2012年から使い続けているザックはOMMのクラッシク32です。レースや練習からとにかく使い込んで穴だらけだけど、シンプルで使い方に迷わない良さがあります。
OMM クラッシック32の特徴
フロントには大型のメッシュポケットが備わっていて色々な装備品を突っ込んでおけるんです。またサイドにも大きなメッシュポケットが備わっているので、行動食や食べ物を突っ込んでおけます。あんまり考えずに色々なものを収納でき、直ぐにアクセスして取り出しやすいのは非常にありがたいです。
内側の背面にはDUOMATが標準装備されていて、これを引っ張り出せばマットとして使えるので、無駄がなく非常に使い勝手がいいです。
容量は32リットルで、オールラウンドに、様々なアクティビティで使っています。もう1つ小さい25リットルも持っているけど、32リットルのザックの出番の方が多いです。
OMM クラッシック32の出番
ワンウェイのトレイルランだったとしても、着替えなど色々持っていきます。それでもスカスカなんだけど、不便なく使えるので、なんだかんだ32のサイズを手に取ることが多いです。またオリエンテーリングの企画でコースフラッグを持ち歩いたりすることもあるので、そういった時にもちょうどいい大きさだと感じています。
ファストパッキングで3泊ぐらいの縦走を楽しむときにもこのザックを活用しています。例えば夏に、買い食い禁止、飲み物以外は購入NGという自分ルールを作っての縦走では、燃料には小さいガス、食糧にアルファ米やラーメンといった装備で、おおよそ10キロほどの総重量で、OMMのクラッシック32に装備を詰め込んで出かけました。
レースだと、ナミブ砂漠で行われたサハラレースではOMMのクラッシク32、フランス・スイス・イタリアをめぐる山岳レースPTLでは少し荷物が少なかったためOMM25を使いました。長い距離でも背中にフィットしてくれ、腰加重もできるので、疲れを感じさせない背負い心地があります。
OMMのザックを使う前
実はこのOMMのザック『クラッシック』を使う前は、Karrimor International Mountain Marathon(KIMM)のAR35というのを使っていて、それが凄く調子が良かったんです。でも無くなってしまって、このAR35というザックと似ていたOMMを購入したんです。後から知ったのはOMMの前身がKIMMで、OMMのザックを作った人というのがKIMMのザックを作った人と同じだったんですね。これには驚きました。(笑)
ヘルメットを持ち歩かないといけないレースもあるんですが、ヘルメットを外側のメッシュポケットに収納しておけるんです。ヘルメットに限らずレインウェアも着脱が多いので、そういった装備類を、さっとザックにしまっておけるのも使い心地が良くて好きなところです。
僕がこのザックを使い始めた時は、まだ日本で使っている人も少なくて、海外レースに行くとよく見るブランドというイメージでした。今では山に入ると使っている人を多く見かけるので人気が出たんだなあと感じます。