今回紹介するのは登山初心者の方にも上級者の方にもおすすめできる、あると便利な登山アイテムです。中でも3年以上は使っている長く使用できるものをピックアップしました。第1弾では最軽量級のレインジャケットや日焼け対策のためのアイテムなどを紹介させていただいてます。気になる方はそちらもチェックしてみてください。
山ごはん&行動食の幅が広がるスタンドコジー



スタンドコジーは、もうすでにお持ちの方はきっと便利に使っていただいているかと思うのですが、カップラーメン、カレーメシ、アルファ米、リゾッタ、早ゆでパスタなど、様々な携行食を簡単快適に食べることができます。使い方はとても簡単で尾西のアルファ米やUL弁当、リゾッタなどすでにパッケージされているものは、スタンドコジーの中に入れてお湯を注いで食べるだけです。
スタンドコジーがアストロフィルによる高い保温力が特徴なので、保温しながら寒い山の中で食事を楽しむことができます。
カップラーメンやカレーメシ、また早湯でパスタなどは、ジップロックフリーザーバッグのSサイズに移し替えて持ち歩きます。粉チーズやオリーブオイル、フリーズドライのスープを砕いて追加するなどして、自分好みの味を楽しむことができます。このジップロックフリーザーパックSサイズがスタンドコジーの中にちょうど入るようにデザインしています。
暖かく食事を楽しむことができる以外に、朝水なりおゆなりを入れておいて、登山中にスタンド補充を手に取って行動食のようにご飯やパスタを食べることができます。
僕は日帰り登山だけでなくバックカントリースキー、長期縦走登山などでなくては困るアイテムで、必ず装備に加えています。
TALEXレンズに変えたアイボルのサングラス



僕は汗っかきなのでサングラスをしている最中にサングラスがずれるストレスを抱えていました。だから登山中にそのストレスから解放されるためにサングラスを取り外してしまっていたのですが、これだと紫外線が目に入って、それが元でメラニン色素を作って体全体が日焼けしてしまいます。
このようなことがないようにテンプルの内側とノーズパッドに滑りづらい素材が採用されているアイボルのコンロンを登山用サングラスとして使っているのですが、汗をかいてもずっとサングラスをしたままでもストレスなく、購入してから5年以上は使っています。
またサングラスのレンズにもよるのですが、裸眼で見る山の景色と色が異なるのが嫌で、サングラスをしていてもできるだけ自然に近い色で、さらに樹林帯でも稜線でも暗すぎず明るすぎないレンズが好きで今はタレックスのTRUEビューを使っています。
履き心地と耐久性を備えたPoint6のソックス



足の形、足へのフィット感、登山靴との相性、ソックスのクッション性、素材などソックスの好みというのは様々だと思いますが、僕が好きで愛用しているのがPoint6です。その他にもブリッジデイル、スマートウールも好きです。
Point6はクール繊維のばらつきが極端に少なく、それによって毛羽立ちも少なく、それによって嵩張ることがなく、柔らかな履き心地とトレイルランニングシューズや登山靴との相性がとてもよく感じます。
また程よい日々フィット感を感じるアーチサポートと足首を固定する心地の良いフィット感、ソックスのトップには締め付けが少ないけどもフィットを維持しているためソックスが下がるのを防ぐデザインなど、ソックス専門ブランドならではのこだわりが随所に見られるデザインです。
トレイルランニングではライトウェイトを使用しており、長期縦走登山ではミディアムウェイトを使用しています。
42gの差をどう考えるか?SOTOスライドガストーチ



登山ではBICのずっとBICのライターを使い続けていましたが、先日水の付着、雪の付着で全然点火しなくなってしまって困ってしまいました。BICミニで10g、スリムライターで14gと軽量で便利ではあるのですが、今は予備ライターに位置付けています。
そしてメインライターにはSOTOのスライドガストーチを使っています。火口が伸びるというのが、点火時にとても便利で、さらに耐風バーナーなので風が降っている時でも火をつけやすく、火がなかなかつかずに寒い思いをすることが非常に少なくなりました。
渓流釣りに出掛けて焚き火をする時の必須アイテムなのですが、今では登山に出かける時にも活用しています。
背中の汗による気持ち悪さが解消!山旅バックメッシュ速乾メリノウールTシャツ



一年中着用しているウェアは何かと聞かれたら、すぐさま答えられるのが「山旅バックメッシュ速乾メリノウールTシャツ」です。
このTシャツはメリノウール50%、ポリエステル50%の速乾メリノウールをベースに、背中全体と脇部分には、より乾きの早いメリノウール50%、ポリエステル47%、ポリウレタン3%のメッシュを備え、発汗量の多いアクティビティで快適性を維持し続けるベースレイヤーとして販売しています。
このメッシュ部分の機能性が素晴らしく、汗を吸ったら素早い拡散と、素早く肌から汗を遠ざけるので、汗戻りが極端に少なく肌がドライに保たれます。これによって気化熱が生じにくいだけでなく、ベタつき、ベースレイヤーが肌に吸い付くといったことがなくなり、登山からトレイルランニング、春のバックカントリースキーまで幅広く活用することができるベースレイヤーです。
メリノウール50%混紡されているから、メリノウールの代表的な機能である吸湿性、防臭性、光沢感、シワの軽減がメリノウール100%の素材と比較しても衰えることがほぼないと実験の結果からも出ています。これが30%とかになると、実感値として機能性が落ちたと感じました。
だから僕にとって50%、50%というメリノウールとポリエステルの混紡比率は最強だと思っていて、これにこだわっています。