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秋10月尾瀬 山ごはん塩麹鍋

秋10月尾瀬 山ごはん塩麹鍋

秋の尾瀬。ここ数年よくこの時期に行っている、燧ケ岳や会津駒ケ岳、桧枝岐村まで足を延ばすこともあるけれど、今回は久しぶりの日帰りの尾瀬。

山を始めるきっかけになった尾瀬は、何度訪れても心地よく、山の中に広がる尾瀬ケ原の景色が好きだなあと毎回思う。

仕事を終えてから同僚の車で尾瀬に向かった。日帰り登山とはいえ、夜発朝着ではなく睡眠をしっかりとれるように尾瀬戸倉の駐車場近くの同僚の友人の民宿「玉泉さん」に前泊にした、とても良い温泉にも入って、これで思い切り登山が楽しめる。

翌朝は気持ちの良い朝だった。ほかの同僚と合流して今回は4人で尾瀬を楽しむ。

紅葉が始まっていて、ナナカマドやツリバナなど赤やピンクの実のかわいらしさや色づいた樹々が光に照らされて本当にきれいだ。

平日とはいえ秋の尾瀬を楽しむ人々で賑わっている。尾瀬ケ原に出ると至仏山と燧ケ岳がきれいに見えて、尾瀬に来たなーと実感できる景色にまた嬉しくなる。

池塘に黄色やオレンジに色づいたヒツジ草が浮かんでいて、いつまでも見入ってしまう。

竜宮小屋の手前のベンチでランチにすることにした。

今日は塩麹鍋。塩麹着漬けの鶏肉は前日からつけておくと傷みにくいし、味もしみこむので山の定番メニューだ。今回主食はそれぞれ持ってきてもらい、麺などは入れずきのこたっぷりの塩麴鍋を楽しむことにした。

塩麹鍋 4人分(大鍋2回分)

・鶏もも肉:300グラム

・キャベツ:1/4個

・しめじ 1パック

・えのき 1パック

・塩こうじ 適量

・すだち 2個

・和風だし:1本(スティックパック)

・塩:少々

・水:適量

調理時間 約10分

前日に鶏もも肉を塩麹に漬けて冷凍しておく。

水を沸かして、だしを加えて鶏肉とキャベツとキノコ類を順番に入れるだけ。今回は家にあった塩麹が少なかったので、塩も持ってきて味を整えた。

すだちを絞って食べる。山でのすだちやかぼすは好きな食材の一つ。ほどよい酸味がとてもおいしいし、食欲が増す気がする。

しっかり休んで、鳩待峠に戻ることにした。竜宮まで来たので、戻りもしっかり時間がかかる。

見晴らしまでいきたいな、テント張りたいな、小屋もいいななんて思いながらヨッピ橋周りで戻る。

余韻が少しあるほうがまた来るきっかけになる気がする。

帰りも民宿で温泉に入り汗を流して帰路へ。1泊1日の秋の尾瀬。楽しい仲間と過ごす気持ちの良い休日になった。尾瀬は晩秋、また来るのは来年になるだろう、次は今年行けなかった奥鬼怒ルートだねと帰りの車で話す。尾瀬は何度でも戻りたくなる場所なんだな。

尾瀬ハイキングで楽しめる山々と植物

尾瀬散策のハイライトといえば、なんといっても尾瀬沼と尾瀬ヶ原を挙げなければならない。しかし、この2大ハイライトも燧ヶ岳と至仏山という尾瀬の盟主なくしては、これほど魅力的な景観にはならなかっただろう。さらに三条ノ滝や平滑ノ滝、燧裏林道、アヤメ平などがより彩のある尾瀬をつくりだしている。また周囲にそびえる会津駒ヶ岳や田代山などの秀峰群にも心ひかれる。これら尾瀬で楽しめる山々を以下で紹介している。

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