レインウェアというとレインジャケットに目が行きがちですが、レインパンツにも非常に重要な役割があります。その役割を十分に担ってくれるTHE NORTH FACEのストライクトレイルパンツを紹介したいと思います。
おすすめポイント
- レインウェアと思えない軽さ
- ウインドブレーカー変わりにもなるので軽量化になる
- ただしウインドブレーカーに比べると透湿性は劣る
- ドローコードなどを一切省いたミニマムな作り
- シューズを履いたままの脱ぎ着が可能
商品概要
ブランド | ザ ノース フェイス |
商品名 | ストライク トレイル パンツ |
商品説明 | トレイルランナーの定番となっている軽量レインパンツ |
価格 | ¥15,400(税込) |
重量 | 120g(MLサイズ) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
登山におけるレインパンツの役割
登山時に雨に濡れるとどのような事態に陥るかを考えると、低体温症が挙げられます。濡れた衣服による気化熱は、夏場や日常でも起こりえることで、冬に限ったこと、登山などの寒冷地のみで起こることではないことを覚えておくと良いと思います。
また筋肉が冷えてしまうと体が全く言うことを利かなくなってしまうので、これらを防ぐためにレインウェアというのは非常に重要な装備の1つに数えられると認識しています。
大きな筋肉には大腿四頭筋、大殿筋、ハムストリングスという順番で挙げられます。大腿四頭筋は太もも表。大殿筋はお尻。ハムストリングスは太もも裏といずれも足回りの筋肉です。これらの筋肉が冷えないようにするのがレインパンツの大きな役割の1つだと思っています。
トレイルランなど、身体に熱を作ることのできるハードな運動をしているときは汗の心配もあるので、小雨であればレインパンツを履かずに走ることが多いです。筋肉を冷やさないためのレインパンツと考えれば、必要なときと、そうでないときが解りやすいと思って活用しています。
ストライクトレイルパンツの優れた機能美
降水量が多い雨の場合は、気温が高くともレインパンツを履きます。ショーツは走っていれば比較的乾くのですが、シューズは1度ぐしょぐしょに濡れてしまうと乾かすのは困難です。なので、レインパンツとゲイターを使って、靴下からの雨の浸水と濡れを防ぎます。
このときに気になるのが足の蒸れです。全身レインウェアに包まれていると身体が蒸されて、衣類が雨に濡れないまでも汗で濡れてしまいます。しかしTHE NORTH FACEのストライクトレイルパンツは腰周りに切替えのベンチレーションを設け、防水でありながら、高い通気性を確保してくれるので、レインパンツの中の蒸れを防いでくれます。
雨が途中から降り始めた、もしくは止んだとしても、サイドに設けた長めの止水ファスナーを開けることで、シューズを履いたままの着脱が容易にできます。
ストライクトレイルパンツのシルエット
レインパンツってもたついて左右の足どうしがレインパンツに擦れたり、走っている最中の足元が見づらかったり、レインパンツを履くことで色々な支障が生じてしまう印象が強かったのですが、ストライクトレイルパンツのスリムなシルエットによって、これらのストレスは解消されました。
スリムだからといって足裁きに支障を来たすこともなく、軽快に走る、歩くという動作を可能にしてくれます。これは120グラム程の驚くような軽さと、程よいサイズ感によって感じることができるのだと思います。
トレイルランでも縦走でも、ショーツを履いて登山を楽しむことが多いので、ウインドブレーカーのような位置づけでもストライクトレイルパンツは活用していて、登山中はもちろん、行き帰りの冷房が寒い車中や室内でも活用しています。
同様の生地を採用した超軽量のストライクトレイルジャケットは以下で確認頂けます。