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ユニクロ パフテックパーカー徹底レビュー!パフテックジャケットとの比較で登山に最適なのはどれか?

ユニクロ パフテックパーカー徹底レビュー!パフテックジャケットとの比較で登山に最適なのはどれか?

今回はユニクロの人気インサレーションシリーズの中でも、フード付きのモデルとして人気の高い パフテックパーカー を徹底的にレビューしていきます。

パフテックジャケットという定番モデルも比較対象にしながら、「登山で本当に使いやすいのはどれか?」という視点で、良いところも悪いところも包み隠さず紹介します。

パフテックパーカーとは?

価格は7,990円

まず、パフテックパーカーは 価格7,990円 と、

  • ウルトラライトダウンジャケットと同価格
  • パフテックジャケットより1,000円高い

という立ち位置。

フード付きモデルでこの価格は、ユニクロらしい「圧倒的コスパの高さ」です。

ただし重量は重い

Lサイズで 約492.7g。
パフテックジャケットより +197.7g、ほぼ200g増加します。
軽量化を優先するULハイカーにはネックですが、フード付き化繊アウターとしては保温の高さと優れえた耐候性があるモデルとしては納得の重さです。

パフテックパーカーの特徴

フード付きだから休憩着として安心

登山の休憩時に着用する保温着として考えたとき、フードの有無は"保温力に直結"します。
顔周りや後頭部は熱が奪われやすく、風を受けやすい場所だからです。

ウルトラライトダウンもパフテックジャケットといった軽量モデルにはフードがありません。

フードがあることで

  • 休憩中に風を受けても冷えづらい
  • 首元の保温性が段違い
  • 頭、耳の保温にはフードがあると安心

"2枚の生地を織り合わせた特殊素材"が優秀

パフテックパーカー最大の魅力はこれです。

一般的な化繊ジャケットは
・表地
・裏地
・中綿
の3層構造。その間を縫っていくキルティングで中綿が固定されます。

パフテックパーカは構造が違う

  • 表地と裏地を特殊な織り方で針穴がない
  • キルティングによる"針穴"がない
  • 中綿の潰れが起きにくい
  • 冷気が入ってくるコールドスポットが激減

シングルキルト、いわゆる縫い潰しは、縫い目からどうしても熱が逃げます。
パフテックパーカーはそこを最小限に抑えているため、「同価格帯の化繊アウターより保温力が高い」という特徴があります。

同時に、風と雨への耐性も上がる

縫い目が少ないということは、

  • 風の侵入が減る
  • 小雨の侵入も減る

という効果も生まれます。

「化繊インサレーション+ウィンドシェル的な機能」
を軽く両立しているのが、このパーカーの異常なコスパの理由です。

撥水加工も耐久性が高い

表地には東レのNANODESIGNによる撥水加工が施されていますが、
パーカーは 撥水剤を固着させる手法 が使われていて、効果が長持ちするのも特徴です。

  • 小雨は問題なし
  • ダウンより圧倒的に天候が悪くなっても安心して使える

パフテックパーカーの良いところ・悪いところ

良いところ

● フードの有無で圧倒的に暖かい

これは寒い季節の休憩用の保温着として考えた時には重要です

● キルティングが少ないから保温効率が高い

外気の冷気を感じにくいのは実際に寒い山に出かけると違いを感じます

● 風に強い

裏地と表地を織り合わせた構造は、熱が逃げにくくずっとポカポカしています

● 濡れても保温力が落ちづらい

化繊中綿のメリットそのまま。

● 手入れが簡単(手洗い可能)

毎週登山する人には大きな利点。

● 雨の多い日本の低山との相性が抜群

特に秋冬の低山では"最適解の一つ"と言えます。

悪いところ

● とにかく重い(492.7g)

UL視点で見れば重い。
荷物を軽くしたい人には向きません。

● 収納性がいまいち

スタッフバッグはありません。内ポケットに収納した場合は15×8×28cmという大きさになります。

● 胴回りにフィット調整がない

裾のドローコードがないため、強風時は冷気が入りやすいです。背中側にあるパイピングが多少補ってくれます。

パフテックジャケットとの比較

ここからは
・パフテックジャケット
との比較で、登山で使う場合の違いをまとめます。

パフテックジャケット vs パフテックパーカー

パーカーが重くなる理由は明確です。

  • フードが付く
  • 表地と裏地を織り合わせた特殊構造
  • 防風性と耐水性が増す

ジャケットは軽さで優れます。
パーカーは"天候対応力と保温性"で上回ります。

登山でのおすすめ運用

パフテックパーカーが向いている人

  • 濡れに強い休憩用の保温着
  • 雨が多い地域における冬の登山
  • 行動着として化繊アウターを使うスタイル
  • フードなしのアウターに不安がある人
  • 重くてもいいから安心感を優先したい人
  • ULではなく"快適性重視"の登山者

パフテックジャケットが向いている人

  • 軽量化を最優先
  • 休憩時の保温着
  • テント泊の寝間着
  • 行動中は着ない前提

軽さと扱いやすさのバランスを取りたい人

価格について

パーカーは7,990円という点で、
「フード付きの化繊インサレーションとしては破格」
と言って良いレベルです。

ライトで低い山行ならこれ1着で冬も行けるため、"初めての化繊アウター" として最適な選択肢のひとつ。

最終まとめ

パフテックパーカーは
ユニクロの中綿シリーズの中で、最も登山向けの万能性を持つモデル
です。

  • 軽さならウルトラライトダウン
  • バランスならパフテックジャケット
  • 悪天・低山・安心感ならパフテックパーカー

この三つは目的が全く違います。

あなたの登山スタイルに合わせて選べば、価格以上の満足感があります。

装備選びの参考になればうれしいです。

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