アクティブインサレーションとはその名の通り行動中に着用してもオーバーヒートしづらいインサレーションのことを言います。機能としては通気性と保温性を備え、動きやすい素材とデザインが特徴です。
今回はパタゴニアの代表的なアクティブインサレーション「ナノエア」のベストスタイルの「ナノエア・ライト・ベスト」を紹介します。まず初めにナノエア・ライト・ベストのスペックを紹介し、その後デザインの特徴、着用レビューをしていきます。
ナノエア・ライト・ベストのスペック
パタゴニアのアクティブインサレーションは2025年現在2種類存在します。
- 20グラム・フルレンジを使ったナノエア・ウルトラライト
- 40グラム・フルレンジを使ったナノエア・ライト
ナノエア・ウルトラライトは、
- フルジップフーディ:249g
- プルオーバー:218g
の2種類のタイプから選ぶことができます。
ナノエアライトは、
- フルジップフーディ(R1エアのニットパネルを採用したハイブリッド):335g
- ジャケット(R1エアのニットパネルを採用したハイブリッド):298g
- ベスト:211g
の3種類から選ぶことができます。

いずれも30デニールのリサイクルポリエステル、ストレッチ・リップストップ素材をシェルと裏地に採用しており、動きやすく、なめらかでレイヤードリングしやすい素材です。
ナノエアウルトラライトのプルオーバータイプが218gなのに対し、今回紹介するナノエアライトベストは211gなので、ほぼ同じ重量です。 僕が愛用しているM サイズを実際に測ると212g です
ナノエア・ライト・ベストのデザイン

この時僕が考えたのは、体幹をしっかり温めることを重視するのならばナノエアウルトラライトよりもナノエアライトがよく、軽量化を重視したいからベストタイプが良いのではないかという考えです。

さらにベストタイプはミドルレイヤーとして着用する時に腕振りが楽なだけでなく、腕通しも楽で、総合的に行動しやすく、脱いで持ち歩く時は軽いことから選択肢としてベストは好みです。

ナノエア・ライト・ベストは、チェストポケットにポケッタブルが可能で、ポケッタブルする時ギュウギュウに詰め込まなくとも簡単にコンパクトにできます。大きさは直径約15cmのボールぐらいです。

キルトパターンは立体的でかつ伸縮性を備えた素材なので屈むような動作にも追随してくれ、とても動きやすいです。

ハンドウォーマーポケットはしっかりと手首までを覆い隠す大きさで、キルトパターンに沿うようにポケットが配置されているのでカッコ良いです。


チェストポケットはスマートフォンを縦でも横でも収納できる正方形で、前から見た時にジッパーが隠れるデザインです。

首回りはジッパーを上まで上げて顎に当たらないチンガード付きで、更に首回りに沿う立体的なデザインで、苦しくなく冷たい風から首を守ってくれます。天幅は18cmで上から着用するレインジャケットやハードシェルにも干渉しないし、首周りがダボつくようなこともなく好みのデザインです。
ナノエア・ライト・ベストを着用レビュー

まずはじめに腕を通してみて最初の感想は「軽い!」ということです。今まで着用していたアクティブインサレーションは350g前後のものが多く、それでも非常に軽量なモデルと認識していたのですが、そこからさらに約140gも軽くなると、着用感が極端に少ない印象です。

寒いと感じた時にナノエア・ライト・ベストを着用すると、しっかりと体の熱をベスト内で感じることができる暖かさです。しかしながら体が温かくなり出すと、熱をしっかりと排出し熱がこもっていないことが分かります。
フルレンジと呼ばれるパタゴニアで「ナノエア」とつく全ての製品に採用されているインサレーションは、東レとパタゴニアで開発したもので数種類の異なるポリエステル繊維から作られています。このフルレンジ・インサレーションは軽量であること以外に、通気性と伸縮性に優れていること、疎水性を備えているので濡れても保温力が失われづらく嵩を維持すること、そして素早く乾くところです。

この特徴以外に昔から使用していたナノエアを着用してみて思うのは、へたりづらいということが挙げられます。
これらの特徴はダウンの弱さを補う安心感の高さが魅力で、さらにベストタイプでも税込28,600円もするので長く使用したいという欲も満たしてくれると考えています。

最後にサイズ感についてですが、身長約180cm体重65キロの僕はMサイズを着用しています。薄手のベースレイヤーの上からの着用、ミドルレイヤーの上からの着用でも大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズ感です。カラーはUtilityBlueという色で、上品で好みです。
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