登山中の水分補給を容易なものにしてくれるハイドレーション。暑い季節になると水分補給の重要性が増してきます。水筒を手に取る・水を水筒に追加するなどの対応にザックを下ろす・背負うのが億劫で、水分補給を疎かにしてしまうと、山では特に日射病の可能性が高いため大変危険です。
飲みたいときに直ぐに水分補給ができる、立ち止まらなくても水をこぼすことなく水分補給が可能なハイドレーションは、そんな危険性を回避するのに大変有効です。中でもおすすめなのが更なる進化を遂げたプラティパスのビッグジップ。多くの水を持ち運びながら飲み心地抜群です。
おすすめポイント
- ドリンキングチューブの着脱が素早く行える
- 大口で水が注ぎやすい
- 洗浄後の乾燥がスムーズ
- 流量が改善されて飲みやすい
商品概要
ブランド | プラティパス |
商品名 | ビッグジップEVO 2.0L |
商品説明 | 最高レベルのテイストフリーはそのままに、バイトバルブ、シャットオフバルブを改良し、ドリンキングチューブの径を太くして流量を50%UP。リザーバーとドリンキングチューブの接続箇所を高い位置に変えて、ドリンキングチューブの着脱が素早く簡単になりました。 |
価格 | ¥4,500(税抜) |
重量 | 170g |
サイズ | 22×38cm |
素材 | 本体/ PE・PU、ドリンキングチューブ/ PU、バイトバルブ/シリコン |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
プラティパス ビッグジップのサイズ
ビッグジップLPから2019年にEVOとしてモデルチェンジされました。サイズは1.5L、2.0L、3.0Lと3種類あります。お盆休みには決まって、5泊ほど縦走を楽しみに山に入るのですが、いずれも水場が少ないことが多いのと、汗をかきやすい体質なので、2Lのサイズを選んでいます。
ビッグジップそのものの重量は、1.5Lで160g、2.0Lで170g、3.0Lで184gとなっており、水筒で人気のあるナルゲンボトル1Lの重量と同じぐらいです。ビッグジップ1つで、水を持ち運ぶためのプラティパスの水筒(ソフトボトル)と、行動中に手にとって飲むための水筒の2つを両立させるので、結果軽量化に繋がっています。
プラティパス ビッグジップで水分補給
ハイドレーションと水筒の大きな違いにカブカブと水を飲めるか否かという点が大きいと思います。しかしプラティパス ビッグジップEVOでは、チューブの径が太くなって旧型のものと比較すると50%流量が上がり、短時間で多くの水を吸い上げることができます。
バイトバルブと呼ばれる、口に含む部分も改良され、以前より軽く噛むだけで水を吸い上げます。これとシャットオフバルブによって、水を飲んでいない時の水漏れを防いでくれます。取り外しが出来るので使い終わったら洗え、衛生面も考慮されています。無くしてしまうようなことがあってもアフターパーツとして入手が可能なので結果長く使用できます。
プラティパス ビッグジップの更なる特徴
リザーバーといわれる水を入れる本体とチューブの着脱が簡単にできます。これによってお手入れがラクで、更にはテント場で水を運ぶ為にリザーバーを使用する際、チューブをわざわざザックから抜き出す必要がないのでとってもラクなのです。
またテント場から水場まで距離があるような場所で、水をたっぷり入れた水筒を運ぶ際も、片手で掴めるグリップがあるおかげで、行動がラクになりました。このグリップ部分はスライドをして簡単にリザーバーから取り外しができ、ガバッとリザーバーを開くことができるので、どんな水場でも水を早く、沢山入れることができます。
グリップとリザーバーは細い丈夫な紐で繋がっているので、落し物の多い男子に安心感をもたらしてくれます。
またリザーバーから伸びたチューブが変に折り曲がって、水が流れないというアクシデントに見舞われないように、本体へしっかりとチューブが接続できるのも特徴です。
長く使い続けるのに、リザーバーの中の洗浄も小まめに行いたい潔癖な性格の僕に、プラティパス ビッグジップは満足感を与えてくれます。それは大きな手をリザーバーの中に入れてゴシゴシ洗うこともでき、リザーバー内部に隔壁があるため、水が入っていない状態でもリザーバーが開いた状態になるために、乾燥もスムーズです。
今までもトレランなどで色々なハイドレーションを使用してきましたが、これほど痒い所に手が届いたハイドレーションは初めてです。ハイドレーションデビューの方、買い替えを検討されている方には断然オススメ致します!