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圧倒的に軽く、圧倒的に使いやすい──山旅のダイニーマ製ファニーパック徹底レビュー

圧倒的に軽く、圧倒的に使いやすい──山旅のダイニーマ製ファニーパック徹底レビュー

山を歩くとき、街を歩くとき、あるいは自転車やランニング、釣りやキャンプに出かけるとき。"荷物をどう持つか"という課題は、行動の快適さを左右する大きなテーマです。

山旅(YAMATABI)のダイニーマ製ファニーパックは、その課題を徹底的に解決するために生まれました。

単なるウエストポーチでもなく、ただのサコッシュでもない。

「荷物の存在を忘れる」という新しい感覚をもたらす、"行動を変えるギア"です。

ダイニーマ製ファニーパックとは?──山旅がつくる"行動を変えるギア"

このファニーパックの最大の特徴は、ウエストポーチとサコッシュの2Wayで使えること。

ウエストベルトは着脱可能で、山では腰に、街では肩にかけるなど、シーンによって姿を変えます。

山旅が重視しているのは"境界をなくすこと"。

登山ギアでありながら、そのまま街で違和感なく使え、日常の延長線で山へ向かえるギアをつくる──そんな思想が宿っています。

Dyneema® Composite Fabric採用。その軽さと強さが生む圧倒的な安心感

メイン素材には Dyneema® Composite Fabric 2.92(DCF 2.92) を採用しています。

ULギア界隈ではおなじみの素材で、驚くほど軽いのに、必要な場面ではしっかり耐える頼もしさを持っています。

  • 「岩に擦れたら破れそう」
  • 「急な雨で濡れそうで不安」

そんな心配を忘れてしまうほど、この素材は堅牢です。

さらに、DCFの魅力を最大限に引き出すために、このファニーパックは 上部横幅21.5cm、下部横幅15cm、高さ12.5cm、奥行き5cm という絶妙なサイズに設計されています。

このサイズに、わずか85gという軽さが重なることで、行動中の負担が驚くほど少なくなります。

実際に装着すると、

  • 歩行中の足上げで本体が太ももに当たらない
  • 狭い登山道でも枝や岩に引っかかりにくい
  • トレイルランニング中でも揺れにくいフィット感
  • バックカントリースキーや渓流釣りでも、大きすぎず小さすぎない収納力

という、"邪魔にならない"使い心地が体感できます。

山旅では、実際に 登山・バックカントリースキー・渓流釣り・きのこ狩り・トレイルランニング といった多様なアクティビティで何度もテストを重ね、動作の邪魔をしない形状と邪魔になりづらいけれども収納力のあるサイズと形状を微調整しながら現在のデザインにたどり着きました。

DCFの強さと、この絶妙なサイズバランスが融合したことで、

「道具を持っていることを忘れる」ような自然なフィット感が生まれています。

前面Venom™ Stretch Meshの使いやすさが別格な理由

前面ポケットには Venom™ Stretch Mesh ECO MAX を採用しています。

この素材は、リサイクルナイロンをベースにした環境配慮型でありながら、アウトドアに求められる"伸縮性・耐久性・ホールド力"を非常に高いレベルで備えています。指で軽く引くだけでスッと広がり、手を離せばしっかり元の形状へ戻る──そのしなやかさと回復力は、一般的なメッシュとは次元が違います。

この特性は、実際の使用シーンで驚くほどの快適さに直結します。

スマホ、行動食、小型ライト、メモ帳など"すぐ使いたいもの"を入れておけば、ポケットが手の動きに合わせて自然に広がり、片手でサッと取り出せる。立ち止まる時間が減り、行動が止まらない。それだけで山行のストレスは大きく減ります。

さらに、Venom Meshには UHMWPE(超高分子量ポリエチレン)グリッドが組み込まれており、この補強が抜群の強度を生み出しています。

伸びるだけでなく、強く、戻りが良い。これが 揺れにくいホールド感 を実現しています。

そして重要なのが、擦れに対する強さです。

岩に体を預ける動作や、ザックのショルダーストラップと擦れる場面、木の枝に当たるようなシーンでも、一般的なメッシュのように破れたり"ケバ立ち"が起きにくい構造になっています。UHMWPEグリッドが内部から生地を支えているため、

  • 長期間使ってもへたりにくい
  • 擦れに強く、安心してハードに使える
  • スマホの角や固いアイテムを押し込んでも破けにくい

という確かな信頼感があります。

この 「伸びる・戻る・強い・擦れに強い」 の4拍子がそろった前面ポケットは、アウトドアでの"最も使うポケット"にふさわしい、高い実用性を生み出しています。

背面は2層構造。汗・蒸れに強いハニカムメッシュ&ROBIC Honeycomb

ウエストポーチとして使う際に問題になりやすいのが、どうしても避けられない「蒸れ」。
そこで山旅では、体側にあたる背面ポケットに ハニカムメッシュ × ROBIC Honeycomb の2層構造 を採用しています。

ファニーパックの前後ポケットは明確な役割を持たせています。
フロント側(Venom™メッシュ)はウエストポーチで使うときにアクセスしやすいポケット。

対して、体側のポケットはサコッシュとして使用するときに最も使いやすい位置に設計されています。

つまり、どちらのスタイルでも使いやすさが維持されるようにポケットをデザインしています。

背面ポケットはただの収納ではありません。ウエストポーチとして使用した場合、汗が直接あたりやすい位置に来ます。そこで、汗が内部まで染み込んで中身がびちょびちょになるのを防ぐために、意図的に2層構造にしています。

  • 1層目(体側):汗を逃がすハニカムメッシュ
  • 2層目(内部側):ROBIC Honeycomb で内容物をしっかり保護

この組み合わせにより、体側は通気性と肌離れ、内部は防水性と耐久性という両方の役割を両立しています。

さらに、内部素材の選定には非常に時間をかけました。
ポケットは"ものの出し入れが多い場所"だからこそ、

  • メッシュに引っかかりにくい

  • 使い続けても擦れによる劣化が起きにくい

  • スマホの角やカード類が引っかからない

  • 手袋をした状態でもスムーズに出し入れできる

こうした条件を満たす必要があります。

そのため、山旅では数十種類の素材、異なる厚みや摩耗強度の生地を実際に入れ替えてテストし、汗に強く、引っかからず、摩擦で削れにくい最適な組み合わせを探りました。

この丁寧な試行錯誤が、現行モデルの"使っていてストレスがないポケット"につながっています。

汗に強く、出し入れしやすく、長く使っても安心──。背面ポケットは、目立たない部分ながら実はファニーパック全体の快適性を支える重要な存在です。

必要な物だけを軽やかに持ち歩ける最適な収納構造

メインコンパートメントは止水ダブルジッパー仕様。突然の雨でも安心です。

完全防水と言えないのはシームテープで縫い目からの水の侵入を防いでいないからで、それでもティッシュペーパーを中に入れてシャワーで濡らしても、中のものが濡れていないことがわかります。

内部はあえてシンプルな構造。

仕切りがないことで、行動食、バッテリー、財布、ヘッドライトなどを迷わず取り出せるようになっています。

さらに キーチェーン付きの内ポケット で「鍵迷子問題」を完全解決。

そして特徴的なのが、500mlボトルが収納できる容量。これはあえてギリギリのサイズにしています。これ以上大きくなるとザックのウェストベルトとの干渉、大きすぎることによる見た目の悪さなどが生じたためです。

ULハイク・街・自転車・ランにも使える高い汎用性

  • 日帰り登山
  • ファストハイク
  • 自転車
  • ランニング
  • 釣り
  • 旅行
  • 街使い

どのシーンでも"違和感なく使える"のがこのウエストポーチの真価です。

  • 軽くて動きの邪魔をしないこと。
  • 身体の動きに素直にフィットすること。
  • そして見た目も洗練されていること。

ギアとしての実力とデザインの両立が、山旅らしさ。

ストラップを取り外せば、ファニーパック本体をそのまま「収納ポーチ」として使うこともできます。サコッシュとして使わない時は、行動食やバッテリー、小物類をまとめて整理するスタッフサック代わりに。ザックの中でも形が崩れにくく、出し入れがしやすいので、装備のパッキング性がぐっと向上します。

カラバリも

Black / White / Smoke / Sun Yellow / Olive Green / Blaze Orange

と豊富で、スタイルに合わせて選べます。

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