アライテント ライズ1

登山で泊まるときはテントは使わずに、シェルターかツエルトを天気の具合と、山行のスタイルで検討して選択しています。ツエルトとシェルターの違いは、1つは重量とコンパクト性です。シェルターがおおよそ1キロ弱に対して、ツエルトが300グラム弱なので、おおよそ700グラムの差があります。

愛用のツエルトとシェルター

ファイントラックのツエルト

軽量化することによって移動は楽になるので、その分距離を延ばすことができます。ツエルトは2種類持っていて、ファイントラックとアライテントのもので、快適性をとるか?切り詰めて軽量化するか?の違いで選択しています。

アライテントのツエルト

ファイントラックは快適重視、アライテントは軽量化重視という違いです。

アライテントのライズ1

シェルターはアライテントのライズ1です。シェルターを解りやすく表現すると簡易テントといったスタイルのもので、2本のポールを使って自立するシェルターで、シングルウォールという作りです。

作りが非常に面白く、底の部分とウォール部分がジッパーによって開閉するんです。ジッパーは長方形の長辺と短辺の2ヶ所。いわゆるL字型に開閉します。この特徴によって、2つの良いことがあるんです。

アライテントのライズ1の良い事-その1

雪山のアライテント ライズ1

1つは寒い時期におけるテント撤収時で、テント場から出発する時刻が、夜中の2時、3時でヘッデンつけて撤収、出発する時、テントを使っている人だとわかると思うんですが、外に出ると異常に寒いと思うんです。シュラフの中で暖まった体も一瞬で冷えるし、片づけている最中に指先や足先が冷たくなる経験をしたことがあると思うんですが、シェルターを立てた状態で、まずはジッパーを開けて、フロアレス状態にしてしまうんです。

そうしてシェルターの中で装備類を全てザックに詰め込んで、登山靴も履いてしまう。冬であればアイゼンも装着して、あとはシェルターをサクッと片づけてザックを背負って出発するだけっていう、体を冷やさずに行動をスタートすることが出来るんです。

アライテント ライズ1からの景色

更には寝るときの工夫もしています。切り詰めるものの中に寝袋も入っていて、モンベルのULシリーズのシュラフを冬場でも使ってます。毛布程度の温かさなんですが、これにダウンパンツとダウンジャケットを持って行き、着た状態で寝ます。更にシュラフカバーも持って行って、これでだいたい僕の場合は過ごせます。

こうやって寝ていると、ダウンジャケットもダウンパンツも起きて片づけている最中は脱がないので、暖かい状態のまま行動ができるんです。この対処によって、外に出るのが嫌になることが少なくなり、計画通りに出発することができるようになります。

アライテントのライズ1の良い事-その2

アライテント ライズ1の中

もう1つは、ジッパーを開くことでシェルターの中に土間の様なスペースを作ることが出来るんです。なので寒い季節に、シェルターの中で煮炊きができ、食事をすることもできるし、食事をとるとき、何かの拍子にこぼしても気にならないし、水を汲みに行くことが面倒な冬山では、開けた隙間から雪をすくって、その後閉めて、シェルターの中で水を作ることもできます。

アライテントのライズ1のデメリット

メリットだけじゃなくて、デメリットももちろんあって、ジップがないものと比べると重量が出るし、コンパクト性も犠牲になります。また雨が降った時の防水性も低いです。雨が降って濡れることに関しては、「多少濡れても気にしない」というようにしています。それには装備の扱い方に工夫をしていて、シュラフにはシュラフカバーをしているので、濡れる心配は少ないし、シェルターの中の装備類も全て防水パックに入れるようにしています。

大雨であればザック用レインカバーを使用しますが、それ以外の小雨程度であれば、ザックの中の荷物を防水パックに閉まっているので、それをシェルターの中に入った時に出すというような塩梅です。

ツエルトの場合はシェルターのような使いかたが出来ないので、天気が良いことを前提に持って行くようにしています。

クライミングの荷物

バリエーションルートで登山をするときには、ロープやガチャものが増えるので、荷物が多くなります。これらは命をつなぐための大事な装備なので、切り詰めることはできません。だから切り詰めることのできる装備においては、なるべく軽量化を行うようにしています。

普通の登山道を歩くときには、ロープやガチャものが無くなるので、水を抜かしておおよそ7、8キロで、ファストパッキングで距離を延ばして登山を楽しめます。

山好きなら知っておきたいハウツー情報

ウエスタンマウンテニアリング シュラフ

この記事の内容に即して、知っておくと便利な情報を幾つかお伝えしようと思います。1つはダウンジャケットなど、ダウン製品を選ぶ際に「フィルパワー」という単位で数値化されているデータがあると思うんですが、あれは暖かさを表すものではなく、羽毛の膨らむ力を示す単位なんです。

フィルパワーが高いと少ない羽毛で大きく膨らむから軽くて暖かいという特徴があります。だから保温性を求めたダウン製品を選ぶときには、ダウン量を見るというのがジャッジポイントで重要かと思います。またフィルパワーが高いシュラフだと、少ない羽毛で大きく広がることを考えると、寝た時に下になる部分のつぶれ方は羽毛量の多い製品に比べるとつぶれ度合いが高いように思います。

もう1つは尾西食品のアルファ米なんですが、軽量化の為に食料は全て尾西にしています。尾西ってお湯で約15分、水で約60分でご飯を作れるんですね。そう!お水で作れるんです。だから季節などの状況に応じてはストーブ類は持って行かないで水でご飯を作ることをしています。

テント場に着いて、尾西のアルファ米に水を入れておけば食べるときには出来上がってます。次の日の為に、夜に水を入れておいて朝食べます。朝にまた新しい尾西のアルファ米に水を入れておけば、行動食になります。朝に余ったアルファ米も行動中に食べるようにしていて、結果全体的に軽量化につながっていると思っています。


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