マップ拡大の処理速度や、スマートフォンでルートをダウンロードした後、時計に送る際の通信速度などストレスなく行うことができます。これはCOROSの中で最も早いプロセッサーを使っているためです。

特徴3:シンプルで直感的な操作性

COROSVERTIX2を愛用している時から、このブランドの良さは直感的な操作性能です。スントやガーミンの時計も過去使っていましたが、操作方法が分からず全ての機能をしっかりと使うことができなかったのですが、COROSの時計はそのようなことがないのが個人的に好きな点です。

ボタンは時計の右上にデジタルダイヤルがあり、右下にボタンが備わっています。

様々な画面に移動した際右下のボタンを押せばウォッチフェイスを表示させることができます。ウォッチフェイスでは時間、歩数、心拍数、日の出日の入り、標高、残バッテリー容量を視認することができます。

右下のボタンを長押しすれば様々な機能を選択して表示させることができます。地図、コンパス、心拍数通知、オキシメーター、安静時心拍数、ウォッチフェイスの設定、携帯を探す機能、タイマー、ストップウォッチ、仮眠の時間設定、アラーム、ナビゲーションなどがあります。

右上のデジタルダイヤルを押すとアクティビティを選んで、経過時間とともに心拍数や登った標高、ラップ時間などを計測し、終了後は1つのアクティビティ毎で情報を保存しておくことが可能です。

時計を使用して得た情報は、COROSのアプリと連携して、時系列で情報を確認することができます。アプリを使えば時計をした状態におけるトレーニング状態や、トレーニング後のリカバリーがどのような状況か、現状の心拍数、睡眠の状況、体型管理など一元化することができて、登山だけでなく、登山前後の体調管理やトレーニングのモチベーションを上げることができます。

特徴4:非常に軽く邪魔しない着け心地

COROS PACE Proの重量はシリコンバンドの場合49g、ナイロンバンドにすれば37gと非常に軽量です。そして厚みが約1.2cmでロングスリーブのウェアを着用していても邪魔になりづらく、登山やバックカントリースキーなどでウェアの着脱が多い時にもストレスがありません。

また睡眠データの取得を行うために寝る時に時計をつけたままとなりますが、非常に軽いので気になりづらいのも良い点です。テント泊登山や小屋泊登山などでは、耳栓をして就寝をするのですが、アラームは時計のバイブで対策するので、軽い着用感は重要です。

アクティビティごとでどのような使い方ができるのかレビュー

僕はトレイルランニング、登山、バックカントリースキーと様々なアクティビティを行い、全てに共通して使用する道具の一つに時計があります。そして1つの時計で全てのアクティビティで必要な情報を得ることができるのが、COROS PACE Proの強みの1つです。

登山・バックカントリースキーではルート確認が重要

登山道がないバックカントリースキーでは、事前にパソコンやスマホなどでルートを作り、ルート通りに歩けているか確認することが重要です。この時地図確認はスマホのジオグラフィカを使って対応していますが、標高や予定通りに歩けているかといった時間確認は全て時計で行います。

時計でルート通りに歩けているかといった確認もできるのですが、視認性が高い1/25,000の地図を確認しながら歩くのが重要なので、時計はサポートぐらいの位置付けで考えています。ルートを外すと時計がアラートを発し気づかせてくれるような機能も備わっています。

YAMAPとの連携も超簡単

またYAMAPで作ったルートを時計に送信して、時計で確認する方法も非常に容易です。

YAMAPのアプリからGPXデータを「エクスポート」してCOROSに送信します。

COROSのアプリが自動で開くので、その後「ルートを保存」します。

保存した後に「ウォッチに送ります」ボタンをタップしたら、COROSに転送されます。

次にCOROSでアクティビティを選んで、ナビゲーションを選択。その後はルートを選択して行動開始です。

行動中はルート上を歩いている軌跡を確認することができ、さらにコースから離脱をするとアラートを時計のバイブと音で知らせてくれます。

トレイルランニングや登山では心拍数機能をフル活用

心拍数を確認するのは登山で汗をかきづらい行動するのに重要な指標として考えています。僕の場合は心拍数130を超えたら発汗量が多くなるという風に考え、この数字を超えたら立ち止まって息を整えるようにします。こうすることで水分補給の回数を足すことができリスク軽減にもつながります。

またSpO2を測ることもできます。これは安静時での健常者のSpO2値は96%~98%の範囲にあると言われています。90%を切ると呼吸不全と定義されます。なので安全かつ効果が最大化されるように、走行ペースを管理するのに確認したり、SpO2が低いと体への負荷がどれくらいなのかをチェックして行動計画を立てることができるので非常に便利です

仮眠の時間設定が何かと使える

アウトドアアクティビティとは関係ないのですが、仕事中に眠くなった時に仮眠の時間設定を行って、パフォーマンスの高い仕事時間を作るようにしています。睡眠に入ってから約15分以上寝てしまうと、起きた時に途端にだるくなってしまうので、このようなことが起きないように15分以上は寝ないようにしています。深い睡眠に入る前に起きれば非常に頭がすっきりとして、その後の仕事のパフォーマンスを高めることができます。

COROSオフィシャルサイトで「COROS PACE Pro」をチェック

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