僕はクッカーが好きで色々なメーカーの、色々なクッカーを所有していますが、その中でもちょっと変わっていて、その特徴による使い心地を紹介したいと思います。
おすすめポイント
- 蓋を締めることができるので余ったものを持ち運べる
- 蓋を裏返して食材を温めることができる
- クッカーでもありコップのような使い方もできる
商品概要
ブランド | バーゴ |
商品名 | チタニウムボット700 |
商品説明 | チタニウムボットの進化版。容量を少なくし、ハンドル付き。よりクッカーに近い使用が可能。 |
価格 | ¥18,480 (税込) |
重量 | 125g |
サイズ | D105×H122mm |
容量 | 700ml |
素材 | チタン |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
チタニウムボット700の特徴
なんといっても一番の特徴はクッカーの蓋がスクリュー式で閉まることです。ゴムパッキンがついていて、閉めると中に入った液体が漏れることがありません。
クッカーの中に液体や食材を入れたままハイキングする人って日本ではそんなに見かけたことはありませんが、アメリカのロングトレイルでは、朝にテントを撤収してしばらく歩き、幕営地から離れたところで朝食を食べる方法があります。
ボット700の中にフリーズドライ食品を入れ、しばらく歩いていれば、一息入れたいときには食べられるようになるんですね。これは熊対策でテントやタープに食べ物の匂いを極力付けないことが目的ですが、そのためにこのキャップの形状なのかもしれません。
バーゴはPCTというロングトレイルを歩いた人が立ち上げたブランドで、ロングトレイルでのニーズを満たす目的で作られている印象を感じます。だから軽量でユニークなものが多いですね。
チタニウムボット700を使って楽しめる食事
日帰りの山でも登って帰ってくるだけじゃつまらなくて、やっぱり頂上で楽しむ食事には気を使っています。とにかく暖かな食事を楽しみたいというこだわりは貫き通したく、そういうときにバーゴのチタニウムボット700が役立つんです。
日帰りで登山を開始するとき、必ずといって立ち寄るのがコンビニです。ここでお昼ご飯を調達するのですが、寒いときはやっぱりおでんです。パックされているおでんを買ってチタニウムボット700の中におでんを入れて温めます。
そのときに蓋を裏返して、おにぎりを載せるんです。そうすると蒸気で熱くなった蓋でおにぎりを温め、暖かなお米を食べることができます。
蓋はひっくり返して使うことが前提の形状で、計ったようにおにぎりを載せるのにぴったりなんです。おでんなど汁物は山に入る前に移し替えておけば、下山時に濡れたゴミを持ち歩かずに済みますね。
スタッキングの際には110のОÐ缶も入るし、蓋がしっかり閉まるので大した工夫をしなくてもカタカタ音がすることもなければ、他のクッカーともスタッキングしやすいという利点もあります。
ボット700はスクリューキャップ式のクッカーというユニークなクッカーですが、発売を知ったときはそのユニークさに驚き、すぐさま購入したお気に入りのクッカーです。