マルチにスポーツを楽しみに山に出かける事が多いのですが、状況に応じて持ち歩く行動食を決めています。僕がよく活用している行動食を紹介したいと思います。
行動食の考え方
塩分補給には塩熱サプリが今のところ僕の体にはあっています。エネルギー摂取はカロリー重視で考えていてシーンに応じて持って行くものを考えています。それ以外は、摂取するそのものが自分の体に合っているかを絞り込んでいって、結果として良いものを補給しています。
エネルギー補給の行動食
エネルギー摂取で最近好きなのはトレイルバターです。1パックあたり128グラムに対して760キロカロリーもあるので、ジェルよりも格段にカロリーが高いです。ジェルはそのままエネルギーになるのに対して、トレイルバターは脂質などもあるので、全てがエネルギーに変化するとは思いませんが、とりあえずの目安としてカロリーが高いもののほうが、エネルギー補給には良いと思っています。
僕がメインで行動することが多いのは1日とかで終わるトレイルランとかじゃなくて、2~3日と複数日を要すアクティビティが多いのでジェルのメリットである即効性よりかは、腹もちしたり、その上で出来るだけ軽いということを重視しています。更にはトレイルバターは美味しいので、持続して摂取することにストレスを感じません。僕はジェルの甘ったるさが摂取し続けているときつく感じてしまうんです。
トレイルバターを持って行くのは、遊びだとファストパッキングが多いです。最近出場したレースだと全長330キロのトルデジアンというトレイルレースがあるのですが、2017年に持っていって使ったら凄く良かったです。
トレイルバターは最初ウエハースみたいなものに付けて食べていたんですが、付けるのが面倒になってきて、そのまま食べてみたら美味しかったので、最近は単体で持って行ってそのまま食べています。最後の方は残っちゃうので僕は諦めてますが、袋を切って綺麗にたべることもできます。
それと寒い場所だと固くなっちゃうので、そういう場合はお腹あたりの体温で柔らかく食べることができるように、ランニング・バンドに忍ばせておくようにしています。
トレイルバターはレースで食べるというのがメインで、ランニングの練習中には安く手に入れることができる、ブラックサンダーを持って行ってます。近所の低い山にはあえて、行動食を持ち歩かずに出かける事もあって、3時間ぐらい補給なしで走っていると、ガクッて体力が落ちるときがあるんです。それを続けていると、そうなるまでのタイミングが伸びてくるようになります。
ブラックサンダーもトレイルバターを選んだ理由と同じで、重量に対してカロリー量が高いという点で選んでいます。ブラックサンダーの前は柿の種で、米菓とピーナツが入っているのでカロリー数も高く、なかなか良かったです。ただしブラックサンダーのほうが食べやすいので、最近はこちらです。
ブラックサンダーは、コンビニでも手軽に手に入るし、その上安い。トレイルミックスも試したけど、安さと手軽さではブラックサンダーの方が上ですね。
回復重視の行動食
リカバリーベスパは、中身は液体で体力回復を目的に摂取するものです。レース中に回復させながら摂取する他、レースが終ってからも飲みますし、狙ったレースの2、3日前からも摂取するようにしています。
回復を促すという点では、もう1つ凄いのがあって、それがスポーツオキシーショットです。高濃度酸素水で、通常の水の3万倍酸素量があるというもので、飲むと体が動くような感じがあります。
ボトルそのものを持ち歩くんじゃなくて、お弁当についていくる小さな使い捨てのしょうゆ容器があると思うんですけど、あれをスポイトのように吸い上げて「ちゅっ」って飲んでます。10mlぐらいなので、一口摂取するのにちょうどいい大きさなんです。走る以外にも二日酔いの時や、眠気覚ましにも効くんじゃないかと思います。