テント泊で縦走を楽しむときに、最近では装備の軽量化を行うことに気をつかっています。ただし全ての装備を極限まで削って、快適性を犠牲にするということはしません。

僕の場合は、以下のように考えて装備の軽量化を行っています。

・クッカーやストーブ

お湯を沸かすだけで済む、フリーズドライをメインに考えれば軽量化を行えると思っているけど、お米を炊いておかずをこしらえたり、お味噌汁を作ったりと料理も楽しみたいので、それに見合った装備を持参する

・ザック

ある程度の腰荷重ができて背負い心地の良いものを選択している。水1リットルを入れて10キロ以内に収まることを想定して、背負い心地の良いものを選んでいる

・シュラフやマット

寒くて途中起きてしまうということがないように考えている。シュラフは軽量化を行って、ダウンジャケットとパンツを着込んで寝るというように、トレードオフで快適さを追求している

そして、今回紹介するテントにおいては、テント場を選ばない、だから自立するテント。結露に強い、だからダブルウォールテント。という2点を特に重視していて、その中で軽いテント、として選んだのが、NEMOのホーネット1Pです。

ウルトラライトのバックパッキングモデルの新たなスタンダードモデルという紹介のされかたがNEMOのオフィシャルサイトにありますが、NEMOのテントの中では最軽量で、最少重量765グラムというダブルウォールのテントとしては、驚くような軽さを誇ります。

ちなみにNEMOのテントでは人気の高いTANI 1Pで最少重量1.06グラムで、その差は約250グラム。おおよそ小さいリンゴ一玉分ぐらいの違いがあります。

NEMOのテント ホーネット1Pの軽さの秘密

何故こんなに軽いのかというと、まずその1つがインナーテントの作りです。多くの部分がメッシュパネルで作られており、軽量化に一役かっています。

バスタブと呼ばれる水の浸入を防ぐパネルが地面との接地部分から立ち上がっていますが、それに加えてプライバシーパネルと呼ばれる緑色のパネルが施されているので、中で寝ていても、外から見えずらい工夫があり、日中昼寝をするときには、ありがたい特徴です。

もう1点がアウターフライです。インナーフライで高く立ち上がったバスタブ部分はアウターフライが重ならないように出来ていて、雨の侵入を防ぎつつ、軽量化に繋がっています。ここにはメリットとデメリットがあって、高いベンチレーション効果があるので、暖かい時期には非常に涼しく快適ですが、寒くなると外気温がテントの中に入りやすく、冷え対策が必要になります。

フライの素材はナイロンの10デニールという薄さで、フロアは15デニールとなっています。4シーズン用のテントでフライ素材が30デニールという厚みがあるので、その半分という薄さです。

生地が薄いことによるメリットは軽いというところにつきるのですが、デメリットはやっぱり雨の侵入です。北アルプスの縦走などで、物凄い雨に見舞われると、雨の浸入の懸念が付きまといますが、撥水処理を施すことで軽減されると思っています。

NEMOのテント ホーネット1Pの快適性

内部空間はテントマットを広げて、マットの横に小さな荷物を、ごちゃっと置いておけるスペースの確保が可能です。高さは座っても天井があたらない程度の広さがあり、狭くもなく、広くもなく、ちょうどいいというバランス感です。

前室は広く確保されていて、雨が降ったときには煮炊きができる十分な広さがあります。濡れたシューズを置いておけるし、室内を広く使いたければザックも置いておけます。

僕がとってもユニークで良い作りだと思っているのが、天井の明かりとりで、今まではテント用のぶら下げるライトを持っていってたんですが、NEMOのテント ホーネットは、ヘッドライトを入れて明かりを確保するんです。

ヘッドライトを入れると、半透明の生地から明かりが落ちるので、テント内に広がって明るい空間をつくることができます。

自立式なので、テントのたてやすさ、片づけやすさもあって、寒い季節には身体を冷やさずに、これらの対応ができるのはありがたいと思っています。

シェルターなども更に軽く魅力的だけど、僕はやっぱり自立式のテントがラクでいいです。

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