レインウェアって、念の為に装備として持ち歩くものなので、ファストハイクなどの、ちょっと走るぞっていう山行だと出来るだけ軽いものが良いと思っています。

藪漕ぎ

別の目的での山行では、トレイルランニングのイベント企画などがあります。こういう場合は藪漕ぎを強いられるシチュエーションに出くわすこともしばしばで、そういう時に肌を守る目的でレインウェアを着用することもあります。

そんな環境で最近よく着用しているレインウェアにファイントラックのエバーブレス フォトンがあります。

ファイントラック レインウェア「エバーブレスフォトン」

ファイントラックのレインウェアの特徴

このレインウェアは軽量でレインジャケットの重量が280グラム、レインパンツの重量が205グラムです。軽量であること以外に生地そのものが、非常にしなやかで動きやすいという特徴があります。

エバーブレスフォトン

エバーブレスというメンブレンが表側のストレッチ生地と、裏側のニット生地とにサンドウィッチされるような3レイヤー構造のレインウェアなので、強度と耐久性に優れています。更にメンブレンそのものにストレッチ性があるので、フィット感の中にも動きやすさがあって、着心地が優れていると感じています。これはファストハイクでクサリ場や岩場などの登り降りでストレスレスを実現してくれます。

ファイントラック レインウェア「エバーブレスフォトン」

ファイントラックのレインウェアの機能美

生地そのものの透湿性も優れていますが、オーバーヒートしそうになったときには、ベンチレーションが機能してくれます。レインジャケットのサイドには大きなベンチレーションが施されています。

ファイントラック レインウェア

またレインパンツの方にもレインジャケットと同じくサイドに長いジッパーが施されており、シューズを履いたまま着脱がラクなのも特徴ですが、ダブルジップ構造なので、大きなベンチレーションとしても機能するんです。

ファイントラック レインウェア
PLT

2017年にフランス・スイス・イタリアをめぐる山岳レースPTLに出場するのに装備を考えていて、レース中は着脱する時間がないだろうと思い、その上でこのベンチレーション機能は有効的に機能してくれるだろうと思いました。

レインウェアの選び方

ファイントラックのようにとてもしなやかで動きやすい分、柔らかいことで強い風が吹いたら、ぴたっと体に密着して身体が冷える可能性が高くなると思うんです。

ファイントラック レインウェア

登山に行く前に悪天候であることが予想されているのならば、レインウェアには生地がある程度固くって、コシのあるものを着用していたほうが、きっと寒さの体感が異なってくると思ってます。だからファストハイクと比べて運動量が少ない登山では、もうちょっとしっかりしたレインウェアを選ぶことが重要だと思います。

僕の場合は「寒い」と感じた時に、日頃からトレーニングもしているので、動いて体を温めるという手段を選ぶことができると思うんです。ウェアに頼りすぎず、自分の行動でなんとかしているという側面もあるので、ウェアの選び方に1つしか正解がないということは無いと思っています。

おすすめのレインウェアと選び方

レインウェアに採用される素材として認知の高いゴアテックス・eVent・パーテックスシールド・ポーラテックネオシェル・各メーカー独自素材の違い、またレインウェアを選ぶ際に必要な防水性・透湿性について、そしてレインウェアを特徴づけるピットジップやフード形状など、登山だからこそ重視すべきレインウェアの特徴について紹介しています。雨が降って寒い思い、暑い思いをしないように正しいレインウェアを選べる知識をみにつけましょう。

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