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ダウンの防水、パッキングに便利なドライバッグを徹底検証

ダウンの防水、パッキングに便利なドライバッグを徹底検証

登山装備で濡らしたくない代表的なアイテムにダウンウェア、ダウンシュラフがあります。このような濡れては困るアイテムを持ち歩くのに便利なのが、今回紹介するダイニーマ製ドライバッグです。

今回は山旅で販売しているダイニーマ製ドライバッグS,M、Lそれぞれのサイズの収納力、そしてどれだけの防水力があるのか、実際に水を当てたテストをしてみたいと思います。

ダウン製品が濡れる可能性について

まずはじめにダウン製品が濡れる可能性について簡単に紹介します。

  • レインカバーをしているけれどザックの背面が雨や汗で濡れてザックの中のものを濡らす
  • 雨が降っている最中にザックから物を出した際、ザックの中のものを濡らす
  • 結露したテントをザックの中に収納した時、ザックの中のものを濡らす
  • 雨が降っている最中にパンキングをしている最中に直接道具を濡らす

可能性があるシチュエーションを挙げ出してみました。ダウン製品が濡れると保温性が一気に落ちてしまうので、寒い季節、高所登山ではこれらを濡らさないための防水性のスタッフバッグ、ドライバックはとても重要です。

ダイニーマ製ドライバッグS,M、Lそれぞれのサイズの収納力

ダイニーマ製ドライバッグは3つのサイズ展開です。

  • ドライバッグS:21.5×34cm|17g
  • ドライバッグM:24.5×41cm|20g
  • ドライバッグL:28.5×47cm|25g

ドライバックSは300g以内のダウンアイテムを収納するのに便利な大きさです。シートゥサミットスパークSp0という225gのシュラフが入って、まだ余裕がある状態です。

ドライバッグMは650g以内のダウンアイテムを収納するのに便利な大きさです。RabのミシックGジャケット277g、マウンテンイクイップメントのパウダー・パンツ210g、無メーカーのダウンソックス両足160g、合計647gが全て入って、ちょうど良い大きさです。

ドライバッグLは750g以内のダウンアイテムを収納するのに便利な大きさです。シートゥサミットスパークSp1という350gのシュラフ、ウエスタンマウンテニアリングのフライライトという405gのシュラフ、合計755gが全て入って、ちょうど良い大きさです。

例えば日帰り登山で防寒着を装備に加えたい場合はドライバックSやMが良い大きさだと思います。

テント泊登山でシュラフや防寒着を装備に加えたい場合はドライバックMやLが良い大きさだと思います。

ドライバッグS、M、Lの防水力

山旅のドライバッグは防水力を高めるために縫い目を極力減らしたL字構造で縫製を行っています。これによって若干ではありますが軽い製品となっています。

またドライバッグの開口部はベルクロテープが備わり、開口部をテープで閉じてからロールして畳むことが可能です。収納を容易に行うことが可能なだけでなく、防水性能を高めたデザインです。

それでは実際にドライバッグの中に濡れたことが分かりやすいタオルを入れてシャワーをかけた実験をしたいと思います。実際にはこんなにドライバッグが濡れることはないと思いますが、防水性能を確認いただければと思います。

水をかけて中のものが全く濡れていないことがよくわかるかと思います。

ドライバックがあると他の道具の濡れ、雨や汗などからダウンアイテムを濡れから守ることができるだけでなく、それぞれスタッフバッグに収納する手間が省けて、撤収と準備の時間が短縮できるだけでなく、スタッフバッグの数量も減り若干ではありますが軽量化することも可能です。

またドライバックに入れたダウンウェアでザックの中の隙間を埋めることができ、登山をしていてザックの中のに荷物が揺れて歩きづらいといったことも軽減できます。

ドライバック1つで、多くのメリットを享受できるので、是非登山に取り入れて安心安全に山歩きを楽しんでください。

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