前回のトレーニングで気を付けるべきことの記事では、トレーニングにおける誤った考え方と、正しい考え方のお話をさせてもらいました。今回は私が、今の練習方法に行きつくまでの事を、掻い摘んでお話させて頂こうと思います。
トレーニング方法は、「レースによって考える」いうことを前回の記事でお話させてもらいましたが、未だトレーニング方法は確立されているわけではなく、現在進行形で試行錯誤しています。
だから失敗もするし、違うなあと感じたら、早々に止めて次のトレーニングにステップアップするし、それは面白くない事なんかじゃなく、とっても楽しいことで、毎日毎日が発見の連続です。
私は陸上競技を熱心にやっていたわけでもないので、本当に何も知らないところからランニングもトレーニングもスタートしました。だから、周りでランニングを楽しんでいる人に、どうやってトレーニングをしているのか聞いてみたり、書籍で調べたりと、自分で勉強をして消化していきました。
でも結局はトレーニングって、「この人には合うけど、この人には合わない」というように、試してみたけど私には合わなかったっていうトレーニングが山ほどあります。所謂、全員に同じトレーニング方法はないということです。
体格も違えば、回復力も違うし、能力も違う。私は背が小さいので、大きな人が行っているトレーニングをしても合わないかもしれないしと考えています。更には、自分の好き嫌いだってあると思うので、奥深いものだと感じています。
はじめたころは、トレーニング方法も山ほどあって、色々と試してみました。そういった経験から感じているのは、色々な引出をもっていることは良いことだと思います。私もランニング教室で、色々な方々に、溜めてきたトレーニングの引き出しを、少しづつになるかもしれないけど、丁寧に伝えていけたらと思っていて、それが自分に合ったトレーニング方法を見つける1つのきっかけになればと思っています。