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テレマーク×バックカントリースキー×雪中キャンプ

テレマーク×バックカントリースキー×雪中キャンプ

2025年3月上旬、巻機山周辺の山域へバックカントリーへ。今回のバックカントリーは1泊2日の雪中キャンプを絡めた僕にとって初めての山旅。

メンバーは山岳ガイドの成田賢二さん、僕の友人の浅賀さん、成田賢二さんの友人で大工の中道輝久くんの4名。

テント、ストーブなど多くの装備を成田さんに背負ってもらい楽しませていただいた。

登山口は高度約600m、ここから標高1200mアップで山の頂上を目指す。

バックカントリースキーに馴染みがない友人に「スキー板は山へどのように持って行くのか?」と聞かれる。スキー板は携帯せずに履いて登る。

方法はクライミングスキン、スキーシールと呼ばれる道具をスキー板の滑走面に貼り付ける。スキー板でそのまま雪面を登ろうとすると、当然ながら後方に滑ってしまい登ることができないが、スキンの表面にある逆毛が雪に引っかかることで、前には進むが後ろには戻らず、ある程度の斜面を登ることができる。滑走する際はクライミングスキンを剥がし滑走をする。

このクライミングスキンにはブラックダイヤモンド、コルテックス、ポモカ、G3などのメーカーがあるが、個人的に愛用しているのはブラックダイヤモンドである。接着方法、軽量性、素材などシーズンやツアー内容によって使い分ける。

3月になると厳しい寒さが一段落し、新雪の沈降が進む。1月2月のパウダースノーと呼ばれる雪質とは異なり、雪質の見定めが難しい季節だ。

レイヤリングも然り。2月のイメージでレイヤリングを行うと暑くて汗をかき、余計な体力が奪われる。

この日はメリノウールのベースレイヤーに山旅のポーラテックアルファダイレクト90ULジャケット、その上にRabのキネティック2.0ジャケット、滑走時はハードシェルを着用するというレイヤリング。この不思議な素材でできたアルファダイレクト90ULジャケットを成田さん、手に持ち不思議がる。

木に付着した雪は緩んで容赦なく体に落ちてくる。この時しっかりと雪の付着による濡れから体を守るウェアは貴重であり、透湿性が高く動きやすいソフトシェルは使い勝手が良い。

頂上付近から見る雪景色は本当に美しい。みんなで景色を楽しみながらコンビニで購入したパンやおにぎりを食べ休憩をする。

頂上周辺は「エビの尻尾」が。エビの尻尾とは樹氷の一種で同方向からの風によって雪や水滴が木や岩などに付着し、風上に向かって積み重なって長く伸びたもの。まるでエビの尻尾のようであることから名付けられた。

山頂付近は急斜面でクライミングシールを使ったスキー登高では滑りやすいため、ザックにスキー板を取り付けて登山をする。これをシートラーゲン、略してシートラと呼ぶ。約200m登って山頂に到着。みんなで記念撮影をする。

ここからは滑走!思い思いに楽しむ。

テント場は少しでも風の影響を受けづらいように雪を掘ってテントを張る。テントは成田さんが持ってきてくれたエスパースのマキシム。この時シュラフは700gほどのものを持参。

二日目はあいにくの天気、朝起きたら頂上はガス。登ってもホワイトアウトの可能性が高く、ツアープランは中止し下山となった。シール、シートラ&ブーツアイゼンなどの登高は、歩き方やストックの使い方などまだまだ学ぶべきことが多く、経験が少ないことで疲れやすい動きとなってしまった。

稜線に出るとホワイトアウト。先が全くわからない。視界が悪く平衡感覚を失う状態が続き、三半規管が刺激され気持ち悪くなる。

斜度も2万5000分の1の地形図のみでしかわからないため、雪崩の危険も考え、適切なグルーピングをしながらジグザグに斜面を切るように滑って下山をする。

標高1300m付近でようやく視界が開け、登山口の約600m付近までスキーをして下山をした。

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