縦走登山は幾つかのスタイルで楽しんでいます。食事をメインに楽しむ事もあれば、ファストパッキングで長い距離を楽しむ事もあります。後者の場合は食事はとにかく軽く、それ以外にもテントマットやテントも様変わりします。
今回紹介するのは、ファストパッキングに最近愛用しているシェルターを紹介します。
おすすめポイント
- 520gという軽量性
- メッシュドアがあり快適に過ごせる
- ULバックパッカー、バックカントリーハンターの意見を反映した作り
- 設営にトレッキングポール1つを使う
商品概要
ブランド | NEMO |
商品名 | スパイクストーム |
商品説明 | 軽量ながらも居住性が確保されたダブルウォール&自立式テント |
価格 | ¥48,000(税抜) |
フロア面積 | 1.8㎡ |
最小重量 | 520g |
フロア面積 | 99.06✕75.95✕221.23 cm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★☆☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
設営・撤収時間 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
快適性と軽量性を併せ持ったシェルター
NEMOといえばダブルウォールテントのイメージが強く、NEMOのTANIは非常に好きで愛用していました。そんなNEMOのシェルターが面白そうと思って使い始めたのがキッカケです。
重量は520グラムで、素材は30デニールという厚みがあります。世の中に出回っている人気のあるシェルターに比べると生地に厚みがあるので、防風性と雨の浸入という面で安心感があります。
トレッキングポールは1本あればたてることができる作りで、設営が比較的ラクに行えます。ペグダウンの方法もテンショニングラインという短いラインでペグダウンの位置を考えずに行えるので、考える時間が短縮できます。
トレッキングポールを2本使えば、A型で設営し、前室空間を大きく使えるというメリットもあります。シェルターなんだけど前室を使って外に荷物をおいておけるのは、雨が降ったときなどは有効活用でき助かります。
2種類のNEMOのシェルタースパイク
NEMOスパイクには440グラムのフロアレスのタイプのシェルターと、フロア付きで更にメッシュドアがついたものと2種類あります。僕は雨の日も積極的に活用したいので、フロア付き&メッシュ付きのスパイクストームを使っています。
雨だとやっぱりフロアレスでの生活は不安で、寝れないことはないけど、僕にとってはストレスなので、フロア付きが好きです。
また夜涼しい風を取り入れながらシェルターの中で読書をしていると、とにかく虫がわんさか入ってくるので、メッシュがあるのは非常に過ごしやすいです。この快適性と80グラムという重量の差をどのように考えるかで、選ぶものを検討しました。
シェルターという作り上、短い辺が入り口で這いつくばりながら中に入ったらゴロンと寝転がって寝るというような動作なのですが、奥行きがフロア部分で約200センチで、横が入り口部分で約100センチ、奥にいくに従って徐々に狭くなっていき最終74センチという大きさです。結構広々していて、寝ている横に色々と荷物をおけて快適です。
厳冬期を除いた冬場の低山にも大活躍するファストパッキングアイテムの1つです。