秋も深まる11月中旬。
第3回日光国立公園マウンテンランニング大会に参加してきました。
今年からは、東武鉄道のスカイツリートレイン、東武トップツアーズのスペシャルコラボにより、プレミアムオフィシャルトレインも登場です。東京の浅草駅から東武日光駅への直通貸切トレイン。なんと業界初の試み!!
11月10日(土)の朝。 東武鉄道浅草駅1F正面広場。プレミアムオフィシャルトレインに申し込みされた選手の皆さんとともに集合です。参加者の点呼確認を済ませ、ホームへ移動します。
しばらく、待っていると……。大会専用の貸切スカイツリートレインが構内に入ってきました。
ここぞとばかりに、記念撮影。
星野由香里選手(コースプロデューサー)と福島舞選手(招待選手)も大はしゃぎです。
準備が整ったら、いざ、乗車。乗客は参加者の27名とスタッフです。車両は2両で、前方は一般選手。後方は大会事務局です。貸切というだけでも、自然とテンションが上がります。
荷物棚もちゃんと設置されています。
予定通り、11時10分に出発。出発するやいなや、スカイツリーが車窓に飛び込んできました。
思わず、接近してくるスカイツリーに、これまた一同、ヒートアップ。
落ち着いた頃を見計らって、まず、大会事務局によるご挨拶と選手受付です。
参加誓約書と引き換えに、一人一人、レースナンバー等をお渡ししていきます。
猿をモチーフした大会参加Tシャツも事前に配布しもらえました。続いて、星野コースディレクターによる、ブリーフィング(競技説明)です。
ロストしないようにと、オレンジ色のテープが、コース上にマーキングされています。フリータイムには、食事をとるなり、大会プログラムを読み込むなり。
後半には、星野選手と福島選手とによる、クロストークが繰り広げました。お肉とお酒好きの2人。日頃の食事や、大会前の調整方法など語られました。
東武浅草駅から東武日光駅まで、ノンストップで約2時間。13時過ぎ、東武日光駅に到着です。
駅構内には、歓迎する横断幕がかけらていました。駅前で記念撮影をパチリ。
そして、解散です。まだ、お昼の時間帯。日光観光に出かけた方も多いのではないでしょうか。小生は、お宿にチェックインを済ませ大会会場となる、日光東照宮に出向きました。
晩秋とはいえ、紅葉はまだ見頃。多くの観光客が詰め掛けておりました。
こちらでもブリーフィングがなされていました。
表参道には協賛ブースや飲食ブースが数多く出店されています。
境内奥には、煌めく日光東照宮。
そして、いよいよ、受付です。そう、走ります、30km。
とはいえ、ここ数年は大会運営に従事することばかりで、大会に出てなければ、まともに走ってもいません(汗)どうなることやら、いやはや……。
晩秋、日光の里山を駆ける
翌11日(日)。夜明け前の、早朝。会場で荷物預け、6時30分からの開会式を待ちます。
開会式。大会の成功を祈念してお祓いです。
日光東照宮の境内より、30kmの部が7時00にスタート。
トレイル入口までは、ものすごい勢いで、選手の皆さんがダッシュ!!?この意味は、すぐにわかりました。
外山(とやま)の登山口前でのプチ渋滞回避のためだったんですね……汗
外山山頂になんとかたどりつくと、これから向かうであろう、日光連山の里山がどーんと見えます。
抜けるような光景はなんとも言えません。そして、丁寧に草刈りがなされており、と~てっも走りやすい。
渡渉パートを越えて、ちょっと進むと……。
第一エイドに到達です。さらに進んで、道路区間を横切り……。
登り基調のパートを頑張って登りきると。
第二エイドの大山、給水ポイントです。例年より暖かかった大会当日。流石に給水させていただきました。
これがウワサの日光のフィールドか~、と、眺めていたくなるくらい、じつに気持ちいいトレランフィールドです。
第三エイドのキスゲ平園地に着くなり、トイレに駆け込みます。そう、実は朝からオナカが不調でした(汗)。
スッキリしてから、いざ、霧降高原の名物、「1445段の天空回廊」へ。
回廊の中腹まで来ると、全貌がどーん、と。
階段を登りきって、さらに山頂を目指します。大会コース上で標高が一番高いところ、丸山(1,689m)到着です。
スタッフの方に通過チェックをしてもらいます。
眼下には日光市街地と山々が見渡せます。
一気に下ると、再び第三エイドに到着です。
そこからは、約300m程をまっすぐ下るトレイルコース「ヒャッホートレイル」。ここも、大会コースの醍醐味の一つ。スキー場だったところを大会のために草刈りして、切り開かれたとか。もう、駆け出した脚は止まりません!(笑)
そのまま、気持ちよく、トレイルを走っていくと、再び第一エイドに到着です。
しばらく進み、「大江戸温泉物語日光霧降」を横切り……。
序盤で走ってきたトレイルを逆走する感じで進んでいきます。
稲荷川の橋を越えたところが、第四エイド。
もうコース終盤です。ここからはしばらくロード。稲荷川砂防堰堤群のハイキングコースでもあります。
紅葉した杉林がなんとも気持ちいいパートです。
石畳を走っていくと、残り1kmのカンバンが!
階段を上がりきると、境内へ。もうすぐ、フィニッシュです。誘導員の方が、丁寧に案内してくれます。
観光客の皆さんからも応援のエールをいただきます。
大会のフィニッシュゲートが見えてきました~。
そのまま駆けずに、フィニッシュ前を記念にパチリ。フィニッシュ後、選手には手打ちの日光メープルそば「鶴千年の舞」が振舞われていました。
表彰式にじゃんけん大会などなど、フィナーレは大盛り上がり。
世界文化遺産に指定されている日光東照宮がスタート・フィニッシュ。紅葉の名所として名高い「日光」。なんともプレミアムな大会。年々、参加者が増加しているのも、納得です。
来年はちゃんとトレーニングして、秋の日光連山を駆け抜けたいと思います(汗)ありがとうございました!!
公式大会サイトhttps://www.nikkorun.com