テント場、キャンプ場で食事をする時に皆さんは明かりをどのように確保していますか?ヘッドライトを頭につける、ランタンを地面に置く、もしくはテントの天井や入り口にランタンを吊るして食事をするという方法が大半なのでは?と思います。
カーボン・ランタンスタンドがあると、テーブルのちょっと上からテーブル全体を明るく照らすことができ、地面に食事を置くことがないので、清潔な環境を作り出すことができます。
今回はULマルチテーブル用に開発されたカーボン・ランタンスタンドのスペックとデザインの特徴を紹介していきます。
カーボン・ランタンスタンドのスペック

- 重量:27.3g
- サイズ:天板〜ハンガーフック:33cm・支柱15cm(ネジ部分抜き)・ステンレスハンガー21cm
- 素材:支柱がカーボン・ハンガーフックがステンレス・六角ナットがナイロン樹脂製です
- 耐荷重:100g以内の軽量なランタンやヘッドライト推奨としています
カーボン・ランタンスタンドは直径0.9cmのパンチ穴にカーボン支柱を差し込み、裏側から六角ナットで締めるだけでセットできるランタンスタンドです。



ULマルチテーブルの天板には無数の直径0.9cmのパンチ穴が設けられているので、好きな位置にランタンスタンドを設置することができます。4角のパンチ穴はテーブルの足と干渉するため固定ができません。

支柱をテーブルと固定したらハンガーフックをカーボン製の支柱に設けられた穴に刺します。
カーボン・ランタンスタンドのデザインの特徴
ハンガーフックの上部は様々なランタンを引っ掛けることができるようにデザインされています。
相性の良いランタン・ヘッドライトを検証



HEXER UL3は個人的に最も好きなLEDランタンです。このランタンはカラビナ部分が比較的厚みのあるデザインなのですが問題なくぶら下げることができます。
HEXER UL3をセットした場合はテーブルから灯りの高さまで23cmとなり、しっかりと明かりがテーブルに届く、ちょうど良い高さです。
レッドレンザーのML4もぶら下げることができますが、このランタンは明かりが真下にないのでちょっと残念です。
RovyVonの軽量ライトAuroraA5、AuroraA7もクリップを使ってぶら下げることができます。
ヘッドライトはベルトを短くしてぶら下げることで使用することが可能です。
このように様々なランタンやヘッドライトを使ってテーブルのちょっと上からテーブル全体を明るく照らすことができます。
コンパクトに収納可能
ランタンスタンドを追加したことで収納がコンパクトにならないということがないように、デザインに工夫を凝らしました。



六角ナットは非常に小さいものなのでなくしてしまう心配があります。そのようなことがないように六角ナットの側面に設けられた穴を使ってステンレスハンガーに固定しておくことで、紛失を防ぎます。



分解したランタンスタンドはULマルチテーブルの裏側に収納することができるので、空間を有効活用しコンパクトに収納が可能です。

収納時はランタンスタンドのナイロンナットがテーブル脚のナットにかかり、ハンガーがカーボンポールの下に潜り込むことでテーブルを逆さ(上面)にしてもランタンスタンド一式が落ちません。
1cm直径の支柱をテーブル裏に収めると上の写真のように若干テーブル足が持ち上がります。
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