アクティビティを楽しむときのウェアの多くはモンチュラを愛用しています。『こんなに切りかえさなくても大丈夫でしょう?』というコメントを発してしまいそうな程に、細かな作りが魅力です。
モンチュラのランファストTシャツをみてもらうと、切りかえしの多さ、採用しているパネルの種類が多いことがわかると思います。脇の下はメッシュ素材で通気性に優れていて長期に渡る山のアクティビティを快適に楽しめます。ストレッチ性が高く、大きな動作にもストレスがないのも魅力で、様々なアクティビティで動きやすさを提供してくれます。
肩、後面パネル、および上袖は、UVカットと速乾性を特徴とした生地を採用しています。
日帰りで山に向かうときや、レースに出場するときは化繊のベースレイヤーを活用することが多く、1泊、2泊といった山行の場合はウールウェアを選択しています。汗を多くかく体質ではないのですが、それでも雨が降って濡れたときのことを考えると、冷えを感じにくいウールウェアは安心感があります。以前化繊で1泊以上の山行を過ごしたことがあるのですが、雨が降って、いっきに冷え込み、低体温ぎりぎりの状態にまでなってしまった経験があるので、それからはウールの重要性を認識しています。
Tシャツ1枚で寒いと感じた時にミッドレイヤーに取り入れているのは、化繊のグリッドが施されたウェアで、グリッド素材なので、行動中でも抜けがよく快適に過ごせます。寒い時にはベースレイヤーになって、暑い季節には防寒着として活躍してくれます。
レインウェアには同じくモンチュラのフライアウェイ アノラックを使っています。こちらはゴアテックスのアクティブシェイクドライというレインウェアなのに透湿性に優れた生地を採用しているので、レインウェアを着ていてウェアの中が蒸れて暑くなることを防いでくれます。レインウェアは毎回これをつかうというわけではなく、いく場所や季節によって変えています。
アルプスに行く場合は2.5レイヤーとか、3レイヤーといった、もう少し生地そのものがしっかりした作りのものを持って行くようにしています。冷たい雨に当たったときに、その冷たさを感じてしまうと、いっきに体は冷えていくと思うので、リスク回避に厚手のレインウェアを持って行く事は重要だと感じています。