
■知る人ぞ知る名峰・鹿岳
秋の深まりを肌で感じるようになってきました。そんな季節に訪れたいのが、群馬県南牧村にそびえる鹿岳(かなたけ)。知る人ぞ知る西上州の名峰。標高は1,015mと控えめながら、一ノ岳・二ノ岳の岩峰が織りなす迫力ある景観と、頂からの大展望は、「山の醍醐味は規模や知名度に比例しない」と実感します。
■秋晴れと紅葉が重なる、今がまさに旬

このレポートは2024年11月17日の山行レポ、今年の紅葉も同じように進んでおり、2025年11月13日の執筆時点、週末は久々に2日間の晴れ予報。紅葉はまさに最盛期を迎えます。鹿岳の岩稜を彩る錦秋のグラデーションは写真では伝えきれない美しさ。
■一ノ岳・二ノ岳を巡る、岩と紅の周回ルート

登山ルートは一ノ岳から二ノ岳へと続く周回コースが定番で、痩せ尾根や岩場などスリルも味わえる構成。頂上に立てば、妙義山や浅間山、遠く八ヶ岳まで見渡せる大パノラマが広がり、秋晴れの空と紅葉の山並み、そして岩場のスリルが織りなす体験は登山の醍醐味。コンパクトながら絶景・スリルと緊張感が詰まった鹿岳。感動でゾクゾクできる一日になるはずです。
■駐車場・トイレ完備で快適なベース

鹿岳登山口には、20〜30台ほど停められる無料駐車場が整備されておりアクセスも良好。登山口からすぐの場所には新設された水洗トイレがあり、清潔で快適。整った設備は登山前後のストレスがありません。四ツ又山との縦走にも便利で、"知る人ぞ知る名峰"とは思えないほどの充実ぶりです。

■鹿岳活動日記・2024年11月17日




ここらへんは、何気に急登で脹脛が張ります。


八海山、八つ峰にも似た二ノ岳への登り。


■鹿岳(二ノ岳)山頂


ああ、なんて美しい。

■鹿岳(二ノ岳)山頂よりさらに奥、ゾクゾク大パノラマ!!


二ノ岳より5分ほどで更に息をのむ絶景、皆さまもぜひご賞味ください!

すんごーいパノラマですけど、ここでランチは無理です。

■二ノ岳を下山、一ノ岳へ




■一ノ岳南端で絶景ランチタイム

先ほどの二ノ岳突端を仰ぐ、みんなやること同じです。


■気の抜けない下山ルート
二つの岩峰よりも緊張する下り、けっこう厄介ですよこれ。





■マメガタ峠
ここまで下りれば、あとは穏やかな下りです。






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