キャンプをする時の料理の時間は、家とは違った楽しみがあります。登山であれば野菜やお肉の塊を持って行って、山の上で料理を楽しむなんていうスタイルも楽しいでしょう。キャンプ場では仲間とワイワイ、持ち寄った食材を使って料理をするのは至福の時間です。
今回はキャンプで料理をするときに、後片付けのことを考えておくと、アウトドアシーンにおいて、非常にストレスレスに時間を有意義に使えるようになりますよ。というお話です。
まな板の使い方と洗い方
まな板は両面使えます。これを考えて使ってみてください。まな板の片面を野菜やくだもの用、もう片面を魚やお肉用と区別して使うと、においがつかないので、とってもおすすめなのです。
キャンプや山に持って行くまな板は、みなさんどうしていますか?100均の木製のものやプラスチックのもの、牛乳パックの再利用など、様々かと思います。このまな板の片方の隅に魚の絵を描いておくとわかりやすいです。これは日常でも応用できるので、是非試されてみてはいかがでしょう?
次にまな板の洗い方です。まな板についた切り傷には、雑菌がすぐにつきやすいので、後片付けのときに束子などを使って洗う事をおすすめします。また熱湯をかけて消毒をしたり、洗った後に水気をふき取り、天気がよければ日光にあてるのも消毒効果があります。
我が家ではときどき、漂白剤にひたしたふきんを、まな板にはりつけて、しばらく放置。その後あらうと清潔になると考えて実践しています。
食器を洗う順序を考えよう
食べ終わったあとの食器洗いにもコツがあります。まず油のついた食器と、そうでないものを分けます。ご想像の通りですが、まずは油のついていない食器から洗いはじめます。我が家では更に、子供が使うもの⇒大人が使うものという順番にしています。
アウトドアでは油がついていない食器であれば、洗剤を使いません。それでもちゃんと綺麗になります。
次に油のついた食器です。油は水よりもお湯のほうが溶けやすいので、お湯で油のついた部分をさっと流します。これをしないで、洗ってしまうとスポンジなどにベットリと油が付いてしまい、そのスポンジで次のものを洗って・・・とどんどん不潔になってしまいます。
目的はどの食器も油でべとべとになるのを防ぐことです。アウトドアでは、原則として洗剤は使わないようにしたいので、家でも練習として、洗剤は使わずに洗う事を心掛けてみるのも良いと思います。
お湯だけで油が取れないときは、お茶を使うと油分がさっぱりとれます。またお茶はびんの匂い消しにもなるので、有効活用してみてはいかがでしょう。