今回紹介するのは、ユニクロの「ソフトニットフリース」
登山の"行動着"という視点で紹介します。
季節の変わり目におけるウェア選びは「暑すぎず寒すぎない」という選択肢が必要なので難しいのですが、そんな不安定な時期にちょうどはまるのが、このソフトニットフリースです。
ソフトニットフリースとは

ユニクロのフリースの中でも、柔らかく、肌触りの良さを重視した軽量フリース。
軽く、暖かく、乾きやすいという特徴があります。
デザインはベーシックなクルーネックタイプで、街でも気軽に使えるシンプルな見た目。
それでいて価格は1,990円というお手頃さ。コスパの高さが際立つ一着です。
登山の行動着としてのメリット
1,990円で得られる"気温変化に強いミドルレイヤー"

登山ウェアは値段が高くなりがちですが、1,990円という価格で気軽に試せるのは大きなメリット。
秋の低山や涼しい朝のハイクにちょうどよく、扱うストレスも少ないです。
肌触りがなめらかで行動中のストレスが少ない

表裏ともに同等の質感で生地が柔らかく、汗ばんだ時でもゴワつかないのが魅力。
ザックを背負っても腕まわりがスムーズに動き、行動中の不快感が抑えられます。
季節を選べば"脱ぎ着が少なくて済む"

10〜11月のように寒すぎず暑すぎない季節では、着っぱなしでも快適に歩けます。
頻繁にレイヤリングを調整したくない人にぴったり。
また運動量が少ないゲレンデスキーや、アウターシェルのベンチレーション調整で温度管理するような時期にも◎。
軽量なクルーネックシャツは、動きやすくストレスがありません。
普段着としても自然に使える
クルーネックのシンプルデザインなので、街着としても普通に活躍。
登山だけでなく日常使いとの兼用ができるのは大きな魅力です。
デメリット



発汗量が多いと蒸れやすい
フリースは通気性があるとはいえ、汗を大量にかくとオーバーヒートしやすい素材です。
風に弱いためシェルが必須
構造上どうしても風を通しやすいため、稜線や強風時には防風シェルの併用が必要です。
真冬の行動着には向かない
真冬の登山では汗冷えのリスクが高くなるため、脱ぎ着がしやすいジャケットタイプのミドルレイヤーを選ぶのが無難です。
Lサイズ310gでやや"かさばる"

行動中に暑くなって脱いだ場合、このフリースを丸めて収納すると以下のようなサイズになります。
長さ:約19cm
直径:約11cm
重量:約310g(Lサイズ)
軽量ダウンやアクティブインサレーションと比べると、ザック内でのかさばりがやや気になるのが正直なところ。
そのため「着続けられる季節」「脱ぐ場面が少ない環境」で使うのがベストです。
こんな人におすすめ
行動量が少ない冬の低山を中心に歩く人
汗冷えしにくいペース配分で歩く人
本格的な冬山よりも"季節の変わり目の山"を楽しむ人
まとめ
ユニクロのソフトニットフリースは、1,990円とは思えない着心地と汎用性を持つアイテム。
登山では
涼しくて風の弱い季節の行動着
真冬のミドルレイヤー
として活躍します。
一方で、
Lサイズ310gの重さ
19cm×11cmの収納サイズ
風に弱い特性
から、脱ぎ着の多い環境では少し扱いづらい場面もあります。
うまく季節を選べば、**「安くて快適、街でも使える万能ウェア」**として頼もしい存在に。
装備選びの参考にしていただければ幸いです。
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