カテゴリーから探す

山のモノ Wear / Gears

山のコト Experiences

UPF35で日焼け知らず!オールシーズン着用できる超軽量メリノフーディー「リッジメリノ ソルスティス・ライトフーディー」を徹底レビュー

UPF35で日焼け知らず!オールシーズン着用できる超軽量メリノフーディー「リッジメリノ ソルスティス・ライトフーディー」を徹底レビュー

今回は Ridge Merino「Solstice Lightweight Hoodie」 をご紹介します。日差し・暑さ・そして快適性を同時に求める方には特にオススメの一着です。

リッジメリノとは

創業:2014年。アウトドア/スキーギアでのデザイン開発経験を持つ創設者ジェフ・ラッセル(Jeff Russell)が、プロのスキーヤーが合成繊維ではなくメリノウールを好んで使っているのを見て、「その性能を広く一般にも届けたい」と考えて立ち上げたブランドです。

拠点

アメリカ・カリフォルニア州、マモスレイクス(Mammoth Lakes)。標高の高い山岳地帯や変化の激しい気候条件の中で、デザインやテストが行われています。

素材へのこだわり

リッジメリノは「メリノウール × 高機能設計」が中心です。メリノウールの天然の性質: 通気性、吸湿/放湿、体温調節性、ソフトな肌触りを活かしながら、アウトドアで求められる耐久性やフィット感を得られるよう、合成繊維の混紡や裁断・縫製の工夫を重ねています。

自然環境での実践的テスト

リッジメリノは、ただデザインして出すだけではなく、スタッフやテスターが実際に山を滑ったり、雨中で走ったり、寒冷な砂漠の夜にキャンプをしたり、といった「変化する自然環境」で試すことを重視しています。こうしたフィールドテストを経て、耐候性・快適性の両立を図っています。この点は僕自身、自分のブランドでも実践しており、絶対そうあるべきだと思っていて、共感を感じて、取扱いを開始しています

"実用と快適性の両立"を重視

デザインは派手さよりも、日常やアウトドアで"使えること"を第一にしています。気候の変化への対応、着心地、動きやすさといった実用面が重視されており、メリノウール特有の肌へのなじみや冷え・暑さの調整能力が活かされています。使うシーンが限定されず、普段着としても十分選択肢になるクラフトマンシップがあります。

インディペンデント/家族経営

リッジメリノは、設立から独立した企業であり、ファミリービジネスとしての要素も保っています。大企業にありがちな過度なマーケティングや妥協よりも、「自分たちが納得できるものを作る」ことを重視しています。これにより、品質管理やブランド哲学が比較的ブレにくいという評価があります。

このように共感を感じる部分が多く、また唯一無二な素材とデザインで、このブランドを知ってもらいたいと思い、日本では山旅だけで取扱をさせてもらっています。

続いてプロダクトについて紹介をします

日焼け・防風防寒対策に強い味方

このフーディーは、天然メリノウール(87%)+ナイロン13% という混紡素材で作られており、軽量でありながら通気性に優れています。特に夏や強い陽射しの下でのアクティビティに向けて設計されており、UPF35の紫外線防止性能を持っているため、屋外での長時間行動でも肌へのダメージを抑えることができます。また、メリノウールならではの適度な保温性により、登山中の急な冷え込みや風を受けた際にも心強い防寒・防風レイヤーとして機能します。

着用感・動きやすさ

「軽い」「滑らか」「呼吸するような素材感」。これらがこのフーディを着て最初に感じるポイントです。

Ridge Merino のメリノウールは、ただ柔らかいだけではなく「特別な品質」を備えています。オーストラリアやニュージーランドで持続可能に飼育されたメリノ種の羊から採られた 17.5マイクロンという超極細の高級メリノウール を使用しています。

一般的なウールと比べて繊維が細かく、肌に直接触れた際の驚くような滑らかさが特徴です。加えて、汗を吸って素早く放出する通気性と、冷え込む環境で熱を保持する保温性を兼ね備え、登山など気温差の大きいシーンでも体温を安定させます。

天然の抗菌作用で臭いが残りにくく、長時間の着用でも快適。さらに Ridge Merino 独自の「(m)Force テクノロジー」によってナイロンで補強され、同重量のメリノ生地に比べて耐久性が約50%向上しています。環境に優しく、着心地と強さを両立した、他にはないメリノウールです。

Ridge Merino のメリノウール

ここでRidge Merino のメリノウールについて、その特徴に触れたいと思います。

(m)Force 技術

(m)Force 技術と呼ばれる、他のブランドでは真似できない素材はRidge Merino 独自のパフォーマンス技術で、非常に柔らかいメリノの繊維を 連続するナイロンフィラメント で包む(スピンする)ことで、耐久性を飛躍的に高めています。これにより、同程度の重さのメリノ生地と比べて 破裂強度(burst strength)が約 50% 増加。日常使いからハードなアウトドアまで安心して使える強さがあります。

天然・再生可能・生分解性

Ridge Merino のメリノウールは 完全に天然の繊維。持続可能な方法で飼育されたオーストラリア・ニュージーランドのメリノ種の羊から得られています。

再生可能であり、生分解性を備えているため、使い捨てではない自然に戻れる素材です。環境負荷を抑えたい人には大きな価値があります。

吸湿・発散/体温調節機能

暑いときは汗を素早く逃がし、蒸れを抑える通気性があります。これによって "肌がべたつく不快感" を軽減。

寒くなれば、繊維の間に体温をとどめる構造を活かし、レイヤリング(重ね着)で保温性を確保。気温の変化が激しいアウトドアでも、コア体温を安定させる効果があります。

抗菌性・ニオイ抑制

Merino ウールは 自然に抗菌性を持っており、臭いがこもりにくい素材です。長時間着用したり汗をかいた状態でも、快適に保てるというメリットがあります。 僕は1週間の山行で着続けて匂いは気になりませんでした。

紫外線保護(UV耐性)

ウールの繊維構造自体が、紫外線をある程度遮る性質を持っており、太陽光から肌を守る助けになります。特に日差しの強いアウトドア環境での"肌へのダメージ軽減"に貢献します。

肌へのやさしさ・快適さ

通常のウール特有の「チクチク感」が少なく、滑らかで細い繊維を使っているため、素肌に近い触り心地。肌に直接着てもストレスになることが少ないです。

重さも軽く、「着ていることを忘れそう」な軽やかさを持ちながら、見た目・実用性ともに高いレベルを保っている点が他と異なります。

フードとサイズ調整の工夫

フードには調整用の紐(ドローコード)が内蔵されていて、風が強い日や帽子の上から被る時にも形がしっかり維持できます。またフードそのものがゆとりを持たせた設計なので、サイズで苦しくなることが少なく、着脱もスムーズ。頭全体を覆いたいとき、あるいは髪型を崩したくないときにも助かります。

使うシーンが幅広い

  • 夏山トレッキング/ハイキング
  • ビーチや川遊び・ガーデニングなどで強い日差しを浴びる場面
  • キャンプの朝晩、冷え込み始める時間帯のアウター代わり
  • 都市での日常使い、散歩・通勤・アウトドアフェスなど

手首の冷えを防止するサムホール(親指を通せる穴) があり、腕を動かした時やトレッキング・ハイキング時に袖がずれたりめくれたりするのを防いでくれます。

価格・サイズ展開

  • 価格:税込 ¥18,900
  • サイズ:S/M(複数カラー:Black, Stone, Lagoon 等)
  • 重量: Sサイズで約 221g、Mサイズで 約235g
Topics

注目記事

Ranking

週間ランキング

Contents

山旅旅のコンテンツ

カテゴリーから探す

SNS

オンラインショップ

Online Shop Yamatabitabi

山旅旅がセレクトする、軽量で使い勝手がいい、普段使いもできるアウトドア用品を扱うオンラインショップです。