登山やハイキングに出かけるということは、日常を離れ、自然の中へ一歩踏み出すことです。山では天候や地形が予想外に変化し、転倒やケガ、虫刺されといったトラブルが思いがけず起こることもあります。そんな"もしも"に備えるために欠かせないのが、ファーストエイドキットです。
特に登山初心者の方には、最低限のファーストエイドを携帯しておくことを強くおすすめします。
今回ご紹介するのは、山旅の新しいラインナップ「X-PAC製ファーストエイドバッグ」です。

軽量で耐久性のある素材「X-PAC」を使用し、登山装備の中でも見失いにくいデザインと、素早く中身にアクセスできる機能性が魅力です。薬や絆創膏、ハサミやテープなど、必要なアイテムを整理しやすい内部構造も備えています。


今回はこの新しいラインナップ「X-PAC製ファーストエイドバッグ」の紹介と、今まで販売していたシンプルで軽量なデザインのファーストエイドポーチとの違いを紹介します。
新しいラインナップ「X-PAC製ファーストエイドバッグ」の紹介

このファーストエイドバッグは、軽量でありながら高い耐久性と防水性を兼ね備えたX-PAC素材を使用しています。完全防水ではありませんが、雨や汗による濡れや湿気から中身を守る設計が施されています。
主な特徴としては



- 素材:X-PAC210デニールナイロンを使用し、耐久性と防水性を確保。
- カラー:鮮やかな赤はザックの中でひと目で見つかり、万が一、自分が動けない時は他人がバッグを素早く発見できる。
- サイズ:縦11cm、横17.5cm、奥行き約6cmで、コンパクトなのでザックに収納しやすい。
- 外側のデザイン:外側の白い十字部分にもX-PAC素材を使用し、小さなバンドエイドを2つ収納可能。
- 内側のデザイン:メッシュポケットやストレッチバンドポケットが配置され、絆創膏から小型ツールまで、使う順番に整然と収納可能。
- ジッパー:止水ジッパーを採用し、ダブルジッパー仕様で開閉が容易。また中身が濡れづらい
- 付属品:ジッパーの引き手にはホイッスルが付属し、緊急時に役立つ。
このバッグは、登山だけでなく旅行やキャンプなど、さまざまなアウトドアシーンで活躍するアイテムです。
比較:ファーストエイドポーチvs.ファーストエイドバッグ
項目 | X‑PAC製ファーストエイドポーチ | X‑PAC製ファーストエイドバッグ |
重量 | 40g | 77g |
サイズ | 9×17.5×5cm | 11×17.5×6cm |
素材 | Dimension‑PolyantX‑Pac®VX21 | Dimension‑PolyantX‑Pac®VX21 |
開放性 | 止水ダブルジップ | 止水ダブルジップ&全開設計 |
追加機能 | ホイッスル付きジッパー引手 | ホイッスル付きジッパー引手、持ち手、全開時の落下防止用のメッシュパネル |
【軽さ重視】X-PACファーストエイドポーチ

「最低限でいい。だからこそ軽さは譲れない。」
そんなシンプル志向の方にぴったりなのが、このファーストエイドポーチ。必要最低限の絆創膏や包帯をコンパクトにまとめたい人におすすめです。X-PAC素材を活かした軽量設計で、ザックのポケットにもスッと収まり、常に携帯しても負担になりません。

- 軽量・コンパクトで携行性抜群
- 最小限の応急用品をスマートに収納
- サブバッグとしても活躍
使いやすさに差が出る、視認性と整理力に優れたファーストエイドバッグ

ファーストエイドバッグは"携行品の整理性能"と"緊急時の視認性"を重視する方におすすめです。中身をすぐに見つけて取り出せるポケット群と、中身の視認性に優れたメッシュ素材の組み合わせが特徴で、ファーストエイドキットだけでなく、化粧道具、日焼け止めや歯磨き粉や歯ブラシなどを収納するための旅行ポーチとしても使いやすいデザインです。



登山やハイキングでは、トラブルが起きたときに「すぐに必要なものを取り出せるか」が何より重要。このファーストエイドバッグは、持ち歩くアイテムの整理性能と、緊急時に素早く中身を見つけられる視認性の高さを重視してデザインされています。
内部は大小7つのポケットを組み合わせた構造。さらに中央スペースと両サイドのメッシュパネルが、必要な道具を効率よく管理します。
ポケット構成と使い方の例


●小型ポケット×2
細長い形状なので、軟膏チューブ、ライター、ペン型器具などの収納に最適。

●中型メッシュポケット×3
絆創膏や包帯、単三電池、テープ類など、よく使う応急処置アイテムをまとめて管理。

●大型メッシュポケット×1
ポイズンリムーバー、大判の絆創膏、パッチフィルム、細長いタイラップなどを収納可能。

●ジッパー付きメッシュポケット×1
小さなアイテムの落下防止に。爪切りやピンセット、薬類などをしっかり保護。

●中央フリースペース
ポケットに入りきらないアイテム(スプレー缶やコンパクトサイズのタオルなど)を中央にざっくりと収納。左右に付いたメッシュパネルが開きすぎによる落下を防ぎます。
登山以外にも便利!こんな使い方も
●トラベルポーチとして:歯ブラシ、歯磨き粉、日焼け止め、メイク用品を整理
●山小屋泊のナイトセットに:耳栓、アイマスク、ヘッドライトなどの小物入れに
●栄養補助バッグとして:アミノ酸パウダー、プロテイン、サプリメントを仕分け収納
まとめ



山に出かけるということは、いつもとは違う環境に身を置くこと。だからこそ、"備え"があるだけで安心感がまるで変わってきます。
今回ご紹介したファーストエイドポーチとファーストエイドバッグ、どちらも登山に欠かせない存在ですが、軽さを優先したい方にはファーストエイドポーチを、整理のしやすさや緊急時の視認性を重視する方にはファーストエイドバッグがおすすめです。