サーマレストのネオエアーウーバーライトはその軽量性と寝心地の良さが魅力で、装備の軽量化に欠かせないテントマットです。今回紹介するのはスモールサイズのネオエアーウーバーライトです。
おすすめポイント
- 軽量性が素晴らしい
- コンパクトになってパッキングしやすい
- ファストハイカーにはSサイズがおすすめ
- 寝心地の良さは軽いからといって損なわれていない
商品概要
ブランド | サーマレスト |
商品名 | ネオエアーウーバーライトS、R |
商品説明 | アルピニストからスルーハイカーまで待望の最軽量エアーマットレスです。ネオエアーウーバーライトは、ラージサイズでも340g。スモールサイズなら、わずか170gと超軽量です。 |
価格 | ネオエアーウーバーライト S:¥20,500(税抜) R:¥26,000(税抜) |
重量 | S:170g R:250g |
サイズ | S:51×119×6.4cm R:51×183×6.4cm |
収納サイズ | S:15×8cm R:15×9cm |
R値 | 2.3 |
素材 | 15Dナイロン |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
サーマレストのファスト&ライトシリーズは軽量且つコンパクトに収納できることが特徴で、エアー式と自動膨張式の2種類が存在します。商品名にネオエアーとつくのがエアー式のテントマットで、自動膨張式に比べるとコンパクトに持ち運びができて軽量であることが魅力です。このネオエアーシリーズの中で最軽量のモデルがネオエアーウーバーライトです。
重量
驚くなかれ183センチという長さのレギュラーサイズで、なんと250グラム!体幹部分のみテントマットがあればOKという、軽量化を行うファストハイカーには、長さ119センチのスモールサイズで170グラム!この重量にはとにかく驚きです。
そもそもサーマレストのテントマットは大好きで、ネオエアーXサーモを1年中の登山で使い続けていました。重量は430グラムでR値5.7と高い断熱力を誇ります。でもネオエアーウーバーライトの出現で、250グラムという軽さの魅力に取り付かれました。
断熱性
暖かな季節は430-250=180グラムの軽量化によって、更に快適に、疲れを軽減しファストハイクを楽しめます。
軽量化によってトレードオフされたのがR値という断熱力でネオエアーウーバーライトは2.0という数値です。ちなみにサーマレストの3シーズンマットとして大人気の、ネオエアーXライトでR値は3.2となっています。テントマットの厚さはいずれも6.3センチで、寝心地の違いは特になく快適に就寝させてくれます。
マットの作りとしては、効果的に断熱するトライアンギュラーコアマトリックスという技術によって、熱が逃げづらい、三角形の空間が2層のレイヤーとなったつくりです。
6月の鳳凰三山で10~15度前後で、底冷えすることなくとても快適に寝ることが出来ました。もしも底冷えが気になることがあれば、例えばグラウンドシートに断熱性のものを取り入れたり、体幹部分あたりのテントマットの下にレインウェアを敷いたり、エマージェンシーキットとして持ち歩いているSOLのエマージェンシーブランケットで身を包んだり、と既にある装備類を上手に使うことで快適に過ごせると思っています。
コンパクト性
ネオエアーウーバーライトを見て、まず驚くのがその収納サイズでしょう。店頭に置かれている収納されたネオエアーウーバーライトをみて、冗談ではなく最初ピローか何かだと思いました。エアーマットがこんなにもコンパクトになるものなのだと、思った瞬間、ファストハイクの全装備における重量や大きさが、今後どうなっていくのかが楽しみで仕方がありませんでした。
収納サイズはレギュラーサイズで15×9センチと、スマホをちょっと大きくしたくらいのサイズです。ザックのメイン気室にドッシリ構える道具だったのが、隙間にするりと収納しておける存在になったのは、本当に驚きです。