紫外線は遮りたい、だけど涼しく登山、トレイルランニングを楽しみたい。そんな悩みを解決してくれるのがアームカバーです。今回はユニクロで見つけたおすすめアイテム第1弾として、ユニクロのUVカットシームレスアームカバーを紹介します。
まずはじめに価格、スペックを紹介し、その後デザインや着用感についてレビューをしていきます。最後に僕なりのおすすめの使い方も紹介します。
ユニクロのUVカットシームレスアームカバーのスペック

2025年のユニクロアイテムには紫外線防止に力を入れたアイテムが多く販売されています。その中でもアームカバーはあまり目立たないのですが、価格も安く、よく考えられた素材とデザインを採用しています。
- 価格:990円
- サイズ:男女兼用M、Lサイズ(Lサイズはオンラインストアのみ、紹介しているのはLサイズ)
- 重量:53g(Lサイズ)
- カラー:5色展開(紹介しているのはGRAY)
- 素材:89%ナイロン,11%ポリウレタン(エアリズムの素材と同等)
- 機能:接触冷感
- 紫外線防止:UPF50+
- 取扱い:洗濯機可能(ネット使用)、ドライクリーニングと乾燥機は不可
セットで990円というのは驚きの価格です。

素材は接触冷感機能付きのエアリズムと同等の素材で、滑らかでさらっとした肌あたりの良さが特徴です。エアリズムは汗を素早く吸収拡散する素材なので、暑い季節に使用しても暑さを感じずらいです。
肌面には凹凸が少なく、これによって非常に滑らかな肌触りが特徴となっています。素材そのものに臭いを抑える消臭効果を施しているのがエアリズムのTシャツなどに見られる機能ですが、アームカバーにはこの機能が備わっていないように見受けられます。勝手な推測ですが、消臭効果は生地への加工なので、これをしないことでわずかではありますが価格を抑えることができていると思います。
今回紹介しているアームカバーはサイズがLサイズで、平置きで55cmです。腕の部分は24cm、手首部分は20cmで、長めに作られています。男性だからLサイズかな?と思って購入しましたが、Lサイズは身長180cm、肩の先端から手首までの長さが約58cmの男性でちょうど良いと感じました。Mサイズの大きさは不明なのですが、お店で販売しているのでぜひ試してみてください。
デザインや着用感についてレビュー

まず初めに着用感ですが、長めに作られているため袖が短いTシャツでも、腕全体をしっかりと紫外線から守ってくれます。腕部分の締め付けは、腕が僕は比較的細く29cmで、ずり下がることもなく締め付け感もなくちょうど良いと感じました。
手首側はサムホール付きで、親指を通せば、指の第2関節付近までアームカバーが覆うので、腕、手首、手の甲まで紫外線を防止してくれます。
そして全体は継ぎ目がないので、縫い目によるゴロゴロ感などが一切なくストレスを感じることがありません。また素材そのものに高いストレッチ性があるので着用する時も、ストレスなくスムースにすぐに取り付けることができます。
実際に着用したレビューですが、1つすごく良いと思ったのが左右関係なく使用可能な点です。着用したけど左だった、右だったと言ったようなことがあるととても面倒に感じるので、何も考えず取り付けることができるのは良い点です。
また顔に汗をかいた時に、アームカバーをタオルのように使うことができるのも、登山やトレイルランニングで便利だと思いました。エアリズム素材なので、濡れてもすぐ乾くし、汗染みも気になるほど目立ちません。
僕が考えたおすすめの使い方

まず一つ目にサムホールに親指を通すのではなく、時計を出すということです。このサムホールには強度を高めるための素材が内側に施されているので、少々テンションをかけても破けづらいです。

時計のサイズともちょうどよく、非常に便利です。
もう一つが暑い時はアームホールを濡らして腕にフィットさせるということです。非常に乾きが早い素材なので、気化熱によって腕を冷やしてくれます。

これによってTシャツだけでいる時よりも、アームカバーをした状態の方が圧倒的に涼しく、暑い季節におすすめです。アスリートの人が熱中症対策で手のひら、前腕冷却をしています。前腕とは肘から手首までの部分です。
この部分を冷やすことで血液が冷やされ、消えた血液が体の深部に向かい、深部体温が下がります。これによって暑さ対策につながります。標高が高い場所は急に冷たい風が吹いて急激に体が冷える可能性もあるので、中低山におけるトレイルランニングなどのハードなアクティビティ限定でこのアイディアを活用しています。