マラソンやトレイルランニングをしていると靴紐が解けたり、結わいた靴紐が反対側の足にあたって気になったり、なんとも煩わしい気持ちになる。ファストハイクでは、夜中から行動して山の中を移動することもある。そんなときに、テントから出てサクッとシューズを履いて移動を始めることができるのは大変重要だ。
僕はトレイルランニングのシューズも、トレーニングの為に履くマラソンシューズも全て靴紐は変えている。とにかく履いて締めて、解いて脱いで、という一連の動作と、履いている最中に解ける可能性がある状態にストレスを感じる。
そこで出会ったのがSPLCという独自のロックパーツを施したシューレース。
おすすめポイント
- すばやく簡単な脱ぎ履きが可能
- 激しい動きにもゆるまない
- ワンアクションでロックと解除ができる
- シューレースは丈夫で切れにくい
商品概要
ブランド | SPLC |
商品名 | SPLCシューレース |
商品説明 | 「走りをもっと楽しく、快適にランナーのパフォーマンスをアップさせる」 というコンセプトのもとに開発された機能的な靴ひもロックシステムです |
価格 | ¥1,320~1,540(税込) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
使い心地 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
SPLCのシューレースを選んだ理由
ロックパーツ式のシューレースは解きやすく、締めやすい。登山をしている人であれば誰でも経験があると思うが、登山開始時から時間が経過すると、靴紐がゆるく感じるようになる。足の形がスリムになるのか、靴紐が緩くなるのかは不明なのだけれど、この時にサクッと靴紐を締め、引き続き登山を開始できるのは非常にラクだ。
SPLCはニフコというパーツメーカーが開発した商品なので、パーツのロックと解除が非常に簡単にでき、ギア構造によって強くロックするつくりとなっている。
またシューレース部分は直径2ミリという細さに対して、摩擦やせん断に強い材質なので安心感がある。しかも伸び縮みしない材質なので、一度締めたら緩まないという頼もしさがある。
SPLCのシューレースに交換
SPLCへのシューレースの交換は至って簡単で、商品を購入すると丁寧なマニュアルもついてくる。
まずは既存のシューレースを解いて、SPLCのシューレースを取り付ける。SPLCのシューレースの先端は硬く芯が入っているので、簡単に紐を通すことができる。
次にロックパーツに紐を通す。この時にシューズを履いて、実際にロックパーツを使って、ジャストなフィット感をチェックする。そうすることで、シューレースの余りがわかる。
その後エンドパーツに紐を通して、ロックパーツから程よい長さをみて先端になる部分を結ぶ。僕はこの状態で、1日実際に使ってみる。
その後に、必要に応じてエンドパーツの長さを調整して、最終の長さが決まったら結び目から先をハサミでカットする。最後に紐先を炙ってエンドパーツを結び目が隠れるようにセットして完成。
今回はお気に入りのonのシューズをSPLCに変えてみたが、デザイン性は維持した状態で、シューズの脱ぎ履き、フィットのし易さが向上した。
シューレースのカラーとパーツのカラーは幾つかのバリエーションから選択できるので、自分好みでシューレースを変えて足元のファッションを楽しむこともできる。
実際に走ってみるとわかったのだが、僕の場合、今までちゃんとシューレースを結んで走っていなかったのだと実感する。シューレースをしっかり結ぶという、おおよそ2,3分の時間でさえ、億劫と感じてしまっていたあらわれだ。でもSPLCのシューレースに交換したことで、それこそものの数秒で、フィット感を向上させることができるので、大変助かっている。
走ったあとの疲れや、足ものとブレによる筋肉の疲労、走っている最中の心地よさ、シューレース1つ変えただけで多くの課題が解決する。