なんてことのない非常にシンプルな道具ほど、シンプルがゆえに色々な使い方を見出すことが出来ます。例えばプラティパスのボトルとヘッドライトを使ってランタンにしてみたり、自分なりの使い方を見つけるのは非常に楽しいです。
今回紹介するmonogoodsの3wayバッグは僕にとって山ではなくてはならない装備の1つで、とにかくあらゆるギアに変化して使用することが出来るんです。
monogoodsの3wayバッグのオーソドックスな使い方
3wayバッグという名の通り、3つの方法で持ち歩くことが出来ます。ザックのように背負うことも出来るし、手で持つことも出来れば、肩にかけて持ちあるくこともできます。日常使いの使用感も抜群で、買い物袋に利用したり、トレーニングでジムに通うような際のシューズバッグとして活用するのにも最適です。
山に出かけるときには、テント場でリラックスする為にサンダルを装備品として必ず持ち歩くようにしています。このサンダルは家から登山口までの移動中にも履いているので、登山中に使用するシューズはmonogoodsの3wayバッグに入れて移動します。登山開始時に履き替えて、サンダルはこの3wayバッグに入れておきます。そうしてバックパックの中に入れて持ち歩くことで、ザックや他の装備に汚れがつくことを防ぎます。
またアタックザックとしても活用できます。アタックザックに持ち歩くものって、ウインドブレーカーに行動食と水ぐらいなので、そういったものをいっさいがっさい、このバッグの中に詰め込んで、頂上を目指します。
アタックザックにして使う時に、入れたものが飛び出さないように、ギュッとトップを絞るだけという非常にシンプルな作りでストレスフリーです。面倒くさがり屋の僕にはこれくらいの機能があれば充分です。
ショルダー部分はストラップの長さ調整が出来るので、歩いている最中に肩からずれてしまうような事もなく、快適に使えます。
最後、山行を終えて、汚れたシューズを入れておくのにも活用しています。シューズ入れとして使わないような場合には、汚れたウェアを入れておくこともあります。
monogoodsの3wayバッグの使い方-応用編
monogoodsの3wayバッグの最大の特徴はボディに500デニールのコーデュラナイロンを使用していることです。コーデュラナイロン500デニールという厚みのあるナイロン素材であるにも関わらず、とにかく軽量です。また引き裂き強度があり、ガンガンに気にせず使っても、強い耐久性によって、破れたり、穴があいてしまうような心配が少ないのは、monogoodsの3wayバッグの特徴です。
だから、お尻に敷いて座布団のように使えるんです。
アタックザックとして使って、中のものを取り出したら、お尻に敷いて頂上でランチをして、帰るときに装備品を入れて…というような七変化ぶりはなかなか良いです。
前回遊びに行った蝶ヶ岳のテント場は、下が砂利と砂が多い場所で、そのまま座れば砂でズボンが汚れてしまうし、細かな石でズボンに傷がついてしまう心配もあるのですが、monogoodsの3wayバッグをお尻に敷いて座って快適な時間を過ごせました。
汚れても家で水洗いすれば簡単に汚れが落ちるのも特徴で、メンテナンスが楽なのも長く使う道具として重要視したい点の1つです。
また夏場なんだけど思ったよりも風が強くて、持ってきたウインドブレーカーだけだと体幹が冷えるときには、このmonogoodsの3wayバッグを前掛けのように、胸からお腹にかけての防風対策のように使うと、結構暖かく「あって良かった」と思わせる一面も備えています。
登山に限らず、キャンプにいって子供たちが川遊び、海遊びで使ったウォーターシューズや水着なんかをいっさいがっさい詰め込んでおいても、中から外に生地を通って水が漏れることがないので、なんだかんだこのこのmonogoodsの3wayバッグを手に取ることが多いです。
このように耐久性があるからガシガシ使える良さに対しての軽量性と、様々な持ち歩き方ができる機能性。シンプルながらも全体的にバランスがとれているので、色々な旅に持ち歩いて、また新たな使い方を模索したいと思っています。