山の中に入ると、何かの長さや量を図ることも多いのではないでしょうか?地図の上に指をおいて、地点から地点までの長さを計って距離を算出してみたり、お米を手のひらにのせて、重さを量って水の分量を考えたり・・・。

    でもアウトドアフィールドでは、定規もなければ、計りもありません。持って行ってもいいけど、持ち歩くまでの必要性があるものなのか、考え物です。そういうときに頼りになるのが、自分の身体です。そして自分の感覚です。

    自分の身体の色々な個所において寸法を知っていると色々と便利です。まずは身体全体をみて、寸法を測り、覚えておきましょう。

    ① 身長
    ② 手を開いた時の指の先から指の先までの長さ
    ③ ひじから手首の長さ
    ④ おへそから足元までの長さ
    ⑤ 股下から足元までの長さ

    これらを知っていると、ロープの長さを計ったり、装備を準備するときに必要最低限のものを準備するときに役立てたり、何かを借りるときや、貸すときに、それが自分や相手にマッチするものなのかの指標になったりと様々な場面で利点があります。
    ちなみに①の身長は②の長さとほぼイコールです。また③は足のサイズと同じです。人体の不思議トリビアです。

    次に手のひらをみて、寸法を測り、覚えておきましょう。

    ① 人差し指の爪の幅の長さ
    ② ピースをした時の指と指の間隔の長さ
    ③ 手のひらをいっぱいに広げた際の、親指の先から小指の先までの長さ
    ④ 人差し指と親指を開いた時の間隔の長さ

    身体全体を使った長さよりも短いので、より精密な長さを計るときに役立つと思います。例えば地図上の地点から地点までの長さ、スタッフサックに装備を収めるときに、入るか否かの確認、エマージェンシーキットを使うときやファーストエイドを使うときに、何かを切る場面や貼る場面・・リスクヘッジにつながるような場面で力を発揮します。

    『一番よく使うのは、グーの状態から人差し指と小指を立て、その間の間隔が約8cm。2万5千分の1地形図だと2kmになります。』
    と山旅々のTwitterで投稿頂きましたので、こちらでお知らせしておきます。

    最後に重さを知る手立てとして手分量を覚えておくと便利です。

    ① 米1合の重さ
    ② 小麦粉1カップの重さ
    ③ パスタ100グラムの握ったときの間隔
    ④ ひとつまみの間隔と小さじ分量の精度(小さじ1/3と言われてます)

    手分量以外にも道具を使って、分量をはかるのも非常に役立ちます

    ① 自分のもっているカップのどの部分までお水を入れて沸かせば、カップラーメンの水の量に丁度良いか?
    ② お米を炊く時に、お米から水がどれだけ出ていれば、ちょうどよく炊けるか?
    ③ 持っているスプーンのどこまで塩を入れたら、小さじ量になるか?

    全ての道具をより便利に使う為にも、このような知識を身に付けておくと、登山に関わらず、私生活においても非常に便利に過ごすことができることでしょう。自分の身体も1つの道具として考えれば、よりウルトラライトに装備を切り詰める事だって可能になるでしょう。

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