ユニクロの商品は、アウトドアメーカーの商品と比較するとかなり安く購入することができ、買い換えようと考えているアイテムによっては一度ユニクロをチェックしてみようと考えることが多いです。そんな中で今回はユニクロの
- ヒートテック ライニンググローブ
- ヒートテック ライニンググローブストレッチ
- ヒートテック リブビーニ
の3点を紹介します。ヒートテックアイテムの賢い使い方と各アイテムごとのスペックとデザインを紹介します。
ヒートテックアイテムの賢い使い方
今回紹介する3つのユニクロのアイテムはいずれもヒートテックでレーヨンが混紡されています。だから汗をかくとほんのり暖かくなるので、アンダーウェアは登山では使用しない方が良いと思うのですが、今回紹介するグローブやビーニーは使い方を気をつければ、保温力に優れた体を温めるアイテムとして活用することができます。
ヒートテック ライニンググローブにおいては、手を温めるのに適したグローブで、トレイルランニングや標高差のあるハードな登山以外では、ゆっくりとした行動となり手に汗をかくようなことが非常に少ないと思います。また汗をかくことが多い場合は薄手のライニンググローブをした上からヒートテックのグローブを着用することで手が冷たくなりづらく暖かな状態を保ってくれます。
続いてヒートテック リブビーニーにおいてはレーヨン混紡されていません。それではなぜヒートテックという名称を使用しているのか?というと、これは個人的な見解ですがアクリルが80%なので、繊維の隙間に暖かい空気を閉じ込め保温することができるからだと思います。だから汗をかいてもレーヨンの特徴である吸着熱が生じないので頭を暖かく、そして耳を隠すこともできるので状況に応じて耳も保温することができるヘッドウェアとして使用することができます。
ヒートテック ライニンググローブの使い分け
続いてヒートテックのライニンググローブ2種類について紹介をします。
ヒートテック ライニンググローブは手の甲部分にブロックテックと呼ばれる素材を使用しているので、水や風を通しにくく冷たい風に当たっても手を冷やしづらい特徴があります。
そしてタッチパネル操作が可能な導電性素材を使用しており、この素材の反応が非常に良くグローブをした状態でストレスなくスマホのタッチが可能です。
肌面はヒートテックの素材を使用しフリースのような目の細かい起毛素材で気持ちよく手にフィットします。
そして手のひらの中心部分には滑り止めがプリントされているのでストックを持った時に滑りづらく安心です。
使用しない時は左右のグローブを連結させることができ片方どこかなくなってしまったといったようなことを防ぐことができるのも登山ではありがたいです。
対してヒートテック ライニンググローブストレッチは、製品名の通りストレッチをするフィット感に優れたグローブです。甲部分は程よい防風性を備えたストレッチ素材で、ヒートテックのライニンググローブほど防風性には優れていません。なので風が少ない、また気温が高いことが想定できるような天気での樹林帯を歩くようなハイキングで使用しています。
内側のヒートテック素材はヒートテックのライニンググローブと同様で手を優しく包み込む起毛素材です。
そして手のひらの中心部分と人差し指&中指&親指の中心辺りまで滑り止めがプリントされているのでストックを持った時に滑りづらく安心です。また何かを掴むような時にも滑りづらい特徴があります。
スマホ操作も非常に反応が良く、とても使いやすいグローブです。
どちらのグローブも非常にフィット感に優れているので、もしインナーグローブをすることを想定している場合はワンサイズ大きめがおすすめです。
ヒートテック ライニンググローブが両方合わせて82g、ヒートテック ライニンググローブストレッチが両方合わせて51gです。グローブは持ち歩くアイテムではないので特に重量を気にする必要はないと思いますが、持ち歩くアイテムのような使い方をする時にはそれぞれのグローブを比較した時に30gほど差があることを覚えておくと良いでしょう。
ヒートテックリブビーニ
ヒートテック リブビーニーはスタンダードなデザインで使いやすいだけでなく全部で10色の展開があり、ファッションを楽しむアイテムとしても非常に人気があるアイテムです。そしてナイロンをブレンドしているので滑らかな肌触りで汗をかいても痒くなることがほとんどありません。
そして折り返し部分が約7cmと長く、伸ばせば耳全体を覆い隠すことができます。さらに深いデザインで、リブ編みによるフィット感にも優れているので風で飛ばされるような心配はありません。
登山中だけでなくテント泊や山小屋泊などでもビーニーを目隠し代わりに使用することができます。
以前はウール素材のビーニーを好きで使っていましたが、汗をかくとおでこが痒くなるので、それ以降はユニクロのヒートテック リブビーニか、パタゴニアのフィッシャーマンズ・ロールド・ビーニー、HOUDINIのビーニーを使い分けています。